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   烏塔 (乌塔)

福州というと、中国の中でもあまり馴染みがない方も多いかもしれません。でも実は、福建省の省都であり、長い歴史と豊かな文化を誇る美しい街なんです。そして、その福州のシンボルのひとつが「烏塔(うとう)」という古い塔。今回は、そんな福州と烏塔について、まるで現地をのんびり旅しているような気分で、くわしくご紹介します。福州旅行を考えている方、そして中国の歴史や文化に興味がある方にも、ぜひ読んでいただきたい一記事です。

目次

1. 福州ってどんな街?

1.1 福建省の中心地、福州

福州(フーチョウ)は、中国福建省の省都で、台湾海峡に面した場所にあります。人口は約800万人にも及び、福建の政治や経済、文化の中心地として栄えています。温暖で湿潤な気候のおかげで、1年を通して緑が多く、花木や水辺の景色を楽しむことができる街なんですよ。

福州は、南北に延びる丘陵地帯に囲まれていて、明るい太陽の下で鮮やかな緑が映えます。市内には「閩江(びんこう)」という大きな川がゆったりと流れ、多くの橋がかかっていることから“百橋の都”という別名も持っています。見た目にも美しいパノラマが広がります。

都市自体は、古くから中国と海外を結ぶ貿易の要所として発展してきました。海外からの影響も受けつつ、それでいて昔ながらの街並みも大切に守られているんです。伝統と現代が入り混じっている、その雰囲気も福州の魅力のひとつです。

1.2 歴史と現代が融合した都市

福州の歴史は古く、約2200年前の前漢時代にまでさかのぼることができます。その後も何度か名前が変わったり、都市の形が大きく変わったりしましたが、常にこの地域の重要な拠点でした。特に唐代や宋代には文化や商業の中心として栄え、多くの歴史的建造物や寺院が今も残っています。

一方で、現代的な高層ビルが林立するエリアも増えてきました。最新のショッピングモールやビジネス街もあり、若者が集まるカフェやレストランもたくさんオープンしています。でも、ふらっと路地を歩いてみると、路面に座っておしゃべりを楽しむお年寄りや、昔ながらの屋台が所狭しと並ぶ市場の風景など、昔と変わらない素朴な日常も息づいています。

こうした“歴史と現代の融合”感は、福州独特の雰囲気です。新しいものを受け入れながらも、古き良き伝統を大切に守る人々の心意気が、街全体から感じられます。旅行者としても、新旧さまざまな魅力を気ままに楽しめるので、歩いているだけでワクワクしてしまいます。

1.3 食文化や人々の暮らし

福州は食の宝庫とも言われています。福建料理は中国の八大料理のひとつで、特に福州料理は海の幸や山の幸をふんだんに使った、あっさり・上品な味わいが特徴です。たとえば「佛跳牆(ぶっちょうしょう)」という、とても豪華なスープや、「魚丸(ユィワン)」という魚のすり身団子は、ぜひ味わってほしい一品です。

また、路上マーケットでは新鮮な野菜や果物、手作り点心などがずらりと並び、食べ歩き好きにはたまりません。早朝には熱々の朝食を食べに、地元の人たちが茶屋や小さなお店に集まります。お茶好きな人には中国茶、とくに福建省特産の烏龍茶は欠かせません。

街角では、のんびり散歩するおじいちゃんや元気に駆け回る子どもたち、笑顔で話しかけてくれる商店のおばさんなど、温かくて人懐っこい雰囲気が流れています。旅行者に優しい気さくな人が多く、街歩きがとても楽しくなるのも福州の大きな魅力です。

2. 烏塔ってなに?

