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   白馬寺 (白马寺)

洛陽へようこそ!中国の古都と言えば、まず「洛陽」を思い浮かべる人も多いでしょう。数千年に渡る中国の歴史が刻まれたこの街には、まるでタイムスリップしたような感動が待っています。今回は、そんな歴史の都・洛陽の中でも特に有名なお寺、「白馬寺」にスポットを当てて詳しく紹介します。壮麗な建築や神秘的な伝説、美しい庭園に心癒やされ、豊かな食文化にも触れられる旅へ出発しましょう!

目次

1. 洛陽ってどんな街?

洛陽の基本情報

洛陽(らくよう)は、中国河南省に位置する都市で、中国の中原地域にありながら、大都市にも負けない豊かな歴史と文化を誇っています。「九朝の古都」と呼ばれるほど、昔から多くの王朝がここに都を置いていました。現在でも、市内には歴史の香りが残る町並みが広がり、歴史好きにはたまらないスポットばかりです。

現代の洛陽は人口約700万人の中規模都市。観光業だけでなく、工業や農業も盛んで、生活もしやすい街です。鉄道やバスの交通網も発達しているため、初めての方でもとても移動しやすいのが魅力。新旧が同居する独特の雰囲気が、他の中国の都市とはひと味違った魅力を放っています。

街の中心部にはショッピングモールやレストランが充実していて、活気があふれています。その一方で、郊外にはのどかな田園風景や伝統的な建築も残り、都会派にも自然派にも楽しめる場所です。どちらの顔も味わえるのが洛陽旅の面白さです。

歴史のまち洛陽

洛陽の歴史は非常に古く、なんと紀元前から王朝の都として栄えた都市です。夏、殷、周、後漢、魏、西晋、北魏、隋、唐の計9つの王朝が洛陽を首都にしたことから、「九朝の古都」と呼ばれているんです。日本で言えば、京都や奈良のような存在ですね。

仏教が中国に初めて伝来した地としても有名で、白馬寺がその象徴の一つです。また、有名な洛陽牡丹(ボタンの花)の花祭りや、隋唐の時代から続く工芸品作りなど、今も昔も人々を魅了し続けています。洛陽のあちらこちらには、これらの歴史の遺産が残り、世界遺産にも選ばれている「龍門石窟」など国際的に有名な観光スポットもあります。

旅行者としてこの地を歩くと、日常の中にさりげなく歴史が溶け込んでいるのを感じるはずです。大通りを歩いていると、現代のビルと古い城壁や門が並んでいる景色も珍しくありません。時間の流れを超えて、歴史と現代が調和する街、それが洛陽です。

洛陽の名物とグルメ

洛陽といえば、まず「水席(シュイス)」という伝統料理が有名!「水の宴」とも呼ばれるこの料理は、一度の食事で数十種類のおかずが、順番にお椀ごと出される点心スタイル。スープ料理が中心で、牡丹の花や季節の野菜などを使ったやさしい味が特徴です。地元のレストランに入ると、ぜひ一度は本場の「洛陽水席」を味わってみてください。

また、小麦粉を使った料理が多いのも洛陽の特徴です。「牛肉湯(ニューロウタン)」という牛肉スープや、「牛肉餡餅(ニューロウアンビン)」という牛肉入りの焼き餅も大人気。朝ごはんや軽食にぴったりなので、ぜひ地元の屋台や食堂でチャレンジしてみましょう。

お土産には、洛陽名産の「牡丹花茶」がおすすめ。お湯を注ぐと、大きな牡丹の花がふわっと開き、見た目にも美しく癒やされます。お茶好きの方にはたまらない逸品です。また、伝統的なお菓子や干し果物も要チェックですよ。

2. 白馬寺へのアクセスとベストシーズン

市内からの行き方

洛陽市内から白馬寺までのアクセスはとても簡単。市内中心部からはタクシーでも30分ほど、料金はおよそ30〜40元程度です。時間帯によりますが、朝早く出かければ渋滞に巻き込まれる心配も少なく、スムーズにたどり着けます。タクシーだけでなく、アプリ配車サービスの「滴滴出行」も非常に便利です。

公共交通では、市内バスの56路が白馬寺へ直通しており、料金もお手頃。バスだとやや時間がかかりますが、のんびりと地元の人たちと触れ合いながら向かうのも旅の楽しみ。主な発着点は「洛陽駅」や「王城公園」バス停なので、ホテルから近いバス停を探してみてください。

