MENU

   大召寺 (大召寺)

呼和浩特と聞くと、多くの方はあまりピンと来ないかもしれません。でも、実はこの街は内モンゴル自治区の中心都市で、異文化が豊かに溶け合った魅力的な場所なんです。その中でも特に有名な観光スポットが「大召寺(だいしょうじ)」。その歴史や美しさはもちろん、現地のグルメや周辺のお楽しみスポットまで、ご紹介したいポイントが盛りだくさん。この記事を読めば、きっと呼和浩特と大召寺の虜になって、中国旅行の旅先リストに加えたくなるはずです。それでは、呼和浩特・大召寺の魅力を詳しく探っていきましょう!

目次

1. 呼和浩特ってどんな街?

呼和浩特の基本情報

呼和浩特(フフホト)は、中国の北部、内モンゴル自治区の省都です。北京から約500kmほど北に位置し、都市内の人口は約300万人を超えています。歴史的には600年以上も前から栄えてきた場所で、「青い都市」という意味のモンゴル語が語源となっています。現代化と伝統文化が調和した街並みが特徴で、ショッピングモールや高層ビルも立ち並ぶ一方、歴史を感じるお寺や旧市街も残っています。

市内には現代的な美術館や博物館、伝統的な寺院、民族色豊かな飲食店など、見どころがたくさん。夜になるとカラフルなライトアップが楽しめるエリアもあり、写真好きや散歩好きの方にもおすすめです。また、中国北部ならではの冬の寒さや、壮大な青空が広がる夏など、四季折々の雰囲気も魅力のひとつです。

呼和浩特は学生も多く、活気ある若者文化も楽しめます。オシャレなカフェやバー、新しいモンゴル料理店など、街歩きしているだけで面白い発見がいっぱい。治安も比較的良く、観光地としても安心して旅ができる街です。

多民族が共存する街

呼和浩特の大きな特徴のひとつが「多民族が仲良く暮らす街」であること。漢民族、モンゴル族、回族など様々な民族がこの地で共存しており、その影響が文化、建築、食事、生活習慣などありとあらゆる場面に感じられます。街中を歩けば、色とりどりの民族衣装や看板にも目を惹かれるはず。

民族ごとに宗教も異なり、例えば、モンゴル族はチベット仏教、回族はイスラム教、漢族は仏教や道教などを信仰しています。そのため、寺院やモスクが同じエリアに並んでいることも珍しくありません。大召寺もその一つで、チベット仏教の文化が色濃く残る寺院として有名です。

この多様性から、呼和浩特では一年を通して様々な民族の伝統的祭りやイベントが開催されます。旅行中にそうした行事に出会えたらラッキーかも。それぞれの民族料理や手工芸品を味わったり、学んだりできるので、異文化体験が好きな方にはたまらないスポットです。

アクセスと移動手段

呼和浩特には、国際線もある内モンゴルの玄関口「呼和浩特白塔国際空港」があります。北京や上海などの中国国内主要都市からは直行便が運航しているので、日本からも比較的スムーズにアクセスが可能です。空港から市内まではタクシーやリムジンバスで30分ほど。バスも充実しているので個人旅行でも心配ありません。

市内の移動はバスや路面電車、地下鉄(メトロ)など公共交通機関が中心です。バス路線も非常に多く、主要な観光地を網羅しています。タクシーも料金が安く、乗りやすいので気軽に使えます。最近は配車アプリ(中国版Uberとも言える「滴滴出行(ディディチューシン)」など)も浸透していて、とても便利です。

また、呼和浩特は広大な草原地帯へもアクセスしやすい街です。夏場には市内から草原ツアーが出ていたり、電車で近隣の都市や観光地へも日帰り旅行が可能。中国の中でも「旅しやすい都市」と言えます。街歩きと合わせて、ぜひ郊外の雄大な自然も楽しみたいですね。

2. 大召寺への行き方と便利情報

市内からのアクセス方法

大召寺(だいしょうじ)は呼和浩特市の中心部から比較的近い場所に位置し、アクセスも良好です。市内のランドマークのひとつである「新華広場」からは、タクシーで10分弱。バスも多く、「大召寺」行きの路線バスが頻繁に発着しています。路線番号や停留所は宿泊先や観光案内で事前にチェックすると安心です。