2.1 歴史的な建造物としての烏塔

烏塔(うとう、ウータ)は、正式には「烏石塔」とも呼ばれる、福州市内でもとくに有名な古い仏塔です。その存在感は圧倒的で、福州の歴史を語るうえで欠かせない建築物のひとつです。立地は、福州市の中心部に近い場所、閩江の北側にあります。

この烏塔が初めて建てられたのは、なんと北宋時代(10~11世紀)までさかのぼります。当時は仏教が盛んで、地域の守り神的存在や、平和と繁栄を願うため、とても立派な石造りの塔が築かれました。高さは数十メートルもあり、遠くからでもひときわ目立ちます。

建築様式は典型的な中国式の多層塔で、石材やレンガを中心に作られています。その長い年月の間、幾度となく修繕や改修が行われており、現存する烏塔は歴史の重みと人々の信仰の深さを感じさせる佇まいを保っています。まさに“生きた歴史”を五感で感じられるスポットです。

2.2 烏塔の由来と伝説

「烏塔」という名前の由来は諸説ありますが、一番有名なのは“黒い石でできているため、黒い塔(烏い塔)と呼ばれた”という説です。実際に塔の外壁や構造部分には、黒っぽい石やレンガが多く使われていて、重厚な雰囲気を醸し出しています。

また烏塔には、いくつもの伝説や物語が語り継がれています。たとえば「昔、塔に大きなカラス(=烏)が住み着いて、街を守ってくれた。それを記念して“烏塔”と名付けられた」など、どこか昔話のような温かみのあるエピソードが残っています。こうした地元の伝説は、今でも子どもたちや観光客の間で語り草になっています。

仏塔としても、烏塔には地域の人びとが代々手を合わせてきた歴史があります。ここに祀られている仏像や仏教のシンボルには、平和や家族の安泰、五穀豊穣を祈る人々の願いが込められているんです。その物語を知れば知るほど、烏塔がただの建築物ではなく“大切に守り継がれた心の拠り所”だと感じられます。

2.3 現在の烏塔の役割

現代に至るまで、烏塔は福州市の代表的な観光スポットとして、毎年多くの人々を魅了しています。地元の人たちはもちろん、国内外からの観光客も絶えず訪れ、歴史や文化にどっぷりと浸れる貴重な場所です。塔の内部や周辺には、歴史的な資料や仏教に関する展示もあるので、散策しながら知識もぐんぐん増やせます。

また、烏塔は今もなお人々の“祈りの場”として現役です。地元では、お正月や特別な仏教行事の日には多くの参拝者が詰めかけ、手を合わせて家内安全や将来の幸せを祈ります。静かな午後には、塔の周りを巡って瞑想したり、お香の香りに包まれながら心を整える人の姿も見られます。

最近では、市が管理して景観整備や観光サービスの充実に力を入れています。解説パネルやガイドさんによる解説もあり、外国人観光客も安心して見学できるようになっています。“古くて新しい福州の象徴”として、これからも多くの人と文化をつなぐ役割を担っていきそうです。

3. 見どころ

3.1 壮麗な塔の建築美

烏塔を初めてその目で見たとき、まず驚かされるのはその存在感と迫力です。塔は七層からなり、どっしりとした石の基礎の上に重厚に積み上げられています。各層ごとに屋根があり、その屋根の縁が反り返るようなデザインが中国建築特有の美しさを生み出しています。その姿は、まさに「歴史が息づくモニュメント」といった雰囲気です。

石やレンガの質感も独特です。年月を経て黒みを帯びた外壁には、風雨や人々の手によって刻まれたわずかな傷や彫刻が見られます。近づいてじっくり観察してみると、昔の職人たちが丹念に積み上げていった苦労や、技術の高さがひしひしと伝わってきます。「古びて美しい」って、こういうものを指すんだなと実感します。

内壁・階段の造りも素晴らしいです。密やかな薄暗さの中を上に登っていくと、壁の随所に仏教にまつわる彫刻や装飾が施されているのが分かります。それぞれのお堂や部屋のつくりにも、静かな信仰心が込められていて、建築ファンはもちろん、普段あまりお寺や塔に興味がない方でも、思わず見入ってしまうことでしょう。

3.2 塔から見る福州の風景

烏塔のもうひとつの醍醐味は、上階から見下ろす福州の街並みです。塔は高さがあるので、周囲の建物を見下ろしながら、福州市内のパノラマビューを堪能できます。晴れた日には、青い空と悠々と流れる閩江、その向こうに重なる緑の丘陵地帯まで、一望できるんです。

