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   フェニックスグー風景区 (凤凰沟景区)

南昌というと中国華中地方の大都市。歴史も深いし、美味しいグルメもいっぱい。そして何より、のんびりとした雰囲気に包まれながら自然も満喫できるスポットもたくさんあります。そんな南昌の中で、最近じわじわと人気急上昇しているのが「フェニックスグー風景区(凤凰沟景区)」です。自然好きも、写真好きも、歴史好きもみんなが楽しめる南昌の穴場的存在。さあ、これからフェニックスグー風景区の魅力をたっぷりご紹介します。一緒に南昌旅のイメージを膨らませてみましょう!

目次

1. ようこそ南昌・フェニックスグー風景区へ

南昌の魅力って?

南昌という都市名を聞いたことがあっても、実際にどんなところなのかは意外と知られていませんよね。南昌は江西省の省都で、古くから文化や歴史が積み重ねられてきた重要な都市なんです。世界に誇る長江の支流・カン江が街を流れ、街中には中国らしい落ち着いた雰囲気と現代的な高層ビルが共存しています。

南昌といえば、「八一南昌起義」で有名な革命の歴史、そして近年は観光地としてもどんどん注目度がアップしています。グルメだって負けていません。辣味を効かせたご当地料理や、スナックも豊富で、食いしん坊さんにはたまらない場所です。

そんな南昌の魅力をさらに味わい深くしてくれるのが、今回ご紹介するフェニックスグー風景区。都会の喧騒を少し離れて、豊かな自然と歴史ロマンをしっかり体感できます。

フェニックスグー風景区ってどんな場所?

フェニックスグー風景区は、南昌市内から車でわずか30分ほどの場所に位置しています。「凤凰沟」という名前の通り、「不死鳥(フェニックス)」が舞い降りるような美しい谷間が広がっています。面積は広大で、まるで巨大な自然公園のような趣です。

園内は四季を通じて色とりどりの花が咲き乱れ、自然の地形を生かした遊歩道や湖、そして古い建物も点在しています。都会の近くにありながら、まるで田舎に来たようなゆったりとした空気。ここでは心も体もリフレッシュできます。

さらに、フェニックスグー風景区では自然だけでなく、多彩なアクティビティや季節ごとのイベントも大きな魅力。小さなお子さんからシニア、カップルまで、幅広い層が楽しめるスポットなんですよ。

アクセス方法とベストな旅行シーズン

南昌市中心部からフェニックスグー風景区までは、公共バスやタクシー、観光専用バスでアクセスできます。市内の主要交通ターミナルやホテルからはシャトルバスも出ていますので、旅行者にも便利です。タクシーだと片道30〜40分ほど、交通渋滞がなければあっという間に到着です。

ベストシーズンは何と言っても春と秋。春はチューリップや桜が満開になり、爽やかな気候のもとでゆっくり散策が楽しめます。一方、秋は紅葉や秋花の絶景が広がり、美しい写真を撮りたい人にもぴったり。夏場はやや蒸し暑いですが、湖や森の中は比較的涼しいので避暑にもなります。

また、フェニックスグー風景区では季節に合わせて花の大イベントや収穫祭なども開催されます。旅行の計画を立てるときは公式サイトなどでイベント情報をチェックしてみるのもおすすめです。

2. 園内を散策しよう

ゆったり歩ける自然歩道

園内に一歩足を踏み入れると、まず目に入るのが木陰に覆われた長い遊歩道。道沿いには四季折々の緑や草花が彩り豊かに咲き誇り、散歩だけでも贅沢な気分に浸れます。平坦で歩きやすい道が多く、子供連れや年配の方にもやさしい設計です。

自然歩道は「森のトンネル」と呼ばれるエリアや、地元で有名な竹林をくぐるゾーンなど小さな発見にあふれています。季節ごとの野鳥のさえずりや、川のせせらぎにも心癒やされること間違いなし!途中にはベンチや休憩所も充実しているので、自分のペースでのんびり散歩できます。

また、自然歩道の一部は早朝ランナーにも人気のコース。朝の清々しい空気をたっぷり吸い込みながら、景色を楽しむひとときは格別です。写真好きの方にもぴったりのフォトスポットが随所にあります。