地下鉄を利用する場合、「鼓楼駅」や「新華広場駅」から徒歩15~20分程度。街歩きついでに向かうのもオススメです。道中にはローカルな商店や、小さな屋台が並ぶエリアもあるので、ちょっとした食べ歩きやショッピングも楽しめます。

市内観光ツアーのオプションにも大召寺が含まれることが多いので、はじめての方や言葉に自信がない方はツアー参加もアリ。移動はストレスなく、寺院の魅力をしっかり解説してもらえます。

ベストシーズンとおすすめの時間帯

呼和浩特は四季がはっきりしていて、特に大召寺の観光におすすめなのは「春・秋」です。春(4月~6月)は気候がとても爽やかで、花が咲き乱れる中庭をゆっくり楽しめます。秋(9月~10月)も過ごしやすく、青い空と寺院の金色屋根のコントラストがとっても絵になるシーズンです。

夏(7月~8月)は晴れる日が多く観光にも向いていますが、時々夕立や暑さが厳しいことも。逆に冬(11月~3月)はかなり寒くなり、マイナス10度を下回る日もあるので、防寒対策は必須。でも、雪化粧の大召寺は幻想的な雰囲気に包まれ、写真好きにはたまらないタイミングです。

観光客が少なく、ゆっくりと寺院の静けさを味わいたい場合は午前中が狙い目。特に朝8時~10時は現地の信者さんしかいないこともあり、とても落ち着いた空気が流れています。お昼前後になると、団体ツアーが増えて賑やかになるので、混雑を避けたい方は早めの訪問がおすすめです。

入場料や注意点

大召寺の入場にはチケット購入が必要です。2024年現在の参考料金は、大人で約35元(日本円で約700円弱)。学生やシニア割引もあるので、対象の場合は身分証明書の提示をお忘れなく。現地の窓口で購入可能ですが、オンライン予約なら繁忙期でもスムーズに入場できます。

参拝マナーにも注意が必要です。大召寺はチベット仏教の聖地の一つで、多くの信者さんが訪れるため、撮影禁止エリアがあり、声をひそめて見学することが求められます。また、仏像や装飾品には手を触れないようにしましょう。寺院内では帽子を脱ぐ、露出の少ない服装を心がけるなど、最低限のマナーを大切に。

寺院周辺は石畳の道や階段が多いので、歩きやすい靴がベストです。特に雨上がりや雪の季節は足元が滑りやすいのでご注意を。寺院内には売店やトイレも完備されているので、長居も安心。ただし、飲食物の持ち込みは控えましょう。

3. 見どころ—大召寺のハイライト

豪華な金色仏像—チベット仏教美術の傑作

大召寺の最大の見どころは、本堂に安置された大きな金色の仏像です。この仏像は16世紀後半、大召寺の創建とほぼ同じ時期にチベットから迎えられたもので、チベット仏教美術の最高峰とも言われます。全身が黄金色に輝いており、とても荘厳な雰囲気。初めて目の前に立つと、その大きさと華やかさ、細部まで緻密に彫り込まれた装飾に圧倒されます。

この仏像は「釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)」と呼ばれ、チベット仏教にとって非常に大切な存在。金箔で仕上げられ、衣紋のひだや装身具、頭髪や表情に至るまで丁寧に作りこまれています。光が当たると、まるで本当に生きているかのような輝きを放ちます。そのお姿を写真に収めたくなりますが、撮影禁止の場合もあるのでご注意を。

お参りをする人々は、静かに手を合わせ、線香を焚きます。その厳かな空気の中に身を置くと、今まで感じたことのない「心の静けさ」を味わえるでしょう。仏像の足元にはお供え物が絶えず、信仰の厚さを象徴しています。歴史的にも美術的にも価値の高い逸品なので、ぜひじっくり観察してみてください。

