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   白沙門公園 (白沙门公园)

海口といえば、中国最南端の省・海南島の中心都市。ここでは青い空と南国の太陽、そしてヤシの木が作り出すリゾート感たっぷりの雰囲気がたまりません。そんな海口でのんびり一日過ごすなら、「白沙門公園」は外せない癒しスポット。広々とした公園内には芝生やビーチ、異国情緒あふれるパビリオンも。この記事では、白沙門公園の魅力や楽しみ方をやさしく徹底ガイドします。ピクニックや写真、地元グルメまで、幅広くご紹介していきますので、次の旅の参考にぜひどうぞ!

目次

1. 白沙門公園ってどんな場所?

白沙門公園の基本情報

まずは白沙門公園の概要からご紹介します。白沙門公園(バイシャーメンコウエン)は、海口市の北部、海口湾に面した、面積約40ヘクタールにもおよぶ大規模なパブリックパークです。ここは1988年に開園以来、地元の人にも観光客にも愛されてきた自然とレジャーのオアシス。入園は無料で、早朝から夜遅くまで多くの人が訪れています。

園内には広い芝生や遊歩道、熱帯植物園、そして白い砂浜のビーチまで揃っていて、季節を問わずいろいろな過ごし方ができるのが特徴です。また、公園内には海に向かって建てられたパビリオンや観賞用の橋、独特な彫刻もあってフォトスポットもたっぷり。南国の雰囲気を味わいながら、のんびり散策するのもおすすめです。

加えて、白沙門公園では週末や祝日にはさまざまなイベントも開催。フリーマーケットや地元の文化体験、健康ダンス大会など、地域の人々とふれあうユニークな機会も多いんですよ。一年を通じてアクティビティに事欠かないので、飽きることがありません。

アクセス方法と行きやすさ

白沙門公園が人気の理由の一つは、何と言ってもアクセスの良さです。市の中心部からバスやタクシーで簡単に行けます。人気の路線バスは23番、40番、56番など。市の主要駅やホテルからおよそ20分〜30分ほどで到着できるため、旅のスケジュールに組み入れやすいです。

また、海口美蘭国際空港からも車で約40分ほど。空港から直行する観光客も多く、到着日にまずはここでリフレッシュしてから市内観光に繰り出す人も多いんです。公共交通機関も充実しているうえ、タクシーの台数も多いので、安心してアクセスできます。

さらに、近年はレンタル自転車を利用する人も増えました。中心部から気軽にサイクリングしながら公園に向かうのも人気。公園の入口には自転車置き場もあり、しっかり整備されているので自転車旅派にもおすすめです。

入場料や開園時間

白沙門公園のいいところは、何といっても入園料が無料なこと!誰でも気軽にふらっと立ち寄れるのが嬉しいポイントです。そのため、早朝からジョギングや太極拳、夜は星空を眺めに来る人まで、一日中にぎわっています。

開園時間は基本的に朝6時から夜22時までが目安ですが、季節やイベントなどで多少変動することもあります。特別イベントがある日は夜遅くまで開園していたり、ビーチエリアや一部の施設が早めに閉まることもあるので、その点だけ注意しましょう。

ちなみに、園内の売店やカフェ、遊具の利用も基本的には無料ゾーンと有料ゾーンに分かれています。有料ゾーンは遊園地の一部や、特別な展示をしている植物館などで、数十元程度の低料金。気軽に散歩やピクニックするなら、無料エリアだけでも十分楽しめるのでご安心ください。

2. 海口の魅力と白沙門公園の位置づけ

海口の気候と過ごし方

海口の最大の魅力の一つは、やっぱりその気候。年間を通じて温暖な亜熱帯気候で、冬でも薄手の服で過ごせるほど。夏は暑いですが、海風が気持ちよく、木陰やビーチでのんびりすれば快適です。雨季(5〜10月)は突然のスコールに注意が必要ですが、雨が上がった後の空の美しさも格別です。

そんな温暖な気候の中で、白沙門公園は地元の人々にとって「憩いの場所」として親しまれています。涼しい朝や夕方には、家族連れやカップルがピクニックを楽しみ、日中はスポーツや散策、読書をする人も多いんです。どの季節にも違った表情を見せてくれるのがこの公園の不思議な魅力。

また、湿気の多い海口では、広い緑地や木陰でリフレッシュできる場所がとても貴重です。市内中心部からもアクセスが良く、日常の喧騒を忘れて息抜きしたい人々や、自然に親しみたい観光客の絶好の避難所となっています。

白沙門公園が人気な理由

白沙門公園が海口の中でもとりわけ人気なのは、やはりその多様な楽しみ方にあります。何しろ「公園」と言っても、緑の芝生や花壇だけでなく、美しいビーチや広大な理想的ピクニックエリア、フォトジェニックな橋やパビリオン、彫刻アート、熱帯植物園まですべてが揃っているんです。