また、ツアーブックやホテルで予約できる「市内観光ツアー」にも白馬寺がよく組み込まれています。「自力で行くのはちょっと不安…」という方には、こうしたパックツアー利用もおすすめです。日本語ガイド付きのものも見つかる場合があるので、安心です。

おすすめの訪問時期

洛陽は四季がはっきりしているので、旅行する季節によって白馬寺の雰囲気もずいぶん違います。一番のおすすめシーズンは「牡丹祭り」が開かれる春(4月中旬~5月上旬)。境内には色とりどりの牡丹の花が咲き誇り、華やかな雰囲気に包まれます。花好きの方にはぜひ訪れていただきたい時期です。

次いで、秋(9月下旬〜10月)も心地よい季節。空気が澄んでいて、境内の木々が紅葉し始め、写真映え間違いなし。夏は日差しが強く気温も高いですが、境内の木陰や建物の中でのんびり涼む楽しみもあります。

冬は比較的人が少なく、静寂な白馬寺をじっくり味わいたい方には魅力的なシーズンです。雪が積もる日は、歴史的な建物と真っ白な雪のコントラストがとても幻想的で、日本では見られない景色が広がります。

観光に便利な周辺施設

白馬寺近くにも観光客に便利な施設があちこちにあります。白馬寺のすぐ近くには見学者用の「観光案内所」があり、簡単な日本語パンフレットや周辺マップをもらうことができます。境内には売店や軽食コーナーもあり、ちょっとしたお土産や飲み物も調達可能です。

また、周辺にはホテルやユースホステルもいくつか点在しています。価格帯もさまざまなので、旅のスタイルに合わせてチョイス可能。事前にネット予約しておくと安心です。「洛陽市中心部」から離れている分、静かで落ち着いた雰囲気が魅力です。

さらに、白馬寺周辺は散策にもおすすめ。地元のレストランや小さなお土産屋さんもぽつぽつあるので、観光の合間に立ち寄るのも楽しいものです。市内観光バスの停留所やタクシー乗り場もそばにあるので、次の目的地にも移動しやすいですよ。

3. 見どころ

天王殿とその荘厳な雰囲気

白馬寺の正門を入ってまず目に飛び込んでくるのが、「天王殿(てんのうでん)」です。ここには四天王像が安置されており、その威厳に満ちた姿には思わず圧倒されることでしょう。天王殿の中に入ると、東西南北を守る四体の仏像がずらりと並び、仏教の世界観がひしひしと伝わってきます。

天王殿の天井や壁には、色鮮やかな彫刻や極彩色の装飾が施されています。それぞれ細部までこだわって作られており、「どうやって作ったんだろう?」とつい見入ってしまう美しさ。建物そのものの歴史も数百年単位で積み重なっていて、現地ガイドの説明を聞きながら歩くと理解がグッと深まります。

また、ここは参拝客が最初に立ち寄る場所でもあり、儀式が行われていることも。中国風のお線香の香りがほのかに漂っていて、現地ならではの宗教文化を体感できます。「写真OK」となっている場合も多いので、巨大な仏像や彫刻の迫力をぜひカメラに収めてください。

大雄宝殿で感じる仏教の歴史

天王殿を通り抜けると、まっすぐ奥へ進んだ先に建つのが本堂となる「大雄宝殿(だいゆうほうでん)」です。ここは白馬寺最大の建物で、金色に光る釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)の像が中央に鎮座しています。大雄宝殿に足を踏み入れると、その荘厳な雰囲気に言葉を失うかもしれません。天井の梁や柱にも、細かい龍や鳳凰の彫刻が施されており、中国伝統建築の粋を感じさせます。

この大雄宝殿には、たくさんの仏像や法具が並んでおり、仏教が中国社会にどのように根づいてきたかを目の当たりにできます。日本の寺院にも似ている部分もあれば、中国独自の色彩やデザインが生かされているので、見比べながら歩くのも面白いポイントです。また、僧侶たちが日々お経をあげていて、その姿や響く読経の声は、敬虔な気持ちにさせてくれます。

大雄宝殿の外観も必見。屋根の上には「獅子脊(ししくび)」という中国伝統の装飾が乗っていて、見下ろすような姿は実に勇ましいです。館内では歴史資料の展示もあり、壁画や模型、写真などから昔の白馬寺の姿を知ることができます。仏教と中国美術、どちらにも興味がある方は、大雄宝殿をゆっくり時間をかけて見学してください。

