MENU

   鄭州動物園 (郑州动物园)

中国内陸部にある都市、鄭州。最近は経済発展も著しく、観光都市としても人気が高まっています。そんな鄭州で大人も子供も1日遊べるスポットといえば、「鄭州動物園」。自然の中でのんびりと、たくさんの動物たちに出会えるこの動物園は、市民だけでなく旅行者にも愛されています。今回は、鄭州動物園の魅力をたっぷりとご紹介します。旅行計画や週末のレジャーの参考にしてみてください!

目次

1. 鄭州で動物園に行こう!都市とアクセス

鄭州ってどんな街?

鄭州は、中国河南省の省都で、長い歴史を持つ街としても知られています。「中原(中国の中心地)」とも呼ばれる地域で、古くから交通の要所でした。現代の鄭州は、鉄道や高速道路、空港など交通網が発達しており、「中国の十字路」とも言われるほど。ショッピングやグルメはもちろん、古都ならではの歴史観光や伝統文化も楽しめる、多彩な魅力を持つ都市です。

市内は新旧の融合が進み、高層ビルが立ち並ぶ一方で、昔ながらの雰囲気が残るエリアも。近年は観光都市としての整備も進み、観光客向けの施設やサービスもどんどん充実しています。地元の人々は陽気でおしゃべり好き。道を訪ねても親切に案内してくれます。

鄭州の気候は日本の関東地方に近く、夏は暑くて冬は乾燥していますが、四季の変化が感じられます。観光は春や秋がおすすめ。どの季節に訪れても、さまざまな魅力が発見できるでしょう。

鄭州動物園への行き方

鄭州動物園は市の中心部から比較的近く、アクセスもとても便利です。電車やバスなど公共交通機関が充実しており、観光客も簡単にたどり着けます。地元の人には「鄭州動物園」と言えばすぐ通じるスポットです。

公共交通を使う場合、地下鉄1号線の「動物園駅」で下車すると、動物園の正門まで徒歩で約5分。市内を走るバスも園の前まで行く路線がいくつかあり、バス好きにも便利です。タクシーを利用するのもおすすめ。鄭州市内は日本と比べてタクシー料金も安いので、家族やグループ旅行なら手軽に利用できます。

また、鄭州動物園には広い駐車場も備えているので、レンタカーや自分の車で訪問も可能です。週末など混雑時は駐車場が一杯になることがあるので、早めの到着を心がけると良いでしょう。

周辺のおすすめスポット

鄭州動物園の周辺には、合わせて楽しめる観光スポットもいろいろあります。例えば、動物園から車で10分ほどの「鄭州世紀歓楽園」は、地元の遊園地。ジェットコースターや観覧車など、小さな子供向けのアトラクションもたくさんあり、家族で1日中遊ぶことができます。

また、「紫荊山公園」は緑豊かな都市公園。園内には池や四季折々の花々が咲いていて、ピクニックや散策にぴったりです。他にもショッピングモールやカフェ、地元グルメを楽しめるレストラン街も充実しています。

もし時間があれば、「河南博物館」にもぜひ足を運んでみてください。古代中国の貴重な遺物や工芸品がたくさん展示されていて、鄭州の歴史を肌で感じられます。動物園とセットで一日観光コースにしても楽しいですよ。

2. 鄭州動物園の基本情報

営業時間とチケット情報

鄭州動物園の営業時間は、基本的に朝8時半から夕方6時頃まで。ただし、季節や天候によって若干変動することがあるので、公式サイトや入り口で確認してください。夏休みや祝日などは混雑が予想されるため、午前中の早い時間からの入園がおすすめです。

チケットは入り口の窓口で購入できます。大人用や子供用、シニア用といくつかの種類があり、それぞれ価格が異なりますが、比較的リーズナブル。家族連れの場合は、親子セットやファミリーパックなど割引価格がある場合も。団体割引もあるので、グループ旅行なら事前に問い合わせてみると良いでしょう。

また、電子チケットも利用可能なので、スマホでQRコードを見せるだけで入場ができてとっても便利。現地での支払いは現金のほか、クレジットカードやWeChat Pay、Alipayなど中国のキャッシュレス決済にも対応しています。

園内の設備とサービス

園内はバリアフリー設計が進んでいて、ベビーカーや車椅子でも移動しやすいのが嬉しいポイント。主要な通路は広くなっており、階段の横にはスロープやエレベーターが用意されている場所も多いです。小さなお子さん連れやご年配の方も安心して楽しめます。