特に、何もせずに「ただのんびりする」という贅沢な時間を過ごしたい方にはぴったり。読書をしたり、友達とおしゃべりしたり、家族でお弁当を広げたり、地元の人に交じって太極拳やダンスにチャレンジしたりもできます。とにかく、ガイドブックだけでは伝わらない「日常感」と「異国感」が同居しているんです。

日が暮れると、公園内のライトアップが始まり幻想的な雰囲気に。夜の海風を感じながら散歩するのも人気で、昼と夜とで違った表情を見せてくれるのも魅力的。海口の「もうひとつの日常」を味わうには絶好の場所です。

地元の人と観光客の憩いの場

白沙門公園は、地元の人にとっては日常の延長線上、観光客にとっては“特別な体験”の場。休日の朝は、地元のおじいちゃんおばあちゃんが太極拳をしていたり、子どもたちが凧あげをしていたり、犬の散歩をしていたりと、とってものどかな空気が流れています。

また、海辺で体操をしたり、芝生でバドミントンやサッカーを楽しむ若者たちの姿もよく見かけます。南国ならではのリラックスした雰囲気がどこか日本の公園にも通じる親しみやすさなんです。こんな市民の姿を見ると、旅行ながらもすっかり「地元」の一員になったような気分に。

もちろん観光客にも人気ですが、現地の人たちの「普通の素顔」が見られるのも大きな魅力。観光名所として有名になりすぎていない分、地元のリアルな生活や文化にふれられる貴重な場所。それが白沙門公園の最大の特徴かもしれません。

3. 見どころ

広大な芝生広場とピクニックエリア

白沙門公園に来たらまず目を引くのが、どこまでも広がる芝生の大広場。ここは家族でお弁当を広げてのピクニックにぴったりです。おじいちゃんやおばあちゃん、お子さま連れでのんびりとした時間を過ごす人も多く、まるで大きな「都市の庭園」といった印象です。

芝生は丁寧に手入れされていて、春や秋の過ごしやすい時期には地面に直接シートを敷いて寝転ぶなんて贅沢も。たまに風が吹くと木陰で昼寝をしている人もいて、その様子がとても楽しそう。大きな木が点在しているので、暑い日差しもそれほど気になりません。

また、芝生広場のまわりには、簡単な運動器具やバドミントンコート、小さな子ども向けの遊具も設置されています。親子で体を動かしたり、友達同士でスポーツを楽しんだり。ピクニックとレジャーを一緒に楽しめるオープンエリアとして、皆に愛されています。

白沙門ビーチで楽しむ砂浜と海

芝生広場を抜けて海側に進むと、目の前に青い海と白い砂浜が広がる「白沙門ビーチ」が現れます。ここは市内で気軽に海遊びが楽しめる絶好のスポット。特に夕方は夕陽が海に沈む絶景タイムに。波の音を聞きながらのんびり過ごしたい人にはたまりません。

ビーチは浅瀬が多いので、小さな子ども連れでも安心して遊ばせることができます。貝殻拾いや砂遊び、ビーチバレーなども人気。夏場には水着で海に入る地元の人たちもたくさんいて、見ているだけでも南国リゾート気分が味わえます。

さらに、ビーチ沿いにはシャワーや更衣室も整備されていて、日帰り海水浴もしやすいです。売店ではソフトドリンクやマンゴーなどのトロピカルフルーツも手軽に買えるので、海を眺めながらのんびりカフェタイムなんてのもおすすめです。

伝統的なパビリオンと美しい橋

園内には中国らしい伝統建築のパビリオン(東屋)がいくつか点在しています。その中でも人気は「海天一亭」というパビリオン。真っ赤な屋根に緑の柱、細やかな装飾が南国の風景とよく合っています。ここでのんびり座って海や園内を眺めるのは最高の贅沢です。

また、公園内の小川にはアーチ型の美しい橋も。白色で優雅な曲線を描き、まるで絵本の中に入り込んだような雰囲気。カップルが手をつないで渡ったり、子どもたちが魚を探したりと、見ているだけでも心が和みます。

さらに、イベント時にはこれらのパビリオンや橋がライトアップされ、幻想的な光景に変身。日暮れ時に訪れると、夕焼けと提灯の灯りが織りなす美しいコントラストが広がり、思わず写真を撮りたくなること間違いなしです。

現地ならではのイベント・文化活動

白沙門公園では、地域コミュニティが主催するさまざまなイベントが開催されています。特に週末や祝日は地元ミュージシャンによるミニコンサートやダンスイベント、カラフルなマルシェがにぎやかです。中国の伝統舞踊パフォーマンスも見られることがあり、旅の思い出にもぴったり。