季節ごとに楽しめる花畑エリア

フェニックスグー風景区といえば、一面に咲き乱れる花畑エリアがとにかく有名です。春はチューリップ、桜、ラベンダーなどの花に彩られ、虹のようなカラフルな風景が広がります。毎年花の種類やレイアウトにも変化があり、リピーターでも飽きません。

夏はひまわりや百日紅(サルスベリ)が見ごろになり、エネルギッシュな雰囲気。大胆な花のウェーブが園内を明るく染め上げます。秋にはコスモスやハギも見事で、空気もひんやりしてきて散歩にはぴったりのシーズンとなります。

冬には珍しい冬ぼたんや葉牡丹もあり、雪がわずかに降る日にはロマンチックな雰囲気を醸し出します。花畑にはゆるやかな小道や写真撮影用のデコレーションも設置されており、友達同士やカップル、家族みんなで楽しめるエリアですよ。

湖と小川のリラックススポット

自然散策でちょっと休憩したい、のんびり景色を楽しみたいという方には湖や小川のリラックスエリアが絶好のオアシスです。園の中央には大きな人工湖が広がり、水面にはフェニックスグー風景区の名物である白鳥やカモがぷかぷかと浮かんでいます。

湖畔には小さなカフェやウッドデッキの休憩スペースが整備され、ここでアイスクリームやお茶を味わいながらゆっくり過ごすのもおすすめです。湖には手漕ぎボートのレンタルもあり、デートで乗ればロマンチックな思い出になること間違いなし。

園内を流れる小川沿いには石橋や東屋、さらには子供たちも水遊びできる浅瀬エリアも点在。水音に包まれながらリラックスでき、心も体もほっと休まります。夏は木陰で休みながら涼をとる家族連れの姿も多く見られます。

3. 見どころ

鳳凰台とその絶景パノラマビュー

フェニックスグー風景区でまず訪れてほしいのが「鳳凰台」と呼ばれる展望台。丘の上に位置しているので、園全体を見渡せる絶景ポイントです。春や秋の晴れた日には、遠くの山並みや田園風景まで一望できます。

展望台までは緩やかな階段とスロープが続いていて、上る途中にも美しい季節の花や郷土の植物をじっくり観察できます。頂上に着くと、爽やかな風が吹き抜け、景色をバックに記念写真を撮る定番スポット。インスタ映え間違いなしの背景です。

夜になると、ライトアップされた湖や園内の建物が幻想的に輝きます。夜景を眺めながら静かなひとときを過ごすのもおすすめ。カップルや家族で「また来たいね」と思えるスポットです。

歴史ある古建築と伝説の物語

風景区の中を歩くと、随所に古い中国建築様式の建物やお堂が点在しているのに気づきます。中でも「清晏楼」や「鳳凰亭」などは現地の伝説とも結びついており、フォトジェニックなスポットであると同時に、歴史的価値も高い建物です。

一説によれば、この土地には古くから「不死鳥が舞い降りて幸福をもたらす」という伝承が伝えられてきたそうです。願いごとをそっと込めて鳳凰台や鳳凰亭を訪れると、良い運気がやってくるとか。旅の途中でそんな素敵なストーリーに触れられるのも、フェニックスグー風景区のおもしろいところ。

建物の内部は歴史展示コーナーや、地元作家のアート作品なども鑑賞できます。中国伝統の工芸体験も時々開催されているので、旅の思い出として気軽に参加してみるのもおすすめです。

カラフルな花海とインスタ映えフォトスポット

園内で特に人気なのは「花海(フラワーシー)」エリア。何といっても、ここは一面に咲き誇る鮮やかな花々と、アートなオブジェ、色とりどりのベンチやアーチが写真好きに大人気。「ここに来たよ!」とSNSで自慢したくなるロケーションがいたるところにあります。

さらに、時期によっては巨大なハート形のトピアリーや、花でできた動物のオブジェ、カラフルなスイング椅子など、遊び心満載のデコレーションも。行くたびに新しい撮影スポットが登場しているので、リピーターも写真を撮りに何度も訪れます。

また、プロのカメラマンによる記念撮影ブースも時々開催されていて、友達や家族、カップルで本格的な「旅の一枚」を残すのにも最適です。グッズを借りて気軽に仮装体験もできるので、思い出づくりにもぴったりですよ。