トイレは園内の各エリアに設置されていて、日本の公園のように清潔で利用しやすいです。オムツ替えシートや授乳室も完備されているので、赤ちゃん連れの家族も安心。売店やカフェも点在しているので、喉が乾いた時や小腹がすいた時もすぐに休憩できちゃいます。

迷子になったときのために、園内のインフォメーションカウンターではアナウンスや案内も対応しています。また、多言語のパンフレットが用意されていますので、日本語や英語の情報もチェック可能です。中国語が苦手な方も、指差しでコミュニケーションできるアイテムもそろっていますよ。

ファミリー・カップル向けポイント

鄭州動物園は家族旅行やカップルデートにも、とてもおすすめの場所。子供たちは園内を歩きながら様々な動物たちと出会う喜びに夢中になり、親子で楽しい時間が過ごせます。広々とした広場やピクニックエリアも多く、小さなお子さんが遊べる遊具コーナーも人気です。

カップルには、園内の静かなスポットで一緒に写真を撮ったり、ベンチでおしゃべりしたりと、のんびりした時間を楽しんでいる人が多いです。動物に癒されながら、ゆったりとした雰囲気でデートができるのも魅力。池のほとりや花壇の前で記念写真を撮るのもおすすめです。

グループ旅行では、友人同士で動物を見ながら盛り上がったり、季節ごとのイベントに参加したりと、思い出作りにもぴったり。年齢やグループの構成に関係なく、誰もが楽しめるポイントがいっぱいある動物園です。

3. 見どころ

パンダ館での癒し体験

鄭州動物園のなかでも一番人気なのはやっぱり「パンダ館」。大きなガラス越しに、中国の国宝パンダを間近に観察できるエリアです。のんびりした仕草や、笹をむしゃむしゃ食べている姿に、子供から大人まで誰もが癒されちゃいます。

パンダ館は冷暖房が完備されていて、夏でも冬でも快適に観覧が可能。人が多いときは順路に沿ってゆっくりと進む形になりますが、運が良ければお気に入りの場所でじっくりとパンダを眺めることも。本物のパンダを間近で見ると、その大きさや愛嬌たっぷりの動きに、思わず感激することでしょう。

このパンダ館には、パンダの生態や成長の歴史パネル、写真展示なども充実。日本語の説明は少ないものの、イラストや動画が多くて直感的に楽しめる内容になっています。パンダファンはもちろん、普段動物にあまり興味がない人も、不思議とほっこりした気持ちになれるはずです。

サファリゾーンの大型動物たち

動物園のもうひとつの目玉は、サファリゾーン。ここにはライオンやトラ、キリン、シマウマ、サイ、カバといったアフリカやアジアを代表する大型動物たちが広い敷地でのびのびと暮らしています。高い柵やガラス越しですが、動物たちが放し飼いされているような自然な姿が観察できます。

特に人気なのは、餌やりの時間。目の前で大きなキリンが長い舌で葉っぱを食べたり、ライオンやトラが肉をもらってかぶりつく姿は迫力満点!動物の習性や食事の様子は、専門スタッフが解説してくれるので、見ているだけでもおもしろい発見があります。

サファリゾーンには、小型の電動バスで見学できるツアーもあります(別料金)。車の中から動物たちを間近に観察できるこのツアーは、特に子供たちに大人気。家族みんなでワクワクの体験ができるコーナーです。

バードパラダイスで色とりどりの鳥たち

「バードパラダイス」は、その名の通り鳥たちの楽園。鮮やかな色のインコやオウム、フラミンゴ、クジャク、ペンギンなど、さまざまな種類の鳥が大きなケージや池のまわりで自由に飛び回っています。鳥のさえずりを聞きながら、のんびりと園内を歩くだけでも癒しの時間に。

バードパラダイスでは、バードショーなどのパフォーマンスも定期的に開催。知恵のあるインコや鷹のフライトパフォーマンスは、子供たちだけでなく大人も楽しめる内容です。また、特定のエリアでは鳥たちに直接餌をあげたり、一緒に記念撮影もできますよ。

なかなか普段は見られない珍しい鳥や、中国固有の種類も展示されているので、バードウォッチングや写真撮影が好きな人にはたまらないスポット。季節ごとに羽色や生態が変化するので、何度訪れても新しい発見があります。