百花苑と四季の美しい風景

白馬寺の楽しみは建物だけではありません。境内には「百花苑(ひゃっかえん)」という美しい庭園も広がっています。ここは名前のとおり、春から秋にかけてさまざまな花々が咲き誇り、どの季節にもその時々の景色が楽しめます。特に春の牡丹は見事で、日本から訪れる観光客にも人気です。

百花苑では、花の写真を撮影したり、ベンチでゆっくりひと休みしたりと、自由なスタイルで楽しめます。池や小川、曲線を描く石橋もあり、まるで庭園美術館を歩いているような気分。お弁当を持ってきてピクニックする地元の家族連れの姿もよく見かけます。喧騒から少し離れて、ほっとリラックスした時間を過ごすのに最適な場所です。

夏は濃い緑が目に優しく、秋は紅葉が鮮やかで、写真好きにはたまらないスポット。冬は静寂な雪景色が広がり、寺院の厳かな雰囲気と相まって、また違った感動があります。庭園内には季節の花をモチーフにしたアートオブジェや、詩が刻まれた石碑も点在しているので、散歩しながら探検するのも楽しいですよ。

伝説の白馬像とその物語

白馬寺の名の由来は、「伝説の白馬」と深い関係があります。昔、後漢時代の明帝が夢で金色の仏を見たとされ、その啓示に従ってインドから僧侶を招き、仏典や仏像を中国へ運ばせたと言われています。この時、経典や仏像を運んだのが「白い馬」だったのです。その功績を称え、白馬寺と名付けられました。

境内にはこの白馬の像が立っていて、観光客に大人気のフォトスポットになっています。白馬像は実物大で、細部までリアルに再現されており、まるで今にも動き出しそうな躍動感があります。説明パネルには白馬寺の創建秘話や仏教伝来の歴史が日本語でも紹介されていることが多いので、是非チェックしてみてください。

白馬像の前に立つと、はるか昔の旅路や異国文化との出会い、そして人々の信仰が脈々と受け継がれてきたドラマを想像せずにはいられません。歴史好きな方は、白馬伝説を調べてから訪れると、より深くこの場所を味わうことができるでしょう。白馬寺の象徴ともいえる白馬像、ぜひ実際にその前で思いを馳せてみてください。

東西交流の証・異国風の仏塔

白馬寺の敷地内では、中国伝統の建築物だけでなく、異国風の仏塔も見ることができます。これは仏教がシルクロードを通じてインドから中国へ伝わってきた歴史を象徴したもの。タイ、ミャンマー、インドなど、友好関係にある国々が建立した「異国仏塔」が複数点在しています。

各国の仏塔は、それぞれ独自のデザインで建てられており、中国とは趣の違うユニークな雰囲気です。例えば、タイの仏塔は黄金色に輝き、ミャンマーの塔は丸みを帯びた可愛らしい形、インドの塔はレンガ色で重厚さが感じられます。「同じ仏教でもこんなに違うんだ」と感じられるのは、白馬寺ならではの貴重な体験です。

この仏塔エリアでは、東西をつなぐ文化交流の歴史や、平和への願いが込められています。説明板やガイドブックも充実しているので、歩きながら世界各国の宗教美術を堪能しましょう。撮影スポットも豊富で、旅の思い出作りにもぴったりです。

4. 白馬寺で体験できること

庭園でゆったりと散策

白馬寺の広大な境内は、どこを歩いても緑と花に囲まれています。春には牡丹、夏には蓮の花、秋には紅葉、冬には雪景色と、カメラを持って四季それぞれの美しい風景を収めるのもおすすめです。ベンチも多く、散策に疲れたらひと休みして、木々のざわめきや鳥の声に耳を傾けてみましょう。

白馬寺の庭園はよく手入れされていて、一歩道を進むごとに違った景色が広がります。「百花苑」では季節ごとの花を愛でることができ、日本の観光客にも馴染みやすい雰囲気。カップルや家族連れでのんびり散歩するのにもぴったり。池や橋、東屋などが配置されていて、自然と建築が美しく調和しています。

