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   巡田土長篁竹海 (寻甸土长篁竹海)

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雲南省の中心都市・昆明。中国の「春城」として知られるこの街は、一年中穏やかな気候と豊かな自然に恵まれています。今回は、そんな昆明から少し足を伸ばした場所にある「巡田土長篁竹海」(じゅんでんどちょうこうちくかい)をご紹介します。壮大な竹林に包まれて癒される場所で、地元の人々だけでなく、最近はSNSなどでも話題なんです。旅行好きなあなたに、きっと新しい感動が待っています。

目次

1. 昆明ってどんな街?

昆明の気候と雰囲気

昆明(クンミン)は「春の都」と呼ばれ、その最大の特徴は年間を通して安定した気候です。夏は涼しくて蒸し暑さが少なく、冬も氷点下になることはほとんどありません。四季を通じて花が咲き、まるで永遠の春が続いているような心地よさ。観光にはとても適した都市なんです。

町の雰囲気はとにかくのんびり。市内には大きな公園や湖、涼しげな通りがたくさんあります。都会的な部分もありつつ、自然との距離も近いので、ゆったりと滞在したい方におすすめ。地元の人たちもおおらかで、観光客にもフレンドリーです。

昆明の空気は比較的きれいで、中国の都市の中では過ごしやすい部類。朝市や夜市では地元の生活を垣間見ることができ、新鮮野菜や果物、珍しい郷土料理も。初めての中国への旅でも安心して歩ける、そんな魅力あふれる街です。

市内の人気スポットとアクセス

昆明市内には多くの観光スポットがあります。特に有名なのが翠湖(ツイフー)公園や、世博園(せいはくえん)、そして中国最大級の石灰岩地形が広がる石林(シーリン)。どれも一度は訪れてみたい名所です。

空港は長水(ちょうすい)国際空港。日本から直行便は少ないのですが、上海や北京、広州からは簡単にアクセス可能。空港から市内まではシャトルバスや地下鉄が走っているので、交通の心配は不要です。バスやタクシーもリーズナブルに利用できます。

市内は地下鉄や路線バスが網の目のように走っています。観光客も手軽に使える交通カードもあって、意外と移動が簡単。このあたりも、昆明が旅行者に優しいポイントですね!

旅する人に優しい昆明の日常

中国の都市の中でも、昆明は治安が良いことで知られます。観光に慣れていない方でものんびり過ごせるので、リピーターも多いんです。街には外国人向けのホテルやカフェ、旅行案内所などもたくさんあり、日本語や英語の案内も充実。

地元の人々はおおらかで親切。困ったことがあれば、身振り手振りで助けてくれることも。市場や路地裏に入っても、和やかな雰囲気が流れています。観光地以外の場所もぜひ歩いてみてください。

また、昆明は地元グルメも充実。朝は「過橋米線(カーチャオミーシェン)」という米粉の麺が有名で、昼は雲南料理の定食や点心、夜は屋台で串焼きや餃子など、1日中食べ歩きが楽しめます。中国きっての住みやすい街で、心もお腹も満たされますよ!

2. 巡田土長篁竹海への行き方

昆明市内からのアクセス方法

巡田土長篁竹海(じゅんでんどちょうこうちくかい)は、昆明市の北東、尋甸(じゅんでん)県にあります。市内からはおよそ60~70キロ、クルマで1時間半~2時間ほどの距離です。旅の拠点となる昆明からのアクセスは比較的便利。

1番人気の移動手段は、中国の配車アプリ「滴滴(DiDi)」やタクシーチャーターサービスを使った貸切。人数が多い場合は運転手付きのミニバスもOK。料金は行き先や人数・時間によって変わりますが、グループ旅行だとお得感があります。

また、冒険好きな方は高速バスと地方のタクシーを組み合わせてもOK。昆明の各バスターミナルから尋甸方面へのバスが出ていて、約1時間~1時間半。尋甸のバスターミナルに着いたら、そこからはタクシーまたは配車アプリで約30分。ちょっとローカル感を楽しみたい方にはこちらもおすすめです。

周辺の交通情報

巡田土長篁竹海の周辺は観光地化されてはきていますが、地下鉄や鉄道は通っていません。車で移動するのが基本となります。周辺には小規模な駐車場も整備され、ドライブ旅行でも便利です。休日や祝日には混雑することがあるので、午前中の早め出発がスムーズです。

観光シーズンになると、団体観光客向けのシャトルバスや、昆明市内から出るツアーバスも時折運行されます。ツアーバスは市内のホテルや旅行会社で手軽に予約でき、日本語や英語が対応可能なガイドもついていることも。初めて訪れる方や不安な方はこの方法が一番安心です。