季節限定イベントとパフォーマンス

鄭州動物園では、季節ごとにさまざまな限定イベントやパフォーマンスが開催されます。夏休みやゴールデンウィークには、「動物探検ラリー」や「動物クイズ大会」など、子供向けの企画が多数。家族で参加しながら、動物に関する知識が増える体験ができます。

また、春には動物の赤ちゃん公開や、秋には「ハロウィンアニマルパレード」など、シーズンごとに趣向をこらした催しが人気。動物たちのパレードや餌やり体験、スタッフによるガイドツアーがある日もあるので、事前に公式サイトでイベント情報をチェックしておくといいでしょう。

さらに、動物園ならではの「夜の動物観察会」は大注目のイベント。普段は見られない動物たちの姿やナイトルートのライトアップを楽しめる特別な機会です。季節や天候によって開催されるため、タイミングが合えばぜひ参加してみてください。

4. 体験してみたいアクティビティ

子供向けワークショップ

鄭州動物園では、子供たちが動物のことをもっと知りたくなるようなワークショップが定期的に開催されています。動物の生態観察、クラフト作り、飼育体験教室など、内容はバラエティ豊か。目で見て、手で触れて、実際に体験できるので、思い出にも残ります。

有名なのが、「飼育員体験プログラム」。実際の飼育スタッフに教えてもらいながら、餌づくりや掃除をお手伝いします。ただ動物を見るだけじゃないので、動物たちの生活や健康についても学べます。子供たちの探求心や責任感を育てる、貴重なプログラムです。

参加には事前予約が必要なものもあるため、早めに公式ホームページをチェックしましょう。また、季節限定やイベント期間だけの特別ワークショップもありますので、訪問前にスケジュールを確認しておくのがおすすめです。

動物とのふれあいコーナー

「動物とのふれあいコーナー」では、ウサギやヤギ、モルモット、ヒツジなどの小動物とじかに触れ合うことができます。動物たちはとっても人懐っこくて、触れたり餌をあげたりできるので、小さな子どもにも大人気のエリアです。

ふれあいタイムにはスタッフが動物たちの特徴や、上手な触り方をレクチャーしてくれるので、動物が苦手なお子さんでも安心してチャレンジできます。初めて動物に触る子も、自然と笑顔がこぼれる瞬間。写真撮影もOKです。

このコーナーは休日やイベント期間中は大人気なので、早めに訪問すると並ばずに楽しめることも。動物と触れ合うことで命の大切さや自然への興味が育まれ、親子の会話もはずみます。

写真映えスポット

動物園内には、インスタグラムなどSNSにアップしたくなる「写真映え」スポットがいっぱい!まず外せないのが、パンダ館前の大きなパンダ像。家族みんなで記念写真を撮る定番エリアです。季節によって花壇の花も変わるので、どの時期でも美しい写真が撮れます。

園内の池や橋、緑あふれる小道もおすすめスポット。そして動物たちの自然な姿や、餌やりの様子を撮影できるポイントも多いので、一眼レフカメラやスマホを持って歩くといいでしょう。動物たちの可愛らしい仕草はシャッターチャンス満載です。

また、イベント期間中は限定のフォトスポットや装飾が登場し、ますます写真映えする風景がいっぱい!家族や友人、カップルで一緒に写真を撮っておけば、旅の素敵な記念にもなりますよ。

5. 食事とショッピングの楽しみ

園内レストランの人気メニュー

鄭州動物園には、気軽に入れるカフェテリアやレストランがあります。中華料理を中心に、麺類やチャーハン、季節限定の定食など、メニューも豊富。中国ならではの本格的な味と、動物園ならではのかわいい盛り付けがうれしいポイント。

人気メニューのひとつは「パンダまんじゅう」。かわいらしいパンダの形をした蒸しパンで、インスタ映えも抜群!お子さんにはもちろん、大人にも人気のスイーツです。他にも、竹をイメージした麺料理や、地元野菜をふんだんに使った炒め物もおすすめ。

季節によってはテラス席もオープンし、緑に囲まれながらのランチタイムが楽しめます。レストランの窓際からは動物たちを眺めながら食事できるエリアもあるので、ゆったりとした時間を過ごせますよ。

オリジナルグッズのお土産コーナー

お土産は動物園の楽しみのひとつ。園内のギフトショップでは、ここでしか手に入らないオリジナルグッズがたくさん!一番人気は、もちろんパンダグッズ。ぬいぐるみや文房具、キーホルダーなどが大小さまざまに並んでいます。

