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   海南熱帯野生動植物園 (海南热带野生动植物园)

南国の太陽がやさしく降り注ぐ中国・海南島。その省都「海口」は、日本からもぐっと近く、最近人気が高まっている旅行先です。そんな海口で、家族連れやカップル、自然好きまでみんなにおすすめしたいのが「海南熱帯野生動植物園」。ここでは、色とりどりの熱帯植物、めずらしい動物、そして中国南方の豊かな自然を、まるでジャングル探検のように満喫できます。この記事では、海口の街の魅力から野生動植物園の見どころ、楽しみ方、訪問のコツまで、地元ならではの情報いっぱいでご紹介します。一度行ったら忘れられない、そんな熱帯のアドベンチャーを一緒にのぞいてみましょう!

目次

1. 海口ってどんな街?

海口市の基本情報

海口(ハイコウ)は中国・海南省の省都として発展してきた活気ある都市です。人口は200万人を超え、経済・観光・交通の中心地です。中国本土と海南島をつなぐ玄関口として歴史があり、旧市街には南洋風のレトロな町並みも残っています。空港や港も整備されていて、日本からのアクセスもしやすいのが魅力です。

街を歩くと、高層ビルとヤシの木が混ざり合ったユニークな景観に目を奪われるはず。ショッピングモールやローカルマーケットも豊富で、現地の雰囲気を気軽に味わえます。特に夜になると「騎楼老街」などのナイトマーケットが賑わい、海南グルメを楽しむ地元客や観光客でいっぱいです。

海口は都市でありながら、街のあちこちが緑に囲まれ、生活もゆったりしています。都会の便利さと南の島の癒やし空間、どちらも味わえるのが他の大都市とは一味違うポイント。旅慣れた人にも、ビギナーさんにも優しい場所です。

年中温暖な気候

海南島は「中国のハワイ」と呼ばれるほど、年間を通じて温暖な気候が続きます。海口もその例に漏れず、冬でもTシャツ1枚で過ごせるほどの温かさ。最高気温が20度を下回ることはほとんどなく、ビーチサンダルで町歩きができるのも魅力でしょう。

梅雨時期や台風シーズンを除けば、晴れの日が多く、湿度もそこまでは高くありません。ちなみに、日本で寒さが厳しい1月・2月でも海口は日中20度以上という日がほとんど。リゾート気分を一年中味わえるため、冬の旅行先としてもピッタリです。

この気候のおかげで、国内外から多くの観光客が集まり、街の中はいつもどこか南国ムード。屋外カフェやオープンテラスのレストランも豊富で、「冬こそ海口!」とリピーターが多いのもうなずけます。

人気の観光都市として

海口は「自然と都市が両立した街」として、国内や海外から多くの旅好きが集まる場所。新しいリゾートエリアの開発も進み、洗練されたホテルやカフェが次々とオープンしています。有名なビーチも多く、アクティビティの選択肢がとても広いのが特徴です。

また、南国フルーツたっぷりの海南グルメも海口の大きな魅力です。ローカルレストランやマーケットでは、新鮮なマンゴーやライチ、ナツメヤシのジュースが楽しめます。もちろん「海南鶏飯」などの定番料理も絶品です。

歴史や文化、伝統にもふれることができるのがこの街の面白いところ。古い通りには「騎楼(きろう)」と呼ばれるヨーロッパ建築が並び、カメラ片手に散策するのもおすすめ。海口は、ラグジュアリーからローカル体験まで、ひと息に楽しめる今注目の南国都市です。

2. 海南熱帯野生動植物園の魅力

アクセスと行き方

海南熱帯野生動植物園は、海口市の中心部から北へ約28kmの郊外にあります。空港からタクシーで約40分、市内中心からも車で1時間弱と、アクセスはとても良好。現地ツアーやホテル手配の送迎バスも利用できるので、中国語が苦手な方でも安心です。

公共交通機関では、市内のバスターミナルから動植物園行きのバスも運行しています。海南のバス網は分かりやすいので、ローカル気分を味わいたい方やリーズナブルに移動したい方にも便利です。週末や休日は旅行客で混雑することもあるため、早めに出発するのがおすすめ。

また、レンタカーやタクシーチャーターでの移動も快適です。特にグループやファミリーなら、時間の制約なくルートも自由に組み立てられるので、バードショーやイベントの時間も逃さず楽しめます。

開園時間とチケット情報

海南熱帯野生動植物園は、朝8:00〜夕方17:30まで営業しています。チケットは正門の窓口で購入でき、事前にオンライン予約もOK。中国主要な旅行アプリ(携程・Trip、飛猪など)でも取り扱いがあるため、事前購入でスムーズに入園できます。