歴史深い壁画と木彫り装飾

大召寺の内部をさらにじっくり歩いていくと、美しいチベット仏教の壁画や木彫りの装飾が至るところに見られます。これらは寺院の創建当時から受け継がれているもので、約500年の時を経ても色鮮やかに残っています。壁画には仏教の物語や、天女、神々、動物たちが描かれていて、とても幻想的です。

こうした壁画や彫刻は、単なる装飾ではなく、チベット仏教の教えや歴史、哲学を後世に伝えるための大切な役割を担っています。特に「六道輪廻」や「涅槃」、「守護神」などのシーンは、多くの日本の仏教寺院とも共通点があり、違いを比べてみるのも楽しいポイント。それぞれのモチーフには意味があるので、ガイドや説明板を見ながら鑑賞すると理解が深まります。

建物の梁や天井、柱にも一つ一つユニークな彫刻が施されています。たとえば、龍や鳳凰、蓮の花などの縁起の良いモチーフがたくさん。どこを見てもため息が出るような職人技で、写真映えは間違いなし。歴史好き、美術好きの方は時間をかけてゆっくり見て回ることをおすすめします。

寺院内の静寂な中庭と庭園

大召寺は本堂や塔、礼拝堂だけでなく、敷地内に静寂な中庭や美しく整えられた庭園があります。春から夏にかけては色とりどりの花が咲き、小鳥のさえずりや、優しい風の音が聞こえてくる癒しの空間です。長い旅の疲れも、一気に吹き飛ばされることでしょう。

庭園には池や小さな橋、古い石碑なども点在しており、のんびりと散策するだけでも心が落ち着きます。お寺の僧侶や信者たちが静かに歩いていたり、時には地元の子どもたちが遊んでいる姿も。ゆっくり座って「何もしない時間」を楽しむのも、この寺院ならではの過ごし方です。

また、早朝や夕方には、チベット仏教の経を唱える声が静かに響きます。中庭で耳を澄ませば、まるで異世界に迷い込んだような神秘的な雰囲気を体験できます。慌ただしい観光地巡りの合間に、ぜひリラックスできるこちらのスペースへ立ち寄ってみてください。

伝統行事や現地の祭り体験

大召寺では一年を通して、チベット仏教やモンゴル族に由来する伝統行事やお祭りが数多く開催されています。特に「モンラム祭(チベット暦の新年祭)」や「法会」と呼ばれる祈祷イベントは、現地ならではの雰囲気にどっぷり浸れる最大のチャンス。僧侶たちの読経や繊細な儀式、カラフルな民族衣装が目を引きます。

祭りの日には、地元の人々だけでなく観光客も多く訪れ、皆で一緒にご利益を願ったりします。特別な祈祷やパレード、伝統舞踊が行われ、屋台にはモンゴル風の飲食物やお土産品が並びます。写真や動画を撮るのもOKですが、神聖な儀式の時は静かに見守ることが大切です。

また、通常の日でも仏教儀式の一部を体験できることがあります。線香をあげて僧侶からお守りをいただいたり、地元の方と気軽に交流したりできるのも嬉しいところ。旅の日程が合えば、ぜひ何らかのイベントやお祭りをチャンスに訪れてみましょう。

4. 大召寺をもっと楽しむポイント

ガイドツアーや音声ガイドの活用

大召寺には、現地ガイド付きのツアーが用意されています。ガイドさんはチベット仏教やモンゴルの歴史に詳しい方が多く、普通に見学するだけでは分からない隠れたエピソードや文化を教えてくれます。日本語ガイドは少なめですが、英語ガイドなら比較的手配しやすいので、事前予約がおすすめです。

音声ガイドの貸し出しサービスもあり、主要な見どころや仏像、壁画について詳しい説明が聞けます。日本語対応はまだ限られていますが、中国語や英語が分かる方なら、より深く寺院の歴史や芸術を堪能できます。スマートフォンの翻訳アプリを活用するのも一つの方法。

特に歴史的な背景や宗教的な意味合いは、専門家の説明があると面白さが何倍にもアップ。意味のある旅の思い出にしたいなら、ツアーや音声ガイドをうまく活用しましょう。分からないことがあったら、ガイドさんに積極的に質問してみてくださいね。