早朝の白馬寺は、人も少なく空気が澄んでいて特におすすめ。朝の静かな空間で、やさしい朝日を浴びながら歩くと、心もすっきりリフレッシュできます。一方、夕方には夕焼けが寺院を照らし、幻想的な光景が広がることも。時間を変えて何度も歩いてみるのも楽しいです。

写経や座禅など文化体験

白馬寺では本格的な仏教文化体験もできます。人気なのは写経体験。ガイド付きで般若心経を一文字ずつ書いていく写経は、心が落ち着き、日常のストレスを忘れさせてくれます。日本の写経との違いも体験できるので、仏教や書道に興味がある方にはおすすめです。

また、座禅体験も可能。案内人が中国式の座禅の仕方や呼吸法を丁寧に教えてくれます。短い時間ですが、静かな堂内で心を整えることで、不思議と日常の喧騒が遠のきます。初心者でも気軽に参加できるプログラムが用意されているので、旅の思い出作りにぴったり。

体験コーナーでは、僧侶やスタッフの方とふれあう機会もあり、質問にもていねいに答えてくれます。中国仏教について知りたいことがあれば、この機会にいろいろ聞いてみるといいでしょう。参加したプログラム修了後に、オリジナルの記念品がもらえることもあります。

お寺の精進料理を味わう

白馬寺のもう一つの魅力は、「お寺の精進料理」。境内にあるレストランや食堂で、僧侶たちと同じ食事を体験できます。中国の精進料理は、日本のものよりもバリエーションが豊かで、野菜、豆腐、きのこなどを使った色とりどりの料理が並びます。見た目も美しく、味付けもやさしいので、ヘルシー志向の方にも大人気。

「白馬寺特製精進膳」は、旬の野菜や山菜をふんだんに使った季節限定メニューもあり、食べるだけでその土地の風を感じることができます。メインディッシュには、豆腐や小麦製の「もどき肉」料理が並び、ボリュームもたっぷり。普段あまり肉料理を食べない方にも食べごたえ十分です。

また、食事の後には必ず「牡丹茶」が登場します。香り高く、リラックス効果もあるこのお茶は、白馬寺ならではの特別な味わい。伝統のおもてなしを感じながら、ゆっくりとした昼下がりを楽しみましょう。食事処は混雑することもあるので、早めのランチタイムがおすすめです。

5. 周辺のおすすめスポット

龍門石窟への小旅行

白馬寺からの小旅行として、絶対に外せないのが世界遺産「龍門石窟(りゅうもんせっくつ)」です。白馬寺から車で約30分とアクセスも良好で、中国仏教芸術の最高傑作とも呼ばれています。石壁に彫られた無数の仏像は壮観で、歴史が好きな人だけでなく、美術や写真が好きな人にも大人気です。

龍門石窟は、北魏時代から造られ始め、1300年以上の歴史を持っています。規模も大きく、敷地全体に数万体にも及ぶ仏像が彫刻されています。見学ルートはとても歩きやすく整備されているので、家族連れや高齢の方にも安心です。ただし、夏場は日差しが強いので帽子や日傘があると快適です。

石窟を見終わった後は、周囲の湖や茶屋で一息入れるのもおすすめです。また、龍門石窟へは洛陽市内中心部からの観光バスやタクシーも利用できるので、白馬寺とのセット観光が定番コース。「中国古代のスケール感」を体いっぱいで感じられる、忘れられない思い出になるでしょう。

関林や他のお寺もめぐろう

洛陽には白馬寺以外にも、歴史ある寺院や名跡がたくさんあります。「関林(かんりん)」は、三国志で有名な関羽が祀られているお寺で、白馬寺と並ぶ人気スポット。中国の武人信仰が色濃く反映されていて、お寺の雰囲気もまたユニークです。

関林の正門から本堂までの参道は、壮麗な石灯籠や彫像が並び、三国志好き、歴史好きにはたまらない見どころばかり。境内では、洛陽伝統の建築様式や装飾を細部まで鑑賞できます。白馬寺との文化の違いも感じられて、寺院めぐりがより楽しくなります。

また、洛陽市内には「道教」の名所や、中国仏教以外の宗教寺院も数多くあります。時間があればぜひ足をのばして、洛陽の「多様な信仰」や伝統文化を見比べてみてください。その深さと歴史の奥行きにきっと驚くはずです。