料金は、大人が120元前後(約2,400円)、子どもや学生、シニアには割引チケットも用意されています。季節やイベントにより多少変動することもありますが、コスパの良さが地元でも評判。家族で行ってもリーズナブルに楽しめるスポットです。

また、動物餌やり体験や一部アトラクションは追加料金が必要なことも。現地では日本語表記は少なめですが、英語やイラストの案内板が充実しているので、安心して入園できます。

ファミリーにもおすすめ

海南熱帯野生動植物園は、家族みんなで1日たっぷり楽しめる動植物園です。園内は広く起伏が少ないため、ベビーカーや小さなお子さん連れでも快適。動物と自然の体験型アクティビティも多く、子どもたちが飽きることがありません。

各エリアには休憩スペースやトイレ、軽食スタンドも豊富にあります。飲み物やアイスクリーム、簡単なフードが気軽に手に入るので、小さなお子さんを連れての長時間滞在も安心。動物ふれあいコーナーでは、ヤギやウサギなど可愛い動物と実際に触れ合うこともできます。

写真スポットや体験施設も多いので、「親子で夏休みの特別な思い出を作りたい」「子どもの自然教育をしたい」というファミリーにもぴったり。アクティブな旅がお好きな方はもちろん、のんびり派にもおすすめですよ。

3. 見どころ

カラフルな熱帯の植物たち

園内に足を踏み入れた瞬間、まるで本物のジャングルに迷い込んだような気分に!巨大なバナナの葉、真っ赤なハイビスカスやブーゲンビリアが園路の両側を彩ります。ワイルドなヤシの林、小さな滝や池も点在していて、どこも写真映えスポットです。

特に温室エリアでは、世界中の珍しい蘭や熱帯花が鑑賞できます。カラフルなランのトンネルは特に人気の撮影場所。日本ではなかなか見ることのできない植物たちがずらりと並び、見た目の迫力にも圧倒されます。

春や夏には花畑が一斉に咲き誇り、園内が本当にカラフルになります。季節ごとのイベントにあわせて植物の展示の仕方も変わるので、何度行っても新たな発見があるのも特長です。植物に詳しくなくても、五感で楽しめる素敵な空間ですよ。

動物エリアの人気者たち

動物エリアには、中国南部や東南アジア原産の動物から、世界中の人気者たちが大集合!まず目を引くのが、カラフルなインコやフラミンゴ。檻の中ではなく、広い屋外展示が多いので、動物たちものびのびと暮らしています。

レッサーパンダや、珍しいクロクマ、迫力あるワニや大蛇など、他ではなかなか見られない動物も勢ぞろい。サル山では愛嬌たっぷりのサルやマントヒヒが元気よく遊んでいて、動きがかわいらしく見ていて飽きません。

また、時間帯によっては飼育員による餌やりやトレーニングも公開されており、動物たちの生き生きした姿を見ることができます。園内スタッフは皆さんとてもフレンドリーなので、動物のことを質問すれば丁寧に答えてくれるのも嬉しいポイントです。

ジャングルウォーク体験

海南熱帯野生動植物園の隠れた人気スポットが「ジャングルウォーク」。自然の地形を活かした遊歩道が伸びており、背の高いヤシや密集した竹、シダ植物の林の間を探検できます。鳥のさえずりを耳にしながら、非日常のワクワク体験ができます。

小川にかかる吊り橋や、苔むした岩場を渡るルートもあり、ちょっとした冒険気分。急なアップダウンも少ないので、お子さん連れや年配の方にも負担は少なめ。歩くだけで自然のエネルギーをもらえるような心地よいコースです。

途中には解説プレートや双眼鏡置き場も設置されていて、「ここにはどんな生き物がいるの?」と探検しながら学ぶことができます。暑い日は木陰がたっぷりなので、熱中症の心配も少なめ。休憩用のベンチも多く、自分のペースで散策できるのが魅力です。

迫力満点のバードショー

海南熱帯野生動植物園といえば、ぜひ見逃せないのが「バードショー」。開園以来の名物イベントで、色鮮やかなインコやオウム、ワシやフクロウまで、日替わりでさまざまな鳥たちが登場します。日本の動物園ではなかなか見られない本格的なショーが人気です。

プロのトレーナーによる解説と共に、鳥たちがダイナミックに空を舞うパフォーマンスは圧巻。観客席のすぐ近くまで飛んできたり、丸太や輪くぐりなど、思わず歓声が上がるアクションも連発します。一部ショーは、子どもが実際に参加できるコーナーもありますよ。