仏教文化体験と写経

大召寺では仏教文化体験の一環として、「写経」(お経を書き写す体験)や「数珠づくり」などのミニ体験イベントが開催されていることがあります。写経は日本の寺院でも人気のアクティビティですが、中国ではチベット仏教ならではのお経や文字を体験できるのが魅力です。心を落ち着けてじっくり取り組む時間は、旅先の思い出としてとても特別なものになります。

体験コーナーは事前に申込が必要な場合も多いので、現地スタッフや観光案内所で情報をチェックしましょう。写経のセットや仏教グッズもその場で購入可能です。英語や中国語の簡単な説明つき用紙もありますし、周りの方に教えてもらいながら挑戦することができます。

また、僧侶の読経やベルの音、生花のお香など、五感すべてでチベット仏教文化を感じられるのも魅力。心が洗われる体験になり、お守りやご祈祷を一緒に受けるのもおすすめです。静かな時間を過ごしたい方はぜひチャレンジしてみてください。

現地グルメのおすすめ

寺院観光の合間に楽しみたいのが「現地グルメ」。大召寺周辺にはモンゴル風のバーガー「シャオズ」や、羊肉串焼き(ヤンロウチュアン)、ホーショウなどの名物料理のお店が豊富です。特に羊肉料理はクセが少なく、香草とスパイスの効いた味付けが特徴。ビール片手に食べ歩くのも最高です。

また、甘いもの好きにはモンゴル風ミルクティー(スーテーツァイ)や揚げパン「ヨウティアオ」もオススメ。カフェやベーカリーも点在しているので、ちょっと一息つくのにも困りません。朝早くから営業しているお店も多いので、朝ごはんがてら寺院を目指す旅人もいます。

お土産には、チーズや乳製品を使ったモンゴル菓子、手作りのドライフルーツやナッツも人気です。観光の合間に地元の味をあれこれ試すことで、旅の楽しさが倍増します。ぜひ空腹を抱えてお寺へ向かってください!

5. 大召寺の周辺スポットもチェック!

民俗博物館とモンゴル文化体験

大召寺から歩いてすぐの場所に「内モンゴル自治区博物館」や小規模な民俗博物館があります。これらの施設ではモンゴル族やその他の少数民族の歴史・文化・衣装などを、実物展示やパネル解説でたっぷり学べます。モンゴルの遊牧民の住居「ゲル」の模型や、伝統楽器、生き生きとした民族衣装も必見。

体験型ワークショップがある博物館も多く、馬頭琴の演奏体験や、モンゴル文字の書道体験、民族ダンスのレクチャーなども!旅の合間にちょっと立ち寄るだけでも、モンゴル文化がぐっと身近になります。日本語パンフレットのある館もあるので、ぜひチェックしてみてください。

また、モンゴル語でのガイドツアーにも参加可能。現地スタッフと交流したり、記念撮影をしたりととってもアットホームな雰囲気です。大召寺だけでは味わえない「本場のモンゴル」体験をぜひ楽しんでみましょう。

ブティックカフェや地元市場散策

寺院観光の帰り道、昔ながらの路地をのんびり散歩するのもおすすめです。周辺にはおしゃれなブティックカフェや、かわいい雑貨店、現地のアーティストによるハンドメイドショップが点在しています。中国らしい茶館もあり、ジャスミン茶やモンゴルミルクティーを味わいながらのんびり休憩するのは至福の時間です。

地元市場やローカルな食堂でモンゴルのおやつやフルーツを買うのも楽しい体験。市場では地元のおばちゃんと気軽におしゃべりしたり、珍しい調味料やモンゴル食材を格安でゲットすることもできます。市場の活気とにぎやかな雰囲気も旅の思い出の一つ。

夜になるとストリートフードが充実し、「夜市」も見逃せません。手作り餃子や焼きとうもろこし、アイスクリームなど、食べ歩きが好きな方はテンションが上がるはず。呼和浩特の庶民的な生活を垣間見られるこのエリア、ぜひお散歩のコースに入れてみてください。