朝早く訪れると、朝日が福州の街並みと塔の屋根をほんのりと照らして、とても神秘的な雰囲気に変わります。逆に黄昏時には、夕陽に照らされる福州の高層ビル群と烏塔のシルエットが美しいコントラストを描きます。その景色に思わず写真を何枚も撮ってしまう人がとても多いんです。

高い場所から眺めることで、「自分が歴史の中にいるんだな」と感じられるのも、烏塔ならではの贅沢です。たとえば、昔の詩人たちが塔の上からどんな思いで福州の街を見下ろしていたのか、想像してみるのも楽しいですよ。

3.3 仏教文化と祈りの場所

古来より烏塔は、仏教の聖地として親しまれてきました。塔の内部や周辺には、仏像や仏教のシンボルが残されており、人々の信仰心や日々の祈りを感じられます。参拝に訪れる人たちが絶えないのも、この烏塔ならではの風景です。

中でも特に興味深いのは、地元住民や僧侶による日常的な法要や祈願のシーン。大げさな儀式ではなく、気軽に手を合わせて家族の健康や仕事の繁盛を祈る人たちの姿は、見ているだけでも心が癒やされます。外国人観光客も、静かに見守ったり一緒に祈ったりすることができます。

また、仏塔付近では季節ごとにさまざまな仏教行事が行われています。春の節句やお盆の時期などには、特別なお経の会や僧侶による説法会が催され、地元の人たちだけでなく観光客も自由に参加できます。日本の“お寺参り”ともまた違う、中国ならではの仏教文化を身近に感じられます。

3.4 周辺に残る古い街並み

烏塔の周囲には、歴史を感じる路地や古い家並みが今なお残っています。一歩路地に入るだけで、まるで時空を旅しているような気分になります。細い路地には昔ながらの石畳があり、道端の小さな露店や、古風な瓦屋根の家が軒を連ねています。

こうした古い街並みでは、地元の人たちが昔と変わらぬ生活を続けています。洗濯物がひるがえる路地裏や、庭先でおしゃべりを楽しむお年寄りの姿。商店の軒先ではお菓子や茶葉、手作りの箒などが売られていて、歩くだけで「小さな発見」の連続です。気まぐれに写真を撮っても、どこかノスタルジックな空気が写り込んでしまいます。

最近は、こうした伝統的な街並みを守ろうと地域ぐるみの活動も盛んです。観光客向けのマップや案内標識も整備されているので、中国語が分からなくても安心です。旅の途中、ふと時間を忘れてゆっくりお散歩してみるのもおすすめですよ。

4. 烏塔周辺のおすすめスポット

4.1 伝統的な茶屋めぐり

福州といえば、やはり中国茶。とくに烏龍茶や茉莉花茶(ジャスミンティー)は、福州を代表する味わいです。烏塔を訪れたら、ぜひ周辺の伝統的な茶屋にも足を運んでみてください。歴史ある木造の建物に、古いお茶道具が置かれ、しっとりと落ち着いた雰囲気です。

店員さんはとても親切で、お茶の歴史や淹れ方を丁寧に教えてくれます。たとえば茶葉の香りの違いを説明してくれたり、それぞれのお茶に合うお菓子を一緒に出してくれたり。“中国式のお茶体験”を気軽に味わえる場所なんです。

のんびりとお茶をすすりながら、窓の外に広がる昔ながらの街並みを眺めて過ごす時間はまさに極上のひととき。旅の疲れも癒やされ、心からリラックスできるでしょう。お土産用の茶葉も手ごろな価格で手に入るので、ぜひ立ち寄ってみてほしいです。

4.2 福州の伝統料理を味わう

烏塔周辺には、地元のグルメもたくさん。中国料理というと油っこいイメージを持つ人も多いですが、福州料理は繊細であっさりした味付けが特徴です。旬の魚介や地元野菜を使った料理が多く、日本人にも食べやすい味なんですよ。

