MENU

   大雁塔 (大雁塔)

西安といえば、多くの日本人には「歴史都市」「シルクロードの起点」というイメージがあるかと思います。でも実際に足を運んでみると、古のロマン溢れる街並みだけでなく、現代の便利さや活気、優しい人々と美味しいグルメなど、思わず何度も訪れたくなる魅力がぎゅっと詰まっています。そんな西安でも、とくに外せないスポットが「大雁塔(だいがんとう)」です。今回は、大雁塔の歴史や見どころだけでなく、訪れる際に役立つ西安の豆知識やグルメ、とっておきの旅ルートまで、存分にご紹介します。

目次

1. 西安ってどんな街?

西安の魅力とは

西安は、長い歴史を持つ中国の古都で、かつては「長安」という名で呼ばれていました。唐の都として繁栄し、シルクロードの起点としても知られています。中国歴代王朝の中心地だったことから、遺跡や古建築、文化財が街のあちこちに残っています。はるか昔の出来事がまるで昨日のように感じられる、そんな空気が流れているのが西安です。

また、西安は多文化が共存する都市でもあります。古くから中央アジアや西方との交流が盛んだったため、街には中国らしい伝統的な景色と、イスラム文化の名残が入り混じっています。モスクや異国風の市場など、ちょっと違った中国を味わえるのもこの街ならではのポイントです。

観光という面では、「兵馬俑(へいばよう)」や「城壁」「鐘楼」「鼓楼」など、見どころが盛りだくさん。それでいて現代的なショッピング街やカフェも充実しているので、レトロな雰囲気を味わいながら、便利に、そして楽しく滞在できるのが西安の最大の魅力です。

歴史が息づく街並み

西安の町を一歩歩くと、今でも歴史がちょっと身近に感じられる瞬間がたくさんあります。市街地の中心には壮大な城壁がぐるりと残り、夜になるとライトアップされて幻想的な雰囲気に早変わり。レンタサイクルや徒歩でお堀沿いをぶらぶら散策したり、城壁の上を歩いてみたり……現代の暮らしと千年の歴史が混ざり合う、不思議な感覚に包まれます。

大通りから少し路地に入ると、伝統的な家並みや古いお寺、静かな胡同(フートン)に出会えます。古いけれども活気がある、まるで時間が止まったような空間には地元の人たちの日常がしっかり息づいていて、旅人もどこかほっとできるのが嬉しいポイント。観光地だけにとどまらず、街歩きそのものがワクワクの連続です。

歴史好きな方には、五丈原や華清池、碑林博物館などの名所もおすすめ。昔の偉人たちの足跡や伝説に直に触れられるので、西安の歴史にもっと深く親しむことができます。散策中、思いがけず史跡プレートや古い写真を見つけて「こんな時代があったんだ」と想像を膨らませるのも、この街ならではの楽しみです。

観光の拠点としての便利さ

西安は交通の便も非常に良く、中国国内外からのアクセスも容易です。西安咸陽国際空港は日本各地からの直行便や経由便も多く、空港から市街地までも地下鉄やエアポートバスで快適にアクセスできます。また、市内の主な観光スポットは地下鉄やバスで簡単に移動できるので、初めて訪れる方でも安心です。

ホテルやゲストハウスも豊富で、豪華ホテルからリーズナブルな宿まで選択肢が広がっています。さらに観光マップや案内、英語や日本語が通じるツーリストセンターも増えてきており、外国人旅行者にも親切な街づくりが進められています。街の規模は大きいですが、観光スポットが密集しているので効率よくめぐることができます。

さらに、西安はグルメやショッピングも存分に楽しめます。中心部の鼓楼や鐘楼界隈には、話題の百貨店やローカルなお土産屋さんが軒を連ねていて、観光の合間にぶらぶらショッピングも大満足。まち歩きや食べ歩きをしやすい街並みも、西安ならではの魅力です。

2. 大雁塔の基本情報をチェック

アクセス方法・行き方

大雁塔は西安市の南部、曲江新区(きょくこうしんく)というエリアに位置しています。市の中心部からは非常にアクセスしやすく、地下鉄3号線「大雁塔駅」で下車すれば、出口から徒歩5分ほどでたどり着きます。駅前は観光案内も充実しており、初めての方でも迷うことはありません。