バードショーは1日に数回開催されるので、園内マップやスケジュールを事前にチェックしておくと◎。混雑時期は早めに席を確保するのがおすすめです。大人も子どもも夢中になること間違いなしの名物イベントです。

季節イベント&地域文化体験

海南熱帯野生動植物園では、年間を通じて様々なイベントを展開しています。代表的なのは、春の蘭フェスティバルやゴールデンウィーク期間中の「熱帯果物まつり」。特別な催しや限定展示で、通常の園内とはまた違った表情が楽しめます。

さらに、海南島や中国南方の少数民族文化も園内で体験することができます。伝統舞踊や藍染め体験、オリジナルの手工芸品づくりワークショップなど、子どもも大人も新しい発見がいっぱいです。ガイドスタッフによる文化解説も人気。

旧正月や中秋節など、中国の伝統行事に合わせてスペシャルショーやグルメ屋台がでることもあります。地域密着のイベントでは、地元小学生の演奏やアート展示など、ほっとする素敵な雰囲気が漂います。

4. 園内での楽しみ方

写真スポットを探そう

海南熱帯野生動植物園は、どこを歩いても写真映えのする景色ばかり。入り口付近の巨大なバナナの葉モニュメントや、温室内の蘭トンネルは人気の撮影ポイント。家族写真やカップルの記念ショットにもぴったりです。

ジャングルウォーク中にも、幻想的な蔦のトンネルや光の差し込むヤシの小道があり、インスタ映えまちがいなし。動物エリアでは、レッサーパンダの木登り姿やフラミンゴと一緒に写真を撮るチャンスも多め。動物ショーでは、鳥たちが頭上を飛ぶ瞬間をとらえたベストショットを狙いたいですね。

また、季節ごとに変化する花畑や池のほとりもツーショット向き。園全体があたたかい色味に包まれているので、自然光で撮れば鮮やかな写真が残せます。スマホでも一眼でも、ぜひバッテリーとSDカードは多めに用意しておきましょう!

手作り体験やワークショップ

園内には、自然を身近に感じるさまざまな体験型のコーナーがあります。南国の草花や葉っぱを使った押し花クラフトや、海南名物の藍染め体験は人気のアクティビティ。自分だけのオリジナル作品が持ち帰れるので、お土産や旅の思い出にも最適です。

お子さんには動物ふれあい体験や、簡単な植物観察ワークショップがおすすめ。本物の動物と触れ合いながら命の大切さや生態系のしくみについて学べます。夏休みの自由研究にもぴったりな内容ですね。

時期によっては、地域作家による陶芸や民族楽器体験など、海南島らしいカルチャーイベントも開催されます。現地スタッフがやさしくサポートしてくれるので、言葉に自信がなくても心配ありません。みんなでワイワイ楽しめる体験は、旅の素敵なハイライトになりますよ。

レストラン・お土産ショップ紹介

園内には、地元食材や旬のフルーツを使ったレストランがいくつかあります。おすすめは、海南風焼き鳥やトロピカルフルーツジュースが楽しめるカジュアルカフェ。海口ならではの味が手軽に味わえます。

座席は屋外テラス席もあり、ジャングルの緑に囲まれながらのランチタイムは格別。疲れたらアイスクリームやココナッツミルク入りスイーツでリフレッシュしましょう。また、ベビーチェアやキッズメニューも用意されているので、家族での食事にも困りません。

お土産ショップでは、海南産のコーヒー豆やココナッツオイル、トロピカルフルーツのドライフード、園オリジナルのぬいぐるみやグッズが並びます。可愛らしい動物キャラクターの文房具やエコバッグも大人気。旅の記念や友人・家族へのプレゼントにいかがでしょうか。

5. 快適な訪問のためのヒント

ベストシーズン・服装アドバイス

海南熱帯野生動植物園を訪れるなら、気候の良い11月から翌年4月ごろが特におすすめ。湿気も少なくカラッとした晴天が多いため、のんびり散策やイベント参加に最適です。逆に夏場はスコールや台風シーズンがあるので、天気予報のチェックが必須。

服装は「軽装&日焼け対策」がポイント。Tシャツやショートパンツ、通気性の良い帽子やUVカットサングラスが便利です。園内はかなり広いので、歩きやすいスニーカーやスポーツサンダルがおすすめ。虫除けスプレーや汗拭きタオルもバッグに忘れず入れておきましょう。