おすすめは、白身魚の団子入りスープ「魚丸湯」や、柔らかな豚肉を煮込んだ「紅焼肉」など。また「佛跳牆」と呼ばれる超豪華なスープは、干しアワビやフカヒレなど高級食材がゴロゴロ入っていて、記念日などにぜひ試してみてほしい一品です。

食堂や小さな屋台では、安くて美味しいローカルグルメが味わえます。朝食には「沙県小吃」のような点心や、「光餅(こうべい)」というパンに惣菜をサンドしたものもおすすめ。地元の人たちとカウンター越しに並んで食べてみると、思わぬ会話が弾むこともあります。

4.3 公園や川沿いの散歩道

烏塔の近くには、緑豊かな公園や川沿いの散歩道もたくさんあります。市内最大級の「三坊七巷」のような歴史公園から、閩江沿いに延びる遊歩道まで、どこも地元の人に親しまれています。ジョギングする人や、朝の太極拳に励むお年寄りなど、ちょっとした“現地の日常”を垣間見ることができます。

川沿いのプロムナードでは、ゆっくりと歩きながら眺める夕焼けがとてもきれいです。ベンチでひと休みすると、隣に座ったおばあちゃんが気さくに声をかけてくる……なんてことも。子どもたちはカラフルな風船を持ってはしゃいでいて、ほのぼのした時間が流れています。

こうした自然豊かなスポットもあちこちにあるので、「烏塔を見て終わり」ではもったいない!塔の周辺をぶらぶら散歩すれば、歴史や文化だけじゃなく、福州ならではの心地よい空気感や人の温かさも感じられます。

5. 訪れる前に知っておきたいこと

5.1 アクセスと行き方

福州へのアクセスは、とても便利です。日本からは、上海や北京経由で福州長楽国際空港に向かうのが一般的です。空港から市街地まではシャトルバスやタクシーを使えば、だいたい50分ほどで到着します。市内の地下鉄やバス網も発達しているので、市内観光も楽々です。

烏塔へは、福州市の中心部からバスやタクシーで15~20分ほど。地下鉄も利用できますし、観光地を結ぶバスツアーも随時運行しています。烏塔自体は有名なスポットなので、タクシーの運転手さんに「ウータ」と伝えればすぐ案内してくれます。

徒歩圏内には他の観光名所もあるので、烏塔見学と合わせて周辺エリアを一緒に回るのもおすすめです。初めての福州でも、道に迷うことはあまりありません。もし不安な場合は、ホテルなどで観光マップをもらうと安心です。

5.2 ベストシーズンと天気

福州の気候は亜熱帯性で、1年を通して比較的温暖です。特におすすめしたいのは春(3月~5月)と秋(10月~11月)。この時期は気温もちょうど良く、街並みの緑や花も美しく映えます。ただし、春は時折小雨の日もあるので、折りたたみ傘を持っていくと便利ですよ。

夏(6月~8月)はかなり暑くジメジメする日が多いですが、川沿いや公園では夕方になると涼しくなってくるので、散歩にもぴったりです。冬(12月~2月)は日本ほど寒くありませんが、朝晩は冷え込むこともあるため、軽めの上着があると安心ですね。

また季節ごとに、町の雰囲気もがらりと変わります。春は花が咲き誇り、秋は落ち葉と澄んだ空気が気持ちいいです。「どの季節が一番おすすめ?」と聞かれたら、やっぱり春・秋がイチ押し。ですが、どの時期でも十分に楽しめる街ですよ。

5.3 マナーや注意点

中国の観光地を巡るときは、ちょっとしたマナーやローカルルールを知っておくと安心です。烏塔は仏教の聖地でもあるため、参拝者の邪魔をしないよう、静かに見学するのが基本です。大声でのおしゃべりや、撮影禁止の場所での写真撮影は控えましょう。

また、烏塔付近では、お香やお供え物の取扱いに気をつけましょう。勝手に仏具に触ったり、仏像に近づきすぎたりするのはNGです。見学の途中で地域の人やお坊さんに出会ったときは、軽くお辞儀をしたり、笑顔で挨拶するとよい印象を持ってもらえます。

