L チベット族(蔵族)
 チベット族は、ヒラヤマ山脈の北側に広がる標高三千b以上の大地に住む。彼等の先祖達は、七世紀から九世紀中頃にかけてアジアを席巻した王国・吐蕃を築きあげた。

 使用言語はチベット語だが、場所によって言葉が違う、方言差は激しい。チベット族は文字を、あらゆる知識の源泉として尊敬する。そして、チベット族のアイデンティティーの源はチベット宗教です。

居住地域 四川、青海、雲南の各省にまたがっており。
人口 約446万人 (90)
言語 チベット語
 
M リス族
 民族名である”リス”とは自称で、「高貴な人(族)などの意味があるとされる。リスの文字はラテン文字を基本にした文字である。

 リス族の生業は農耕を主体に、採集、狩りも行っていた。村落は異なる姓氏の家族からなり、”チュオ”と呼ぶ氏族組織を構成し、それぞれ動物や植物のトーテムを有していた。
リス族は開墾、新築、狩りなどを開始する前に、必ず占卜を頼み吉凶を占う習慣となっていた。

居住地域 雲南省をはじめ中国西南地区の山間地
人口 約57万5千人 (90)
言語 チベット・ビルマ語派のイ語群に属し


N チワン族(壮族)
 チワン族は中国の少数民族のうち最大の人口を有する。古くから漢民族の影響を受けて、チワン族の文化は漢族的要素とともに並存し複合的な様相を呈する。
  木造の干蘭(高床)式住居はチワン族の伝統である、女性は刺繍に長じる。主な年中行事は模一大王祭と夏の中元節や秋の中秋節である。

居住地域 広西壮族自冶区
人口 約1555万人 (90)
言語 タイ系諸言語の北方群に属し



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