冷房は効きすぎていることが少なく、基本的に屋外がメインなので、通気性重視で選びましょう。雨季の場合は折りたたみ傘や簡単なレインコートもあると安心です。日差し対策・水分補給もしっかりしながら、無理のないペースで動植物園を満喫してください。

滞在時間とモデルコース

海南熱帯野生動植物園はとても広いので、半日から丸一日かけてじっくり回りたいスポットです。朝から来園して、午前中は植物温室やフォトスポットを巡り、ランチ後に動物エリアやバードショーを楽しむのがおすすめのコースです。

もし時間に余裕があれば、午後はジャングルウォークや各種体験ワークショップも加えてみてください。イベントや体験プログラムの時間を事前に確認しておくと、効率よく回れるはず。ファミリーなら昼食・おやつのタイミングも考えながら、ゆったりしたスケジュールが良いでしょう。

短時間しか滞在できない場合でも、見どころを絞って回るプランに調整可能。公式HPや現地スタッフに「おすすめコース」を尋ねるのも◎。帰りの交通タイミングも考慮して、心に残る体験プランを練ってみてください。

周辺のおすすめスポット

海南熱帯野生動植物園の周辺にも、魅力的な観光スポットがたくさんあります。車で30分圏内には「火山口地質公園」や田園風景が楽しめる農園エリアがあり、自然探訪をさらに深めたい方におすすめです。

また、動植物園帰りには海口市内に戻って伝統的な「騎楼老街」散策や、市場でローカルグルメ&ショッピングも楽しめます。歴史資料館や美術館も比較的コンパクトなので、短時間でも十分巡ることが可能です。

ビーチリゾートや温泉施設も車で30〜40分ほど。南シナ海を眺めながらのんびり過ごせるので、「1日1観光地」という無理のない旅の計画がイチオシ。自然、文化、グルメをバランスよく楽しめるのが、海口観光の大きな魅力です。

6. まとめ&次の旅へのヒント

海南熱帯野生動植物園の思い出

海南熱帯野生動植物園は、一度訪れるとその美しさと迫力の両方が心に残ります。日本では見かけない南国の花々や動物たち、ジャングルの冒険気分—思い出の写真がどれもカラフルで、帰国後もきっと旅の話題になるでしょう。

家族や友人と過ごす時間も、ひとりで自然の中をのんびり歩くのも、それぞれ違った思い出が作れるのが魅力。「海南島でこんなに豊かな自然体験ができるなんて!」と、きっと新しい発見があるはずです。

旅の最後には、お土産ショップで見つけた動物グッズやトロピカルなフルーツを片手に、またいつか来たいなと感じることでしょう。体験型アクティビティやイベント参加で、他では味わえない素敵な思い出を作ってください。

海口でしか味わえない体験

海口は熱帯の自然と都会の便利さが絶妙にミックスされた、他の中国都市とは違う特別な街。野生動植物園での自然探検は、そんな海口ならではのアクティビティです。異国情緒たっぷりの街なみや南国グルメもセットで楽しめるので、「旅する楽しさ」をたっぷり堪能できます。

特に日本の冬に訪れると、常夏の青空や植物のエネルギーに元気をもらえます。動植物園だけでなく、街歩きや市場でのローカル体験を合わせて、海南らしさいっぱいの一日を過ごしましょう。

旅のリピーターにも、初めて中国を訪れる方にもきっと新鮮な驚きがあります。人懐っこく温かなローカルの人たちとふれあうことで、さらに旅の思い出は深まりますよ。

他都市との周遊プラン

海南島は小さな島ですが、意外と見どころが豊富。海口は起点としても便利で、南端のリゾート地「三亜」や、伝統文化が残る「五指山」など、海南縦断の周遊旅にもぴったりです。高速鉄道も整備されているので移動も快適。

三亜では白砂ビーチリゾート、五指山では少数民族文化体験と、都市ごとに違った表情を味わえます。レンタカーを使えば田舎道ドライブもおすすめ。1週間ほどの日程があれば、海南島一周も十分楽しめます。

もちろん、長めの旅ができない方でも、海口市内だけでバリエーション豊かに過ごせるので心配はいりません。次回は海南全土をめぐる旅、それぞれのペースで海南の魅力を存分に体験してください!

終わりに

南国の楽園、海口と海南熱帯野生動植物園。日本からも気軽に飛べる距離で、普段はなかなか出会えない自然と文化にふれることができます。都会の喧騒を離れて、新しい発見や思い出を作りに、ぜひ次の旅先として検討してみてください。皆さんの旅が素晴らしいものになりますように!

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