タクシーや配車アプリを使っても便利です。西安駅や鐘楼からタクシーならおよそ20分、渋滞がない時は15分ほどで到着します。タクシー料金も日本と比べてリーズナブルなので、グループや家族旅行ならタクシー移動もおすすめ。また西安のシェア自転車を使って、城壁沿いや公園経由でのんびりサイクリングしながら向かうのも、現地ならではの楽しみ方です。

観光バスも観光客向けに運行されていて、主要ホテルや観光地から大雁塔行きのルートがたくさんあります。アプリでルート検索も簡単なので、公共交通をうまく組み合わせて西安市内を効率よく回りましょう。

営業時間とチケット情報

大雁塔の通常の開館時間は朝8:00から夕方17:30までです。季節によって若干変動することがあるので、訪問前には公式サイトで最新情報をチェックするのがおすすめです。また、大晦日や特別な祝日には夜間ライトアップに合わせて開放時間が延長される日もあるので要チェックです。

入場チケットは2種類あります。大雁塔の敷地や広場に入るだけなら広場入場券でOK、本体の塔の内部に入って上まで登りたい場合は塔の入場券が必要になります。2024年春の時点で塔内の入場料はおよそ50元前後(日本円で1000円弱)です。チケット売り場は現地でもオンラインでも購入できますが、観光シーズンは混むので早めに手配しましょう。

学生証やシニア割引のあるチケットも用意されています。オンラインでは日本発行のクレジットカード対応のサイトも増えているので、海外旅行に慣れていない方でも安心して購入可能です。入口付近はセキュリティチェックがあるので、手荷物は最小限に整えておくのがスムーズです。

観光のベストシーズン

大雁塔を訪ねるのに一番おすすめなのはやっぱり春(4月~5月)と秋(9月~10月)です。この時期の西安は気温がちょうどよく、空気も澄んでいるので、快適に観光することができます。桜や花々が咲く春は、塔周辺の公園や広場が色づき、写真撮影にも絶好です。

夏(6月~8月)の西安は非常に暑くなりますが、朝早めや夕方の時間帯ならば快適に巡れます。夜にはライトアップされた塔を楽しんだり、広場の噴水ショーで涼んだりするのも夏の楽しみ方です。秋は紅葉が始まり、澄んだ青空と大雁塔のコントラストが美しく、からっとした空気で歩きやすい季節です。

冬でも比較的観光客が少なく、静かな雰囲気で塔をゆっくり巡ることができます。寒さ対策さえすれば、西安の冬景色と雪化粧の大雁塔という、他では味わえない風景を楽しめます。特に旧正月の時期には、特別な装飾やイベントも行われることがあるので、冬の旅もおすすめです。

3. どんな歴史があるの?

建設の背景とエピソード

大雁塔は、唐の時代・652年に建てられた仏教建築で、正しくは「慈恩寺大雁塔」と呼ばれています。巨大な塔を作るきっかけは、有名な僧・玄奘(三蔵法師)がインドから持ち帰った経典や仏像などを保管・整理するためでした。もとは木造で建てられたのですが、火災や戦火で何度も修復され、今の石造の姿になったのは8世紀ごろです。

この塔の建設には様々な伝説や逸話も残っています。名前の「大雁塔(だいがんとう)」は、ある日野雁が空から舞い降りてきて命を落としたことに由来するとか、仏教僧たちがその出来事をきっかけに精進し塔を建てたというストーリーが伝わっています。建設にまつわるエピソードは、どこかロマンチックで西安らしい歴史を感じさせてくれるものです。

もともとは高さ60メートル近くあった大雁塔ですが、地震や風化で高さが変わったことも。何度も補修されつつ、その都度人々の祈りが込められてきました。今も西安のランドマークとして、地域の人々にとっても誇り高い存在です。

玄奘三蔵と大雁塔

大雁塔の歴史を語る上で外せないのが、やはり玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)です。日本人には「西遊記」の沙悟浄や孫悟空と旅をしたお坊さんとしておなじみですが、実際はインドまで命がけで旅した実在の高僧なんです。彼は14年間かけてインド仏教の教義や仏典を学び、膨大な経典とともに西安に帰国しました。