地元市場で洛陽のお土産探し

旅のもうひとつの楽しみといえば「お土産選び」。白馬寺観光の後には、洛陽市内の市場やショップに立ち寄ってみましょう。「老城街」などのローカルな市場には、お菓子や地元の特産品がずらりと並んでいて、見ているだけでも楽しいです。

おすすめは「牡丹花茶」と伝統陶器。「牡丹花茶」はおしゃれなパッケージの商品が多く、お土産にするととても喜ばれます。陶器や工芸品は職人さんの手作りが多く、色や模様が一つとして同じものがありません。また、中国らしい刺繍入りの小物や、香袋(匂い袋)なども女性に人気です。

地元の屋台で売られているお菓子や乾物も要チェック。市場では気さくなお店の人が多いので、試食させてもらうのもアリ。中国語が話せなくても、ジェスチャーと笑顔でコミュニケーションできるので気軽にチャレンジしてみましょう。旅の思い出に、ここだけの限定アイテムをぜひゲットしてください。

6. 白馬寺観光のワンポイントアドバイス

写真撮影のコツ

白馬寺はどこを見てもフォトジェニックなスポットですが、やはり建物の全景や、大きな仏像、四季の花などは絶好のシャッターポイントです。朝の光が柔らかい時間帯か、日が傾く夕方には特に美しい写真が撮れるので、ぜひチャレンジして下さい。

仏像や僧侶を写真に収める場合は、必ず許可を取りましょう。「写真撮影NG」のサインがある場所もありますので、撮影前に確認を忘れずに。「ここで記念写真をどうぞ!」という場所も複数あります。白馬像や異国仏塔の前は大人気なので、順番を守って気持ちよく撮りましょう。

庭園や花の写真を撮るときは、ズームやマクロ撮影で花の細部までアップにしたり、背景に寺院の屋根や塔を入れると中国らしさが一層引き立ちます。人が少ない朝の時間帯は、ゆっくり撮影できるのでおすすめです。バッテリー切れには要注意。予備のバッテリーやメモリーカードも忘れずに持参しましょう。

混雑を避けるタイミング

白馬寺は一年を通して多くの観光客で賑わいますが、特に賑わうのは「牡丹祭り」シーズン(4月〜5月)と、中国の祝日(国慶節、春節など)。この時期は長蛇の列ができることがありますので、できれば平日か、朝早い時間帯の訪問がベストです。

週末や祝日は駐車場も混み合うことが多いので、公共交通機関の利用や、できるだけ早めに出発する計画を立てましょう。オフシーズン(冬場)は、観光客が少なく、どこも静かでじっくり楽しめるのが魅力です。ただし、寒いので防寒対策は万全に。

また、雨天時や天気が悪い日は比較的空いています。傘を差しながらの散策や雨上がりのしっとりした庭園も、また違った味わいがあります。人混みを避けてのんびりと寺院や庭園を味わいたい方は、こういったタイミングを狙うのもおすすめです。

観光マナーと注意点

中国のお寺では、日本と少し異なるマナーやルールがあります。例えば、参拝時には本堂や仏像に向けて帽子やサングラスは必ず外し、大声や騒音を立てないようにしましょう。また、僧侶や参拝者の邪魔にならないように心がけてください。

白馬寺では喫煙や飲食が禁止されているゾーンも多いです。ゴミは必ずゴミ箱へ。中国語や英語表記だけの注意書きでも、イラストが描かれていることが多く、直感的に分かるものがほとんどなので安心です。

もし分からないことがあれば、観光案内所や売店のスタッフに質問してみましょう。最近では翻訳アプリも普及しているので、スマホを活用するのも便利です。中国と日本、文化やマナーは違いますが、お互いにリスペクトの気持ちで旅を楽しみましょう。

まとめ

洛陽の白馬寺は、ただの観光スポットではなく、歴史と文化、自然と癒やしがぎゅっと詰まった特別な場所です。仏教伝来の舞台となった壮大な歴史、色とりどりの建築や庭園、豊かな体験プログラム、そして心あたたまる地元グルメ。どこを切り取っても、その魅力は尽きません。

せっかく洛陽を訪れるなら、ぜひゆっくりと時間を取って、白馬寺を満喫してみてください。そして周辺のスポットも組み合わせれば、旅の思い出はより深く、色濃いものになるでしょう。

このガイドが、あなたの洛陽・白馬寺旅行の参考になれば嬉しいです。未知の歴史を探り、やすらぎの時間を味わい、心豊かな旅をお楽しみください!

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