また、朝夕の時間帯には健康ダンスや太極拳教室が開催されていて、観光客でも気軽に参加できる雰囲気。地元の人が笑い合いながら元気に踊る様子を見ると、ついついこちらも体を動かしたくなってしまいます。異文化交流の絶好の機会になりますよ。

季節ごとのフェスティバルや、伝統的な祝日(春節や中秋節など)になると、さらに活気が増します。パレードやランタンフェスティバル、市民参加型のレクリエーションイベントなどで、まさに公園全体が「お祭り広場」に変わります。

熱帯植物園やユニークな彫刻

公園の一角には、南国色たっぷりの熱帯植物園エリアがあります。ここにはパームツリーやバナナ、ガジュマルなど、亜熱帯ならではの樹木や花々が生い茂り、カラフルな蝶や小鳥たちも姿を見せます。まるで植物図鑑の世界!植物好きにはたまらない癒しのスポットです。

また、園内を歩いていると、あちこちに個性的な彫刻が点在しているのもユニーク。人魚やイルカなど海にまつわる彫像、また地元ゆかりの偉人の像など、どれもインパクト抜群。写真に収める観光客もたくさんいて、ちょっとした「アート散歩」を楽しめます。

特に子どもたちにはこの彫刻が大人気。触ったり写真を撮ったり、時には彫像を背景にかくれんぼすることも。家族でアートを身近に楽しめるのも白沙門公園の魅力の一つです。

4. 楽しみ方いろいろ

ファミリーでの過ごし方

ファミリー層に特に人気なのが、広々とした芝生でのピクニックです。お弁当を広げてのんびり食事を楽しみ、そのまま子どもたちは思いっきり走り回ったり、バトミントンやフリスビーで遊んだり。芝生の周りには木陰も多く、暑い日でも快適に過ごせます。

公園内のキッズ向け遊具エリアも充実。すべり台やブランコ、さらにはネットジャングルやアスレチックもあり、雨季の後は地面がぬかるむこともあるので、運動靴や着替えがあると安心です。体をたっぷり動かした後は、ソフトクリームやトロピカルドリンクで一休み、なんてプランも人気。

また、熱帯植物園や小動物コーナーも要チェック。南国の花や木に囲まれて自然観察ができ、時にはリスや小鳥が顔を見せることも。お子さんの「初めての発見」にもぴったりの環境です。家族みんなで探検気分を味わいましょう。

カップルや友達同士向けのスポット

カップルやグループ旅行の場合は、園内のパビリオンや橋でゆっくり過ごすのがおすすめ。ベンチに座って海を眺めながらおしゃべりしたり、パビリオンの影でおいしいスイーツを食べたり。のんびりデートにぴったりの雰囲気です。

ちょっとアクティブに行きたい方は、ビーチ沿いのサイクリングやバドミントン、時にはビーチバレーも楽しめます。遊び疲れたら周辺のカフェでひと休みし、南国の風に吹かれながらホッと一息つけます。

夜になると園内がライトアップされ、幻想的なムードに。橋やパビリオンの灯りが水面に映る光景はとってもロマンチック。夜のお散歩コースとしても、カップルに人気のスポットです。

写真好きにはココがおすすめ!

白沙門公園はどこもかしこも絶好の撮影スポット。朝の光の中で咲く花々や朝露の芝生、南国の青空とパビリオンのコントラストなど、狙い目はたくさん。特に夕方〜日没の時間帯は、海と空がピンクやオレンジに染まり、まるでポストカードの世界です。

芝生やビーチでのスナップ写真も素敵ですが、植物園のカラフルな花壇やユニークな彫刻と一緒に撮るのもおすすめ。インスタ映えスポットが多数あるので、SNS好きにはたまりません。家族や友達と記念写真をたくさん撮りましょう。

最近ではウェディングフォトを撮影するカップルも多く見かけます。白い橋やパビリオン、ビーチを背景にした写真はとてもロマンチックで、旅の思い出になること間違いなし。プロ・アマ問わず写真好きなら一度は訪れたい公園です。

5. 便利な施設&周辺スポット

公園内のカフェや売店

園内各所には、ドリンクやアイスクリーム、地元のトロピカルフルーツを扱う売店が点在しています。特に夏場はフレッシュココナッツやマンゴージュースが大人気。歩き疲れた時には、南国らしいドリンクでひと息つくのもおすすめです。

カフェコーナーも所々にあり、気軽な軽食からトーストや中華風おかゆ、焼きたてパンなどバリエーション豊か。海の見える屋外テラス席もあり、開放的な気分でカフェタイムを満喫できます。外から持ち込みもOKなので、好きなものを買ってゆっくり過ごせますよ。