三蔵法師は唐へ戻った後、持ち帰った仏典の翻訳と整理に生涯を捧げます。その拠点がここ大雁塔だったのです。当時、インドから伝わった文物や仏像、巻物などを保存・管理しやすい建築が必要になり、国家事業として大雁塔が建てられました。彼の功績をたたえて、塔内には玄奘法師の事績を伝える資料やレリーフも展示されています。

また、玄奘三蔵の物語は中国だけでなく日本をはじめアジア各国でも愛されています。西安の人々にとっても、大雁塔は法師の偉大さを象徴する特別な場所。今でも春秋のお祭りや、仏教に関する行事がここ大雁塔で行われており、多くの参拝者や観光客を引き寄せています。

世界遺産としての価値

2014年には「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」として、大雁塔は世界遺産に登録されました。この登録は、唐王朝の都・西安がシルクロードの起点であり、多くの文化・宗教・技術がここを通じて伝わったことを評価したものです。大雁塔はその象徴的存在として、今や世界中の注目を集めています。

世界遺産として認められるポイントは、建築学的価値だけでなく、シルクロードという壮大な歴史ドラマを今に伝える文化的な意義。文字通り東西交流の“ハブ”として発展し、仏教伝来の歴史や文化の融合が息づいています。塔の内部や周辺には、当時の仏教文書や装飾品、発掘品が展示されており、時代を超えたスケールの大きさを感じられます。

登録以来、観光インフラや解説パネルがリニューアルされ、多言語で情報も充実。訪れる人にとって、より深く歴史を学び楽しめる環境が整えられています。西安を代表する世界遺産として、一度は行ってみたい憧れの場所になっています。

4. 見どころ

大雁塔の外観と塔の上からの絶景

大雁塔の見どころは、まずその壮大な外観です。レンガ造りの素朴だけど力強いフォルムは、何百年の時を経てきた重みを感じさせます。7階建ての塔が青空に向かってそびえたつ姿は、西安のランドマークにふさわしく、遠くから見ても存在感抜群。天気が良い日は、塔の輪郭が夕陽に染まっていく様子がとても美しいです。

塔の内部に入って階段で最上階まで登ることができます。途中、狭い階段や途中の窓から、少しずつ変わっていく景色や風が感じられるのが魅力です。最上階にたどり着くと、塔の小さな窓から西安市街や城壁、遠くの山々をパノラマで見渡す大絶景が待っています。朝の静かな時間や、夕焼けの時間帯は特におすすめ。まるでタイムスリップしたような気分に浸れます。

夜にはライトアップされた塔が幻想的な雰囲気を醸し出し、昼間とは全く違ったフォトジェニックな景観が楽しめます。塔の周辺の池や広場に映る姿も絵になるので、写真好きな方はぜひ時間帯を変えて訪れてみてください。

仏教壁画・文物展示

大雁塔は、外観だけでなく内部にもたくさんの見どころがあります。階段を登りながら壁に目をやると、唐代の仏教壁画やレリーフ、さまざまな装飾を発見できます。これらは、インドや中央アジアとの文化交流の証でもあり、当時の人々の信仰心や美意識が色濃く刻まれています。

塔内には玄奘法師の旅を描いた資料や彫刻も展示されています。日本では「西遊記」のイメージが強いですが、実際はどんな旅だったのか、どんな発見や困難があったのかを知ることができるので、歴史ファンはもちろん、子ども連れの方にもおすすめ。仏教経典の実物や写本のレプリカなど、知的好奇心をくすぐる展示が盛りだくさんです。

さらに、慈恩寺の境内にはミュージアムや資料室もあり、出土品や仏像、当時の工芸品などのコレクションも公開。あちこちでスタッフの方から詳しい解説(日本語パンフレットもあります)を聞くこともできて、西安の国際的な一面を感じられます。

広場と噴水ショーの迫力

大雁塔の正面には広大な広場が広がっており、地元の人々や観光客にとって憩いの場になっています。この広場で特に話題なのが「噴水ショー」です。音楽や照明、噴水の動きがシンクロするスペクタクルで、毎日決まった時間に開催されています。特に夜はカラフルなライトに照らされ、塔と噴水のコラボが幻想的な雰囲気を作り出します。

噴水ショーは無料で楽しめるので、旅の最後や夕方のひとときにもぴったりです。特に家族連れやカップルに人気で、皆さんカメラやスマートフォンを構えてベストショットを狙っています。現地の子どもたちが水しぶきではしゃぐ姿も、なんとも微笑ましいですよ!

