�Rカザフ族 　カザフ族はイスラム教徒であり、遊牧や牧畜を主な生活の基盤としてきた民族である。 　カザフは、十五世紀中頃に遊牧ウズベクから分離した集団が、天山山脈西部のセミレチエ地方に移住したのち、トルコ系やモンゴル系の遊牧民を統合して形成された民族である。 　ウズベクが西トルキスタンのオアシス地帯に入って定住をはじめると、カザフはこれに代わって広大な草原地帯に勢力を伸ばした。 居住地域 新彊ウイグル自冶区、甘粛省、青海省 人口 約１１１万人　（90） 言語 トルコ諸語の北西・中央グループに属する

�S シボ族 　シボ族は満州語を話す民族である。 　シボ族は元来、モンゴル族の被支配民として、大興安嶺の南東に居住していた。農業を生業とし、狩り、漁労にも長じていた。ところで、清の時代に康煕帝がシボ族の強さに注目し、モンゴル族からシボ族をすべて買い取り、八旗の下位組織に編成した。以後、主として満州語を用いるようになったようである。 居住地域 遼寧省、新彊自冶区 人口 約１７万人　（90） 言語 満州語、シボ語

２１ ウイグル族 　ウイグル族はイスラム教徒の民族。 　伝統的に農業に、都市部では商工業に従事する。 　ウイグル族は歴史上、特有のトゥルク系言語とそれに基づく文化を育んできた。ウイグル族の言語は、基本的には民族の言語であるトゥルク系の現代ウイグル語である。現在でも、文学などの文化的側面や、コミュニティ、とくに家庭内の日常生活において、現代ウイグル語が用いられている。 居住地域 新彊ウイグル自冶区 人口 約８００万人　（97） 言語 トゥルク系の現代ウイグル語

ＢＡＣＫ

ＨＯＭＥ