季節限定!フェスティバルや伝統行事

フェニックスグー風景区では、季節ごとにさまざまなフェスティバルや伝統行事が開催されます。春は「チューリップフェスティバル」や「桜祭り」、夏になると地元の子供たちの参加する「ひまわりフェア」など、開催期間中は現地の人々も大集結して大盛り上がり。

秋は「コスモス鑑賞会」や「秋の収穫祭」が開かれ、現地野菜や果物の試食、伝統的な踊りや音楽のステージも楽しめます。こうしたイベント期間中は特に多くの屋台やワークショップも登場し、おいしい料理やグッズもゲットできます。

また、伝統的な中国の祭り(端午節や中秋節)には、短期間ですが特別な飾りやパフォーマンスが加わります。中国文化に触れたい方には見逃せない体験。お祭りの日程は事前に確認しておくと良いでしょう。

4. 地元グルメも楽しもう

景区内のレストランと人気メニュー

フェニックスグー風景区内には、いくつものレストランやカフェが点在しています。特に自然の景色を眺めながらいただく食事は格別。湖畔のレストラン「水辺庵」では、旬の食材を使ったヘルシーな中国料理が中心です。家族連れにもカップルにも大人気の場所。

もう一つおすすめなのが、ガーデンテラス風の「花厨(カチュウ)」カフェ。こちらでは、園内で収穫されたハーブや新鮮な野菜を使ったサラダやスイーツが楽しめます。カラフルな「花びらケーキ」や華やかなお茶セットはSNS映え必至。お腹も心も満たされます。

各レストランでは南昌ならではの郷土料理も味わえます。ピリリと辛い「粉蒸肉」や、自家製の発酵豆腐を使った一品など、他ではなかなか味わえない地元の味もぜひ試してみてください。

南昌ならではのローカルスナック

景区の散策途中には手軽につまめるローカルスナックも豊富に揃っています。一番人気は「瓦罐湯(ワーグアンタン)」という南昌の有名なスープ。豚骨や漢方、きのこ類などを素焼きの壷でじっくり煮込んだスープで、体に染みるおいしさです。

また「麻辣豆腐(マーラードウフ)」やもち米団子の「糯米糍(ヌオミーツー)」も人気。ピリ辛好きにはたまらない屋台フードもいっぱいです。さらに、地元の人向けの「南昌焼き団子」や、果物の串刺しなど、子どもから大人まで楽しめる軽食が所狭しと並んでいます。

観光に疲れてちょっと一息つきたいとき、こうした気取らないスナックは大助かり。リーズナブルなので、いくつか食べ比べたり、家族や友達同士でシェアして楽しむのもおすすめです。

お土産におすすめのグルメアイテム

旅の締めくくりには、南昌ならではのお土産グルメも見逃せません。景区内の売店では、地元で有名な「南昌米粉」や「辣椒ソース」、ハーブティーなど、持ち帰りしやすいフードアイテムが沢山。パッケージがかわいいので配り土産にもぴったり。

また、園内で取れたハチミツやオーガニックジャムも人気上昇中。自然豊かなフェニックスグーならではの味覚は大切な人へのプレゼントに喜ばれます。中国伝統のお菓子「月餅」や季節の果物を使ったスイーツも並びます。

試食コーナーも用意されているので、自分の好みに合うものを探してみてください。お土産で旅の思い出を語れるって、嬉しいですよね。

5. 家族や友達ともっと楽しむために

子どもも大満足の遊び場

家族連れには子どもが楽しめる遊び場が充実しているのもフェニックスグー風景区の良さ。まず「こども冒険パーク」では、自然の中に作られたアスレチックや滑り台、水遊び場など、子どもの「やりたい!」がギュッと詰まっています。

園内の広々とした芝生エリアや木陰のハンモックエリアでは、ピクニックをしながら子どもたちが思い切り走り回れます。安全に配慮された遊具が多いので、パパママも安心してくつろげますね。

また季節限定で動物ふれあいコーナーが開設されることも。うさぎやヤギへの餌やり体験や、昆虫観察など、学びと遊びがミックスされた体験は、子どもの「楽しかった!」を引き出してくれます。

大人も嬉しいリラックスエリア

大人向けにはたっぷりリラックスできるエリアもいろいろ用意されています。人気なのは「湖畔デッキ」や「森のカフェテラス」。読書やおしゃべりをしながら、のんびりと自然を満喫できます。リラックスチェア付きのスペースや、ハーブの香りがするフィールドもあります。