また、広場周辺にはベンチや休憩所、おしゃれなスタンドカフェなどもあり、散歩の合間に一息つくのもおすすめです。噴水ショーの前後は人出が多くなりますが、それもまたお祭りのような賑やかさで、地元の日常に溶け込める楽しいひとときです。

写真スポットやインスタ映えポイント

大雁塔周辺はどこを切り取っても絵になるスポットがたくさん!まずは塔を真下から圧倒的なアングルで撮るのがお約束。空と塔のコントラストや、夕焼けをバックにシルエットになる瞬間も素敵です。春は桜や花壇が映り込む写真、秋は紅葉と組み合わせた写真がインスタでも人気です。

塔の上からの景色もお忘れなく。小窓から市街を望む写真や、広がる公園や城壁とのパノラマ写真はSNS映え抜群です。夜のライトアップタイムも狙い目で、噴水と塔が輝くショットはぜひ撮っておきたい一枚。広場に設置された現代アートや石像の前でちょっとユニークな記念写真を撮るのもおすすめです。

また、慈恩寺や塔の裏手には静かな小道やおしゃれなカフェ、仏教レリーフの壁など穴場スポットも点在しています。観光客が少ない朝や早い時間に巡ると、落ち着いた雰囲気のなかで素敵な写真が撮れます。たっぷり思い出を詰め込んで、友達や家族とシェアしましょう!

5. 西安グルメとおすすめカフェ

大雁塔周辺のグルメスポット

大雁塔を観光したら、ぜひ周辺のグルメスポットで西安ならではの味を堪能してください。塔の南側には「大唐不夜城」というテーマストリートが広がり、おしゃれなレストランやローカル食堂が軒を連ねています。有名な「羊肉泡馍(ヤンロウパオモー)」のお店や、肉厚ジューシーな「西安バーガー(肉夹馍/ロージャーモー)」の専門店もあり、食べ比べが楽しいエリアです。

また、塔の東側には西安料理のレストランが点在しています。手打ち面の「ビャンビャン麺」や、スパイシーな串焼き、ゴマだれたっぷりの冷菜など、現地ならではの小皿料理も充実。店先で粉を打つライブ感を味わいながら、出来たての麺をすするのは現地グルメの醍醐味です。

塔のふもとにはランチや軽食に便利なお店も豊富。観光の合間にふらっと立ち寄れるカフェ風食堂も多いので、旅の途中でローカルグルメを気軽に楽しめます。どのお店もフレンドリーなので、気軽に「おすすめは?」と聞いてみるのも面白いですよ。

休憩にぴったりのカフェ紹介

観光の途中でホッとひと息つきたい時、周辺には個性的なカフェやスイーツショップがたくさんあります。例えば大雁塔広場の西側には、唐風モダンな内装のカフェ「唐韻茶館」や、レトロな「遇見西安カフェ」などが人気。伝統的な中国茶やおしゃれなアフタヌーンティーも楽しめて、旅の疲れを癒やしてくれます。

外国人観光客向けにコーヒーやラテのメニューも充実していて、気軽にテラス席でのんびりできるのも魅力。Wi-Fi環境が整ったカフェではSNS投稿もサクサクできるので、旅の思い出整理にぴったりです。地元産の果物やスイーツを使ったデザートをいただけば、中国の新しい味覚にも出会えるはず!

また、金曜日や週末は現地の若者が集まるカフェも盛況です。店内でライブ音楽を聴いたり、インスタ映えするオリジナルドリンクを楽しんだりと、多彩な文化体験も待っています。朝食からブランチタイム、午後のお茶まで活用できるので、行きたいカフェを事前にリストアッップしておくのもおすすめです。

西安名物の食べ歩き

西安を旅するなら、ぜひ「食べ歩き」も体験してほしい!大雁塔周辺でも小さな屋台やフードスタンドが数多く並んでいて、焼きたて串焼きやスパイシーなおつまみ、果物の砂糖漬けなどが売られています。地元民に混じって、気軽にいろんな味を楽しめるのが魅力です。

特におすすめなのが、「涼皮(リャンピー)」や「肉夹馍」といった西安ならではの軽食。もっちりした麺にピリ辛ソースが絡む涼皮、ジューシーな肉がたっぷり挟まった肉夹馍は、歩きながら片手でパクっと食べられるので観光中のお供に最適です。ポーションも小さめなので、いろいろな屋台をハシゴするのも楽しいですよ。