巡田周辺はローカルなエリアなので、公共交通は本数が少ないです。特に帰りの足を事前確保するのが肝心。帰る時間を早めに決めておいて、送迎サービスやタクシーに予約連絡しておくと安心ですよ。

おすすめの訪問時期と準備

巡田土長篁竹海のベストシーズンは、初夏から初秋(5月~10月)。この時期は竹林の緑が特に濃く、青空とのコントラストが鮮やかです。ただし、夏はたまにスコールのような雨が降るので、軽めのレインコートを持っていくのがコツ。

冬場でも十分に訪問可能ですが、竹林の葉がやや落ちます。それもまた幻想的な雰囲気ですが、基本的には暖かい時期の方が散策に適しています。特に新芽が伸びる季節は、生命力にあふれた竹の姿が圧巻。朝の光や夕暮れ時の竹林も美しく、写真好きにはたまらない時間帯です。

持ち物としては、歩きやすい靴と、虫よけスプレー。竹林の中は日差しを遮って涼しいですが、日焼け止めもあると安心です。現地に売店や小さなレストランもありますが、水分や軽食を持参して、ピクニック気分で楽しむのもおすすめです。

3. 見どころ

果てしなく続く壮大な竹林

巡田土長篁竹海の一番の特徴は、なんといってもその広さ。見渡す限り竹、竹、そして竹!まるで映画やアニメのワンシーンに入り込んだような感覚が味わえます。日本の竹林よりもはるかにスケールが大きく、どこまでも鮮やかな緑が続きます。空気も清々しくて、思わず深呼吸したくなります。

竹林の中を歩くと、木漏れ日がゆらゆらと揺れるのがとても幻想的。風が吹くと、竹がサラサラと音を立てて揺れるのも魅力。忙しい日常を忘れ、自然の息づかいを感じられる時間が流れています。訪れる人たちも、みんなのんびり。静かな中に鳥のさえずりや虫の声が響きます。

竹林の中には小道や展望スポットもあります。ところどころにベンチが置かれ、ひと休みしながら風景を楽しめる。とにかく「癒し」の場所。都会の喧騒とは全く違う時間が、ここではゆっくりと流れているのです。

竹に囲まれたハイキングコース

巡田土長篁竹海には、さまざまなレベルのハイキングコースが整備されています。ゆっくり歩けるコースや、竹林奥のちょっと本格的なコースまで、気分や体力に合わせて選ぶことができます。カップルや友人同士、家族連れも安心して楽しめます。

道の途中には、小さな渓流や小橋、さりげなく置かれた石の階段など、風情ある景観ポイントもたくさん。竹の根元には小さな野草が咲き、運が良ければリスや小鳥に出会えることもあります。起伏があまりないコースが主なので、初心者でもトライしやすいです。

ところどころに案内板や地図も設置されていて、初めてでも迷いにくいのが嬉しいところ。時間に余裕があるなら、お弁当を持ってピクニックするのもGOOD。季節によってはガイド付きのウォーキングツアーもあるので、竹や植物について詳しく知りたい方にはこちらもおすすめです。

地元文化に触れる竹細工体験

巡田土長篁竹海のもう一つの魅力は、竹細工の文化体験です。地元の職人さんたちが丁寧に教えてくれるワークショップがあり、子どもから大人まで気軽にチャレンジできます。簡単な竹の笛や箸作り、本格的なカゴや花器まで、いろいろなものが作れます。

ワークショップでは、実際に竹を切ったり、加工したりする体験もできます。普段なかなか触れることのない素材に触れ、手を動かす時間はとても楽しいもの。作品は記念に持ち帰れるので、旅の素敵なお土産にもなります。

また、地元の方と直接交流できるチャンスも。竹を使った伝統的な音楽や舞踊のパフォーマンスが行われることもあり、竹林の中で不思議な一体感を味わえます。中国の田舎文化に触れたい、ちょっとディープな体験をしたい方におすすめです。

カメラ好き必見の写真スポット

巡田土長篁竹海は、カメラ好き・インスタ映え狙いの方にも大人気!竹林の小道は光と緑のグラデーションが美しく、まるで別世界にいるような写真が撮れます。日の差す早朝や夕暮れどきは特に幻想的で、プロのカメラマンも足しげく通うほど。

ところどころにある「竹のトンネル」や、竹のアーチが作り出す影絵は絶好のフォトスポット。家族や友人との記念写真も、とびきり絵になります。竹に挟まれたベンチや休憩所は、自然体のナチュラルポートレートにもおすすめです。

また、竹細工の展示やイベントが行われる広場も、個性的なシーンが満載。子どもやペットと一緒に、動きのある写真を撮るのにもぴったり。SNSでシェアしたくなる一枚を、ぜひここで狙ってみてくださいね!