また、園内にはヨガや太極拳のワークショップも時々開かれており、旅の途中で心身ともにリフレッシュするのにぴったり。自然素材を使ったクラフト体験や、ハンドメイド雑貨のワークショップも大人気です。

さらに、カップルでまったりできる「二人掛けブランコ」や「森のフォトスポット」なども必見。都会の喧騒を忘れて、しばし自分だけの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

フォトスポット&思い出の残し方

フェニックスグー風景区には、あちらこちらにユニークなフォトスポットが点在しています。花畑バックのハート型ベンチ、湖畔のアートオブジェ、絵本の世界から飛び出したようなカラフルな家など、どこでシャッターを切っても楽しい一枚になります。

記念撮影したい方には、園内のフォトサービスや、人気の「ドレスアップ撮影」もおすすめ。中国衣装やカジュアルな衣装をレンタルして、まるで物語の登場人物になったような写真が撮れるプランもあります。

さらに、旅を終えた後には園内で撮った写真を使った「オリジナルフォトブック」の作成サービスもあり、記念品としても人気。スマホにたまった写真をぜひ思い出のカタチに残してみてくださいね。

6. 旅のヒント&お役立ち情報

便利な園内設備ガイド

フェニックスグー風景区は大規模な観光地なので、設備もとても充実しています。園内には多目的トイレ、授乳スペースやオムツ替え台、コインロッカーなども完備されていて、小さなお子さん連れや年配の旅行者にも安心です。

休憩スポットごとに自動販売機、水飲み場、ベンチが設置されているので、急な水分補給やちょっと一息つきたいときにも困りません。車椅子やベビーカーも無料でレンタルでき、バリアフリー対応のエリアが多いのも嬉しいポイント。

お土産ショップや地元野菜の直売所、ATMもあるので、何か忘れ物があっても心配なし。案内所では日本語パンフレットの用意も(事前に確認を!)。迷子対策の相談も親切に対応してくれます。

混雑を避けるコツと穴場情報

有名な観光スポットだけに、週末や大型連休には混雑しやすいのがフェニックスグー風景区。もし人混みを避けてゆっくり楽しみたいなら、平日や朝早めの時間帯がおすすめです。人気の展望台や花畑も、午前中は人が少なめです。

また、穴場エリアを攻めるのも通な楽しみ方。例えば、森の奥の「さざなみ池」や山沿いの「こもれび小道」は、観光客が少なく、静かな癒やしの空間が広がっています。地元の人でも知らない隠れスポットを探す楽しさも味わえます。

園内マップや公式SNSで「今だけのおすすめスポット」や「混雑予想」などの情報も発信されているので、事前にチェックしておくと失敗知らずで観光できますよ。

周辺観光地と合わせて楽しむプラン

フェニックスグー風景区を起点に、南昌市内や周辺の観光スポットもぜひ巡ってみてください。例えば、南昌市中心部にある「滕王閣」や「八一公園」、歴史情緒あふれる仏教寺院「佑民寺」など、アクセスの良さが魅力です。

さらに、車やバスで足をのばせば「梅嶺国家森林公園」など山の自然を楽しめるスポットもあり、自然満喫派にはぴったり。南昌市動物園や大型ショッピングモール、博物館もファミリー旅行におすすめのコースです。

フェニックスグー風景区の観光を組み合わせて、1日たっぷり南昌の魅力にふれてみるのもいいですし、宿泊して夜の南昌グルメを楽しむプランも充実しています。

まとめ

南昌のフェニックスグー風景区は、自然と歴史、グルメ、アクティビティが全部詰まった「満足度100%」の観光スポットです。四季折々の花々に囲まれ、心身ともにリフレッシュできる場所。家族でのんびり過ごすのも、友達とワイワイ楽しむのも、もちろん一人旅でリフレッシュするのも大歓迎。

南昌中心部からのアクセスも良く、都心でありながら、この広大な自然と静けさは他にない魅力。何度でも訪れたくなる不思議な魅力がたっぷり詰まっています。次回の中国旅行プランには、ぜひフェニックスグー風景区を加えて、自分だけの素敵な思い出を作ってくださいね!

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