また、フルーツやドライフルーツ、伝統菓子を扱うお店も多く、お土産探しにも困りません。甘さ控えめの中華スイーツや中国茶のドリンクもあるので、西安の食文化を手軽に体験できます。気になったものは、ぜひ勇気を出してチャレンジしてみてくださいね。

6. おすすめ観光コース&旅のヒント

大雁塔を中心とした観光モデルルート

大雁塔観光の1日モデルコースをご紹介します。朝は塔の正門からスタートし、早朝の静かな境内で心地よい空気に包まれながら散策を。塔の階段を登って絶景を楽しんだあとは、敷地内の資料館や仏教壁画をゆっくり見学。その後は近くのカフェでブランチや中国茶を堪能しましょう。

昼頃には大唐不夜城や、塔の周辺ショッピングストリートをぶらぶら。地元料理や軽食を食べ歩きしながら、現地の生活やアートも楽しんでください。午後には、広場でリラックスしたり、ミュージアム巡りやショップ覗きをするのもおすすめ。時間が合えば、夕方の噴水ショーの席を確保しておくと良いですね。

夜には大雁塔のライトアップをバックに記念撮影をし、ゆったりした気分で1日を締めくくりましょう。もし余裕があれば、周辺の温泉施設やカラオケ、パブなどナイトライフも体験してみる価値アリです。時間配分をうまくコントロールすれば、初めてでも大満足の1日が過ごせます。

効率よく回るコツ

大雁塔観光の裏ワザは「時間帯」と「移動方法」にあります。朝早くを狙えば混雑なしで塔内の見学や写真撮影、静かなカフェも満喫できます。まずは朝イチ行動を心がけ、塔の頂上を制覇したら、広場やカフェで一服しましょう。午後からは人が増えますが、涼しい地下鉄やカフェに逃げ込むのがベター。

移動は地下鉄が一番確実で渋滞知らず。タクシーや自転車も楽ですが、混雑時は公共交通機関を優先しましょう。大雁塔周辺は徒歩で十分回れるコンパクトな範囲なので、効率よく巡るのにピッタリ。スポット同士の距離感を事前に地図アプリで確認しておくのもスムーズ観光のコツです。

チケット類は事前予約やオンライン購入がマスト。現地で並ぶのは時間のロスなので、スマホでチケットを手配しパスポートもデジタル保存しておけば安心です。また、現地ガイドアプリや日本語音声ガイドを利用すれば、細かな歴史解説やおすすめルートを音声で聞きながら巡れるので、時間を有効活用できます。

西安市内の他スポットとの組み合わせ提案

西安を丸ごと楽しむなら、大雁塔とセットで他の観光地も一緒にめぐるのが断然おすすめです。たとえば、地下鉄で20分ほどの場所には「兵馬俑博物館」があり、巨大な兵士像の軍団と歴史の息吹を体感できます。また、市内の「鐘楼」「鼓楼」や「城壁」なども散策ルートに入れやすいです。

文化好きには「碑林博物館」や「書院門(アート通り)」で書道や伝統工芸を体験するのも面白いですよ。ショッピングやカフェ巡りが目的なら、中心部のショッピングモールや現地系カフェが集まる南門エリアを加えるのも良いでしょう。1泊2日や2泊3日あれば、西安の主要スポットを余すことなく楽しむことができます。

もし時間があれば、郊外の「華清池」や「法門寺」などの名所にも足を延ばしてみてください。タクシーツアーや現地ツアーデスクも豊富に用意されていて、初心者にとっても安心。いくつかのスポットに的をしぼり、興味に合わせて計画を立てれば、無理なく西安の旅を満喫できます。

まとめ

いかがでしたか?西安・大雁塔は、ただの歴史スポットではなく、伝説や文化、美味しいグルメ、現代の便利さまですべてが詰まった素敵な場所です。初めてでもリピーターでも、きっと新しい発見や感動があなたを待っています。ぜひ次の海外旅行の行き先として、西安・大雁塔をリストアップしてみてください。歴史とロマン、絶景と美味しいもの、そして温かな人々が、あなたの旅をきっと特別なものにしてくれます!

  • URLをコピーしました!

コメントする

目次