4. 自然とアクティビティを楽しもう

昼と夜で異なる竹林の魅力

竹林といえば昼間のイメージが強いかもしれませんが、実は夜もとても魅力的なんです。昼間は太陽の光がほどよく差し込み、地面には細かな光と影の模様がゆらめきます。竹の間をそよぐ風、青々とした木漏れ日、その爽やかさといったら、時間が過ぎるのを忘れるほど。

ところが、夕方から夜になると、竹林の雰囲気はガラリと変わります。静寂の中に虫の声だけが響き、竹の隙間から月明かりがもれる幻想的な景色に。「夜のバンブー・フォレスト」はまさに神秘そのもの!開園日にはライトアップイベントもあり、色とりどりの照明に照らされた竹林が幻想的な世界を作り出します。

カップルでのんびり歩くのはもちろん、家族で夜のお散歩もおすすめ。昼の活気と夜の静けさ、両方の表情を楽しめるのは、巡田土長篁竹海ならでは。夜は気温が下がるので、羽織るものを持って行くと安心です。

季節のイベントやフェスティバル

巡田土長篁竹海では、年間を通じて様々なイベントが開かれます。一番人気は「竹祭り」。これは地元の人たちが集い、竹を使ったパフォーマンスや屋台グルメ、伝統モチーフのパレードが行われる楽しいフェスティバル。参加者も思わず笑顔になる、活気あふれるイベントです。

また、春先には竹の新芽を祝う小規模なお祭りや、夏休みにはファミリー向けの自然体験イベントも。竹林ハイキングレースや謎解きラリーなど、子どもと一緒でも飽きずに楽しめます。伝統工芸のワークショップも季節ごとにテーマが変わるので、リピーターでも新鮮な体験ができます。

観光シーズンには、夜のライトアップイベントや音楽演奏会も開催されます。地元の伝統舞踊や音楽に触れるチャンスも多く、旅の思い出がさらに深まります。イベント情報は、事前に公式サイトや観光案内所でチェックしておくといいですね。

子ども連れ・家族で楽しむポイント

巡田土長篁竹海は、家族でのんびり過ごすのにぴったりのスポット。子どもが思いきり走り回れる広場や、簡単な自然遊びエリアもあります。竹を使った遊具や、巨大竹鉄砲作りワークショップなど、アクティブなお楽しみも充実しています。

竹林のハイキングコースは、ほとんどが緩やかな傾斜。小さなお子さんやお年寄りでも無理なく歩けます。休憩場所やトイレも適度に整備されているので、家族でのピクニックにもぴったり。ベビーカーも楽々使える舗装エリアも一部ありますよ。

また、竹細工体験や自然観察会は子どもの食いつきも抜群。小さな昆虫や小鳥を探してみたり、竹を題材にした絵本コーナーがある場所も。家族みんなでの思い出作りに最適です。もしお子さんが疲れてしまったら、カフェや休憩所でアイスクリームでもどうぞ!

5. グルメとおみやげも満喫!

竹を使った地元グルメ

巡田土長篁竹海ならではのグルメといえば、やっぱり「竹」をテーマにした料理。特に人気なのが「竹筒ご飯」。これは竹の筒にお米と地元野菜、香辛料や鶏肉を入れて蒸し上げたもの。ほんのり竹の香りが移り、ほくほくして美味しいですよ。現地のレストランや屋外屋台で気軽に味わえます。

もう一つおすすめは「竹筍料理」。竹林直送の新鮮な筍を使った煮物や炒め物は、季節限定の贅沢な味!微妙な甘みとシャキシャキ食感がご飯によく合います。春から初夏にかけては、旬の筍料理をぜひ味わって。

さらに、地元の人に人気なのが「竹の湯葉」や「竹粉入り餅」。竹の成分を生かしたヘルシー系スイーツやドリンクもラインナップされているので、小腹が空いたときにはぜひトライ。自然の素材を生かした優しい味が旅の疲れも癒してくれるはずです。

人気のおみやげショップ

せっかく巡田土長篁竹海を訪れたなら、ここでしか手に入らないおみやげもチェック!竹細工の専門店では、職人手作りのカゴ、箸、コースターから、かわいらしいミニ竹ランタンやインテリア雑貨まで並びます。どれも自然素材のぬくもりが伝わる一品ばかり。

特に人気なのが、竹で作った「お守り」や「ミニ竹笛」。小さくて軽いので、スーツケースの中にも気軽に入れられますし、友人へのプレゼントにもぴったりです。竹細工体験で自分の作品をお土産にすることもでき、思い出と形がセットで残ります。

