東莞理工學院 (东莞理工学院) – 主な学部・学院と専攻

1. 工学部

東莞理工學院の工学部は、同学が最新の工業技術と実践的なスキルを身につけられるように幅広い専攻分野を提供しています。中国南部の産業都市・東莞という立地を活かし、産学連携やインターンシップの機会も多く、就職率が非常に高い点が本学部の大きな魅力です。さらに、各専攻ごとに専門性の高いカリキュラムが整えられており、特に製造業・自動車産業・電子産業など現地の発展分野に即した実践教育が行われています。

機械設計製造及び自動化専攻
本専攻は、機械の設計・生産・自動制御技術の基礎から応用まで総合的に学びます。CAD/CAM、ロボット制御、工場のオートメーション（自動化）など、中国の大工業拠点としての東莞のニーズに直結した専門知識を身につけることができます。また、現地企業との協力によるプロジェクト型実習が多く、卒業後は自動車・機械製造・電子機器分野で即戦力として活躍できます。
電気工程及びその自動化専攻
電力システム、制御技術、電気機器の開発や運用を学びます。中国ではスマートホームやIoT、電気自動車開発など次世代産業との連携が盛んであり、そうした最前線の技術動向も重視しています。実験設備も充実し、インターンシップを通じて現場の課題解決力を養います。
電子科学与技術専攻
半導体、集積回路、通信機器の設計や、さまざまな電子デバイスの開発を中心に学びます。近年は5GやAI関連分野にも力を入れており、電子機器メーカーや通信会社への就職も多く実績があります。
工業設計専攻
プロダクトデザイン、工業美術、ユーザーエクスペリエンスから機能設計まで幅広く学び、グローバルな視点で製品開発に関わることのできる人材を育成しています。実際の企業案件をテーマにした作品制作やデザイン発表会も盛んです。
材料科学与工程専攻
新素材の研究開発および、既存材料の改良、応用方法について科学的・工学的な視点で学びます。特にバッテリー、合成樹脂、超軽量素材等への応用が進み、産業界からのニーズも高まっています。
自動車工程専攻
中国自動車市場の発展に対応し、自動車の設計・製造・メンテナンス技術を集中的に学ぶ専攻です。エンジン、シャーシ、電気自動車技術、車載電子技術など次世代モビリティ技術も重視しています。

2. コンピュータ科学与技術学院

コンピュータ科学与技術学院は、IT技術革新の最先端をリードする人材の育成を目指しています。中国のデジタル経済発展に即したプログラムが揃い、AIやビッグデータ、サイバーセキュリティなど、世界的にも注目される分野を学べるのが特徴です。ラボの充実と、現役エンジニアによる課題指導、ソフトウェア開発現場に即したチームプロジェクトも多数。現地企業との連携インターンも多く、日本および世界各国からのIT企業への就職実績も豊富です。

コンピュータ科学与技術専攻
ソフトウェア・ハードウェアの基礎、アルゴリズム、システム開発能力を養い、応用開発力・問題解決力を身につけます。
ソフトウェア工学専攻
ソフトウェア開発プロセス、プログラム設計、品質管理、アジャイル開発などシステム全体を設計・管理するスキルを重点的に学びます。
情報安全専攻
サイバーセキュリティ、暗号理論、ネットワーク防御、個人情報保護技術を学び、企業や公共機関での情報インフラ保護に貢献できる知識を修得します。
人工知能専攻
機械学習・ディープラーニング・自然言語処理などAIの要素技術や応用、ロボティクス、画像認識、AI倫理も学習対象です。
データ科学与ビッグデータ技術専攻
ビッグデータの保存・解析、データマイニング、IoTデータの処理、クラウド技術などデータ駆動型産業の基礎力を習得します。

3. 経済与管理学院

経済与管理学院は、実務に強いビジネス専門家の育成で有名です。中国・広東経済圏の中心的役割を担う東莞の地域特性を活かし、理論と実務のバランスの取れた教育が特色です。日系・外資系企業とのネットワークも強く、日本語能力を生かして中国と日本を繋ぐ架け橋となる卒業生も多数輩出しています。企業研修や実践ゼミも盛んです。