動物たちをモチーフにしたTシャツやマグカップ、エコバッグなど普段使いできるアイテムも豊富。子供向けのおもちゃだけでなく、大人でも使えるようなシンプル&おしゃれなデザインも多いので、思わず自分用にも買ってしまいそうです。

また、限定コラボ商品や季節ごとの新作もよく登場します。友人や家族へのお土産はもちろん、「自分だけの旅の記念」にぴったりなグッズを探すのも楽しいですね。

ピクニックのおすすめ場所

園内やその近くには、持ち込みのランチやおやつでピクニックができるスペースもたくさんあります。広々とした芝生エリアや噴水広場、木陰のベンチなど、お気に入りのスポットを見つけてレジャーシートを広げるのもおすすめ。

特に春や秋、過ごしやすい季節には家族連れやカップル、学生グループが和気あいあいとピクニックする姿が見られます。園内のカフェや売店でテイクアウトして、自然の中で食べるランチは格別の美味しさ。

ゴミ箱や休憩所もきちんと整備されているので、マナーを守って楽しく過ごしましょう。青空の下で美味しいごはんと動物たちを楽しむ、そんな贅沢な時間が過ごせます。

6. 訪問のコツとヒント

混雑を避けるためのタイミング

鄭州動物園は地元っ子にも大人気。混雑を避けたいなら、やっぱり平日の午前中がベストです。土日や中国の祝日は家族連れや遠足の子供たちで賑わい、特にパンダ館やふれあいコーナーは人が集まります。

夏休み期間や連休中に行く場合は、開園の直後が狙い目。朝早いうちは動物たちも活発に動き回っていて、観察や撮影には最適なタイミングです。午後は少し混雑が落ち着くこともあるので、人混みが苦手な方は昼過ぎから遅めの時間に入園するのも一つの方法。

イベントや特別展示の時期はあらかじめ混みやすいので、事前に公式サイトで混雑予想や入園制限情報をチェック。のんびりと動物たちと向き合いたいなら、ゆとりのある日程を組み立てましょう。

快適に過ごすためのポイント

園内はとても広いので、歩きやすいスニーカーや帽子など動きやすい服装がおすすめです。日差しが強い日や突然の雨に備えて、日焼け止めや雨具も忘れずに持って行きましょう。春や秋は朝晩の温度差が大きいので軽い羽織物があると安心です。

小さな子供連れの方は、ベビーカーの貸し出しサービスも利用できます。また、園内の地図やパンフレットをあらかじめゲットしておくと、迷わず効率よく回れます。休憩スポットやトイレの場所をチェックしておくと、途中で困ることもありません。

飲み物や軽食は園内で買えますが、混雑時やお子さんの好みに合わせて持参するとより快適。こまめに休憩をとりながら無理せずマイペースに楽しみましょう。

旅の思い出をより深くする工夫

単なる観光だけでなく、鄭州動物園ならではの思い出を作るポイントもご紹介。たとえば、オリジナルのガイドマップやスタンプラリーコースが用意されているので、園内を歩きながら自分だけの「動物図鑑」を作るのも楽しいですよ。

スマホやカメラでたくさん写真を撮って、帰ってからフォトアルバムを作るのもおすすめ。パンダやサファリゾーンの動物たちとの一瞬をカタチに残せば、いつでも旅の気分に戻れます。

また、自分が気に入った動物や珍しい行動を見つけたら、公式SNSや園内でスタッフにシェアしてみましょう。飼育スタッフや動物好きの人たちとの交流も、旅の新しい楽しみにつながるはずです。

終わりに

鄭州動物園は、都会の真ん中にありながら、家族連れ・カップル・友人同士、誰もがのびのびと楽しめる癒しのスポットです。動物とのふれあいや季節限定イベント、バリエーション豊かな園内グルメやお土産など、その魅力は無限大。日本ではなかなか味わえない体験や、旅先ならではのワクワクもきっと味わえるでしょう。

鄭州旅行の際は、ぜひ1日時間を取って鄭州動物園を訪れてみてください。大人も子供もリフレッシュできて、きっと素敵な思い出ができるはず。次の中国旅行の計画に、「鄭州×動物園」を加えてみませんか?

  • URLをコピーしました!

コメントする

目次