また、竹を使った自然派コスメやスキンケア商品も女性に人気。地元の天然竹エキスを使った石鹸やクリーム、ハーブティーなどは家でも旅の余韻を楽しめます。ラッピングも可愛くて、バラマキ土産にも最適です。

食事処・カフェのおすすめ

巡田土長篁竹海周辺には、雰囲気満点の食堂やカフェが点在しています。竹林の中に佇むロッジ風レストランでは、地元素材にこだわったヘルシーなセットメニューや、雲南ならではの薬膳スープ、山菜料理などが味わえます。お天気が良ければテラス席も気持ちいいですよ。

ボリュームある「竹筒ご飯」をメインに、竹葉で包んだおこわや、珍しい竹のスイーツも。子ども用に優しい味付けのメニューや、ベジタリアン向けの一品もあるので、誰でも安心して注文できます。スタッフもフレンドリーで、料理の説明やおすすめも気軽に教えてくれるのが嬉しいポイント。

カフェエリアでは、竹製マグカップで提供されるお茶や、地元産コーヒー、季節のフルーツジュースなどリラックスタイムにぴったりなラインナップ。自然に囲まれてのんびりお茶を楽しむひとときは、旅の中でも特別な時間になります。

6. 旅のヒントと注意点

快適に過ごすための持ち物リスト

巡田土長篁竹海で快適に過ごすためには、事前の準備が大切です。まずは歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズがおすすめ。竹林の道は整備されているものの、場所によっては土や小石が多いので、滑りにくい靴がベストです。

陽射し除けの帽子、サングラス、日焼け止めも忘れずに。竹林は日陰が多いですが、広場や道路では直射日光を浴びることも。特に夏場は水分補給用のボトルや、タオルもあると重宝します。

虫よけスプレーや、急な雨に備えて軽量レインコートもマストアイテム。スマホやデジカメの充電器もお忘れなく。現地でも軽食や飲み物は買えますが、心配な方はお菓子やおにぎりを持参するのもいいですね。必要最低限の現金やカードも準備しましょう。

現地で便利なサービス・アプリ

中国旅行と言えば、デジタル活用が必須!まずは配車アプリの「滴滴(DiDi)」を日本で事前ダウンロード。支払いにAlipayやWeChat Payが使えると現地のお店でもとても便利です。現地ガイドや観光地情報も「馬蜂窩(マーフォンウォ)」というアプリで手軽にチェックできます。

公共Wi-Fiは完備されている場所が多いですが、海外旅行者用のSIMカードやWi-Fiルーターの準備もお忘れなく。翻訳アプリ、オフライン地図アプリもあると安心。現地の観光案内所やウェブサイトも定期的に最新情報を発信しています。

また、「小紅書(RED)」や「Weibo」など中国版SNSも要チェック。口コミや現地の新しいイベント情報、臨時休園のお知らせなどもリアルタイムで確認できます。困ったことがあれば、現地の案内スタッフに気軽に声をかけてみましょう。

安全に楽しむためのアドバイス

竹林の中は比較的人通りがあり安全ですが、人気のない場所に立ち入らない、夜は複数人で行動するなど、基本的な注意は忘れずに。お子さん連れの場合は、急な坂や滑りやすい場所には注意しましょう。雨天時には足元がぬかるみやすいので、無理せずに。

現地の自然や動植物にはむやみに触れないように。特に野生動物や昆虫には注意が必要です。竹林内は禁煙エリアも多いので、マナーを守って行動しましょう。ゴミは必ず持ち帰り、自然を大切にする気持ちも大事です。

貴重品の管理も念入りに。大きなバッグはコインロッカーやホテルに預けて、必要最小限のものだけ持ち歩くのが安心。忘れ物をしないよう、入場前後に持ち物を確認しましょう。

まとめ

巡田土長篁竹海は、昆明旅行の新しいハイライトとして地元でもじわじわ人気を集めています。雄大な竹林の景色、美味しい地元グルメ、体験型のアクティビティや心温まる人々とのふれあい――自然を愛する人、写真や文化体験が好きな人、家族連れ、カップル、誰でも楽しめるスポットです。

日帰りでも十分楽しめますし、泊まりがけでゆっくり自然に癒されるのもおすすめ。昆明から一歩外に出て、ローカルな中国の日常を肌で感じてみてください。きっと思い出に残る旅になるはずです。

みなさんもぜひ、次の中国旅行で「巡田土長篁竹海」に足を運んでみませんか?春城・昆明から始まる癒しの竹林トリップ。新しい発見と感動が、きっとあなたを待っています!

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