また、園内食堂でも海南島ならではの安くておいしい軽食がたくさん。海南鶏飯や揚げ餅、果物のデザートも人気です。お腹がすいたらぜひ地元グルメを味わってみましょう。

子ども向け遊具と健康施設

公園のキッズエリアでは、滑り台やブランコ、シーソーやちょっとしたアスレチックなど、子どもたち向けの設備が充実しています。小さいお子様から小学生くらいまで、幅広く遊べるので親御さんも安心。

健康志向の大人にも嬉しいトレーニングコーナーも。ストレッチ器具や簡単な運動マシンが芝生広場の一角に設置されており、気軽に利用できます。朝夕はジョギングやヨガに励む人も多く、ローカルの人と一緒に運動するのも楽しいです。

また、全天候型の休憩所や、トイレも清潔で数が多いのがありがたいポイントです。シャワーや足洗い場もビーチエリア近くに整備されているので、快適に一日過ごすことができます。

公園の周辺観光地めぐり

白沙門公園の近くには、他にも見逃せない観光スポットが点在しています。すぐ近くには中国の伝統文化体験ができる「海南大学」や、ローカルグルメが集まる海口老街(旧市街)もあって、一緒に巡るのがおすすめ。

海南大学のキャンパスは南国の花や木が美しく、散策スポットとしても有名です。また、老街はレトロな建築や食べ歩きグルメで人気のエリア。公園を満喫した後に、ふらりとそぞろ歩くのにぴったり。

さらに、海口湾沿いには夕陽がきれいに見える遊歩道や、ヤシの木の並木道もあり、のんびりお散歩するだけで充実した一日になります。レンタル自転車や電動キックボードでの街めぐりも楽しいですよ。

6. おみやげとグルメ情報

公園周辺のおすすめレストラン

白沙門公園の周囲には、地元で人気のレストランやカフェが点在しています。中でも海南料理専門店やシーフードレストランは旅行者に大人気。本格的な海南鶏飯や、新鮮な魚介を使った料理が味わえます。

特に夕方以降はビーチ沿いのシーフードBBQが盛り上がります。貝やエビ、カニなどを炭火で焼いてアツアツをいただくのは格別。生ビールやトロピカルカクテルも充実しているので、リゾート気分を満喫したい方はぜひトライしてみてください。

また、ファストフードやローカルカフェも多いので、軽めの食事をサクッと済ませたい方にも困りません。中国茶やスイーツ・デザート類も充実しているので、おやつタイムにもぜひどうぞ。

地元ならではの名産品や屋台

海口といえば、ココナッツやマンゴー、ドラゴンフルーツなど南国のフルーツが有名です。公園近辺の屋台や市場では、これらフレッシュフルーツが安く手に入ります。持ち歩きにも便利なカットフルーツや、シェイクもおすすめ。

また、海南の伝統的なスナック「椰子糖」「檸檬ケーキ」や、「文昌鶏」を使った総菜なども人気のお土産アイテム。ローカルのフードコートでは「海南粉(ライスヌードル)」や「椰汁飯」など、安くて美味しい海南家庭料理も楽しめます。

屋台グルメも忘れずチェックしたいポイント。串焼きや手作り餃子、さつまいものスイーツ「地瓜圓」など、いろんな味が楽しめます。その場ですぐ食べられるので、食べ歩き派にはうれしいですね。

お土産選びのポイント

海口らしいお土産を選びたいなら、自然素材や地元のハンドメイドグッズがおすすめ。ヤシの実アートや、海南島産の珊瑚アクセサリー、シーグラスの小物など“南国ならでは”の一点物が見つかります。

食べ物系のお土産なら、真空パックのマンゴーやパイナップル、ドライフルーツやココナッツクッキーは喜ばれます。上品なパッケージの商品も多いので、日本への持ち帰りにもぴったりです。

また、もし迷ったら公園内や周辺のお土産店で、地元の人におすすめを聞いてみましょう。珍しい調味料や漢方素材、オリジナルのジャムなど意外な発見があるかも。ここならではの“旅の記念品”を見つけてくださいね。

終わりに

海口・白沙門公園は、南国らしい自然に癒されるだけでなく、地元の人との交流やおいしいグルメ、家族や友達との思い出作りにぴったりの場所です。大都会にいながら、時間がゆっくり流れるこのスポットは、旅の充電スポットとしても最適。初めての海南旅行でも、リピーターでも、きっと新しい発見があるはずです。

旅行の途中にふらっと立ち寄るもよし、一日たっぷりゆっくり楽しむもよし。ぜひ、海の風を感じながら、白沙門公園でのんびり南国時間を過ごしてみてください。きっと特別な思い出になること間違いなしです。

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