その他、水分補給や帽子・日焼け止めなどもお忘れなく。烏塔は階段の上り下りが多いので、歩きやすい靴や服装で訪れることが大事です。安全で楽しい旅にするためにも、余裕を持ったスケジュールと準備を心がけてくださいね。

6. 烏塔の楽しみ方いろいろ

6.1 写真スポットやインスタ映えポイント

烏塔は、どこから撮っても絵になる“インスタ映え”スポットです。塔そのものの雄大な姿はもちろん、周辺の古い街並みや、色鮮やかな花々と一緒に撮影すると、まるで映画のワンシーンのような写真が撮れます。とくに早朝や夕方の柔らかい光の時間帯は、写真好きには絶好のチャンス!

塔の真下から見上げれば、幾重にも重なる屋根のラインや石のディテールを迫力たっぷりに収めることができます。上階からのパノラマビューをバックに自撮りすれば、旅の思い出として最高の一枚になるはずです。また季節ごとに景色も変わるので、春には花、秋には紅葉など、何度訪れても新しい写真が撮れます。

SNS映えポイントとしては、塔だけでなく、付近の茶屋や伝統家屋の雰囲気もおすすめ。瓦屋根や石畳の路地、カラフルなお供えものなど、小さなディテールにこだわると、思わぬ「いいね!」がもらえること間違いなしです。

6.2 イベントや祭り

烏塔では、一年を通して様々なイベントやお祭りが開催されます。とくに春節(中国の旧正月)やお釈迦様の誕生日には、特別な飾りつけや盛大なお祈りの会、伝統芸能のショーなどが開かれます。地元住民も観光客も一緒に祝う、華やかで賑やかな雰囲気がたまりません。

また、仏教行事の日には、僧侶による特別な説法や、お経の会が行われます。こうしたイベントは、日本のお寺とは雰囲気もスケールも違うため、参加してみると新鮮な体験ができます。事前に日程を確認しておくと、運が良ければタイミングよく見学できるかもしれません。

季節ごとには茶会や灯籠流し、伝統的な音楽演奏など、しっとり落ち着いた催しものも数多くあります。どのイベントも観光客ウェルカムなので、現地の人たちと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

6.3 地元の人とのふれあい

福州の人たちは、とても温かくてフレンドリーです。烏塔でも、地元の人と自然に「こんにちは」と声をかけ合ったり、簡単な中国語や英語で会話を楽しむことができます。もし道案内をお願いしたり、おすすめのレストランを聞いたりしても、親切に教えてくれる人が多いですよ。

参拝に来ているお年寄りや、お店で働く方たちと少しおしゃべりしてみると、烏塔や福州の歴史、地元独自の食べ物の話など、いろいろな話題が広がります。日本から来たと伝えると、必ず笑顔で「ようこそ!」と言ってもらえるのも嬉しいですね。

とくに、地元の茶屋や食堂では、気軽に店員さんや常連客と交流できます。たとえばお茶の入れ方を教わったり、簡単な中国語で「おいしい!」と伝えるだけでも、現地の人との距離がぐっと近づきます。こうしたふれあいも、旅をグッと充実したものにしてくれる大切な要素です。


終わりに

いかがでしたか?福州と烏塔には、日本からではなかなか想像できないような豊かな歴史、やさしい人々、美しい景色、美味しいグルメと、旅心をくすぐる魅力がぎっしり詰まっています。わたし自身、旅先で見つけた小さな出会いや発見が、本当にかけがえのない思い出になると実感しています。

福州の街や烏塔は、大都市の喧騒を少し離れて、心休まる時間を過ごしたい方にもぴったりです。きっと、あなただけの“お気に入りの瞬間”にたくさん出会えるはず。ぜひ、次の旅先リストに福州&烏塔を入れてみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。旅行の計画やちょっとした息抜きに、このガイドが少しでも役立てばとても嬉しいです!

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