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北京でタクシーを利用するときの注意点は?

タクシーの基本情報

北京でのタクシー利用は比較的便利ですが、いくつか注意点があります。まず、北京のタクシーは赤と黄色の塗装で、車体には「タクシー」と明記されています。料金はメーター制で、初乗りは13元(2023年現在)で、距離に応じて加算されます。深夜(0時から5時)には料金が25%増しになることを覚えておきましょう。

アプリを利用する

北京では、タクシーを直接街中で捕まえることも可能ですが、スマートフォンを使ったアプリでの呼び出しが主流になっています。例えば、Didi Chuxing(滴滴出行)というアプリが非常に人気です。このアプリを使うと、GPSを利用して近くのタクシーを簡単に呼ぶことができます。さらに、アプリを通じて事前に料金の見積もりも出せるため、安心です。ですが、中国語のバージョンを扱うため、言語に不安がある場合は、友人や現地の人に助けてもらうとよいでしょう。

目的地を明確に伝える

タクシーに乗ったら、目的地を運転手に伝える必要があります。特に観光名所などの人気のある場所であれば、運転手も知っていることが多いですが、そうでない場合は、地図アプリ(例:百度地図や高德地図)を示すと良いです。また、両方のアプリは日本語に対応していないため、事前に英語や中国語の住所をメモしておくことをおすすめします。

支払い時の注意

最近、現金でなくアプリ決済が主流ですが、現金での支払いも可能です。クレジットカードやデビットカードも一部のタクシーでは利用できますが、事前に確認しておくと安心です。現金で支払う場合、小銭を用意しておくとスムーズです。また、小額紙幣や硬貨が不足している運転手も多いので、大きい金額の紙幣も持っておくと良いでしょう。

タクシーでのマナー

運転手に対して敬意を表することも重要です。中国では、「こんにちは」などの挨拶をしてから乗車するのが礼儀です。また、乗車中は必要以上に運転手に話しかけるのは控えた方が良いかもしれません。運転手が忙しそうであれば、会話は最小限に留めましょう。もし運転手が親切に話しかけてきたら、笑顔で返事をすることで楽しい雰囲気を作ることができます。

乗車時の安全対策

特に夜間にタクシーを利用する時は、自分の安全を第一に考える必要があります。できるだけ、明るい場所や人通りの多いところでタクシーを利用しましょう。さらに、アプリでタクシーを呼ぶ場合は、車両のナンバーや運転手の名前を確認し、正しいタクシーに乗るように心掛けてください。

トラブルが起きた場合の対処法

万が一、トラブルに巻き込まれた場合にはまず冷静に対処しましょう。チケットがないと乗車できない場合や、スムーズに料金が支払えない場合は、運転手と丁寧にやり取りすることが大切です。特に言葉の壁がある場合、周りの人に助けを求めるのも一つの手です。また、タクシーが目的地と異なる方向に進んでいると感じたら、事前に地図アプリを使って航路を確認し、運転手に指摘することで、お互いの誤解を解消することができます。

結論

北京でのタクシー利用には、いくつかの注意点やコツがありますが、これを理解した上で利用すれば、大きなストレスを感じることなく快適に移動できます。事前に準備を整え、状況に応じた柔軟な対応ができれば、素晴らしい北京の旅を楽しむことができるでしょう。

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