近くの他の寺院や歴史遺跡

大召寺の周辺には、他にも歴史ある寺院や遺跡がいくつも点在しています。とくに有名なのは「五塔寺」。ここは大召寺と並ぶ呼和浩特の代表的な仏教寺院で、五つの仏塔が特徴的な美しい建造物です。壮大な建築や精巧な壁画は、寺院好きなら外せません。

ほかにもイスラム教のモスクや道教の廟(びょう)など、様々な宗教施設が徒歩圏に密集しています。多民族都市ならではの独特な景観や祈りの空気に触れられるので、時間が許せばゆっくりめぐってみましょう。

さらに少し足を延ばせば、モンゴルの王族や英雄たちの歴史に触れられる古墳や遺跡も。ガイドツアーやレンタサイクルを利用して、歴史探訪の一日を満喫することができます。遺跡周辺には記念撮影スポットやピクニックエリアもあるので、家族や友人と一緒にのんびり過ごしてみてください。

6. 旅のまとめとおすすめプラン

1日で巡る自分流コース

「呼和浩特を一日満喫」するなら、朝は早起きして大召寺の静かな時間にまず訪問。その後、敷地内の庭園でリラックスしてから、市内のカフェでゆっくりランチ。午後は民族博物館でモンゴル文化をじっくり体験。体力と時間があれば五塔寺にも足を運び、市場や夜市で地元グルメを食べ歩き…こんなコースがベストです!

移動は路線バスや配車アプリを賢く使えば便利。体験したいワークショップやガイドツアーは、事前予約しておくと安心です。もし天気が悪い日は、美術館やショッピングモールでお買い物するのも充実した過ごし方。

帰りにはモンゴル音楽CDやチベット仏教のお守り、手作りのお菓子など、お土産を忘れずにゲットしましょう。写真もたくさん撮って、思い出をたっぷり持ち帰ってくださいね。

家族・友人との楽しみ方

家族旅行なら、大召寺の広い庭園をゆっくり散歩したり、お経を写す体験コーナーでみんなでチャレンジ。子供連れでも安心して過ごせる環境です。グルメ好きのお友達となら市場や夜市巡り、食べ歩きが盛り上がること間違いなし!各自の興味に合わせて、みんなで行き先やプランを決めるのも楽しいひとときです。

写真好きやインスタ女子には、中庭や壁画、仏像を背景にした撮影スポットを巡るのもおすすめ。伝統衣装をレンタルして、特別な一枚を残せるプランもありますよ。1日では足りないくらい見どころが多いので、余裕を持ってスケジュールを組みましょう。

また、おじいちゃん・おばあちゃん世代にも、歴史や仏教文化がしっくりくる大召寺。みんなで長いベンチに座りながら、地元のお茶やお菓子を楽しむゆったり旅も素敵です。多世代旅行にもぴったりのスポットです。

訪れる前に知っておきたい豆知識

呼和浩特では英語が話せる方がまだまだ少ないので、簡単な中国語や挨拶だけでも覚えておくと便利。「你好(ニーハオ/こんにちは)」や「谢谢(シェシェ/ありがとう)」はぜひトライしてみて。市内は比較的治安が良いですが、混雑時や夜はスリに注意しましょう。

また、寺院訪問のマナーとして、露出控えめ・派手すぎない服装がおすすめ。写真撮影は必ず現地のルールを守ってください。現金も少し用意しておくと、市場や小さな食堂で役立ちます。

気候はとても乾燥しているので、リップクリームやミニ加湿器があると便利。現地の水はあまりお腹が強くない方には合わない場合もあるので、ミネラルウォーターの携帯もお忘れなく。


終わりに

呼和浩特と大召寺の旅は、ただの「お寺見学」では終わらない奥深い体験が待っています。チベット仏教の世界遺産級の建築美、多民族が織りなす豊かな文化、現地の素朴なグルメや温かい人々の笑顔…。日本ではなかなか味わえない異国情緒と、どこか懐かしくホッとできる時間が広がっています。

初めて中国を訪れる方はもちろん、中国通の旅好きな方もきっと新しい発見があるはず。もし旅のプランに迷ったら、ぜひ呼和浩特・大召寺を選んでみてください。きっと人生の思い出に残る、最高の旅になることでしょう。

  • URLをコピーしました!

コメントする

目次