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   乾陵(けんりょう) | 乾陵

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中国は歴史と文化で満ちあふれている国ですが、その中でも西安は特に「シルクロードの出発点」と呼ばれるほどに歴史好きにはたまらない都市です。西安には兵馬俑や大雁塔など有名な観光スポットがたくさんありますが、今回はちょっと足を延ばす価値のある、歴史ロマン漂う名所「乾陵(けんりょう)」をご紹介します。

乾陵は唐王朝時代の皇帝夫妻の眠る壮大な陵墓で、「中国四大古陵墓」の一つと数えられるほど。壮大な自然と調和した古墳群の中を歩いていると、1300年前の歴史物語にタイムスリップしたような不思議な気分になれます。これから、乾陵の歴史、見どころ、アクセス情報や周辺観光など、西安旅行で絶対に外せない乾陵の魅力をたっぷりお届けします!

目次

1. 乾陵ってどんな場所?

1.1 中国史に名を刻む乾陵とは

乾陵は中国屈指の歴史遺産であり、唐王朝の第3代皇帝・唐高宗(李治)と、中国史上唯一の女性皇帝・則天武后(武則天)が共に眠る陵墓です。約1300年前の西暦684年に建設が始まり、夫妻二人が並んで安置されているところから「合葬陵」とも呼ばれています。中国の皇帝陵の中でも非常に珍しいスタイルです。

この場所が特別なのは、単なるお墓ではなく、唐王朝の輝かしい歴史や、女性皇帝のドラマチックな物語まで包み込んでいることにあります。乾陵は中国の皇帝陵の中でも保存が非常に良く、周囲の自然や石像、石刻などがほとんど当時のまま残っているため、当時の偉容と権威を身近に感じることができます。

また、乾陵は巨大な陵墓を中心に、皇帝や皇族の墓(陪葬墓)が多数点在する古墳群を形成していて、歴史ファンなら一日中いても飽きません。唐王朝の黄金時代の面影を肌で感じることができる、まさに「生きた歴史教科書」と言える場所です。

1.2 場所とアクセス方法

乾陵は、西安市中心部から西へ約80km、陝西省乾県の梁山という山の上にあります。西安からのアクセスはとても便利で、公共交通機関やツアー利用、自家用車などさまざまな手段を選ぶことができます。

一番ポピュラーなのは、西安市内の城西バスターミナルから出ている「乾県行き」の大型バスに乗り、乾県からはローカルバスやタクシーで乾陵まで移動するルートです。所要時間はだいたい2時間ほど。ランドマークにもなっている梁山の威容を遠目に眺めながらのバス旅も、なかなか旅情があります。

個人旅行でも十分に行きやすいですが、初めての場合は西安市街から出発する日帰りツアーに参加するのもおすすめです。ガイド付きなら歴史的背景や見どころ解説もあり、効率よく見学することができるので、旅がより充実したものになるでしょう。

1.3 西安旅行で乾陵を訪れる魅力

西安といえば兵馬俑や鐘楼など市内の観光地が注目されがちですが、あえて足を延ばして乾陵を訪れる価値はとても高いです。その理由のひとつは、唐王朝の権力や文化レベルの高さ、そして則天武后という女性皇帝の唯一無二の物語を直接体感できるスポットだから。

広大な陵墓とその周辺には当時の豪華な文化遺産がごろごろ残っていて、石刻芸術や中国古代土木建築の粋を見ることができます。兵馬俑と同様、日本からの観光客にも大人気で、歴史好きならきっと夢中になること間違いなし。

そして何よりも、都会の喧騒から少し離れて緑あふれる山の麓で歴史を味わえるため、リフレッシュにもぴったり。知的好奇心と癒しを同時に満たせる乾陵は、西安旅行プランにぜひ組み込んでほしいスポットです。

2. 歴史を感じる乾陵の物語

2.1 則天武后と唐高宗の物語

則天武后(則天皇后)は中国史上唯一の女性皇帝として、唐王朝の歴史に計り知れない影響を残しました。彼女は若いころ、唐太宗の側室として入宮し、その後、唐高宗の皇后となって実権を握り、晩年には自ら「周朝」を建て皇帝に即位したという波乱万丈な人生を送りました。乾陵はそんな彼女と夫・唐高宗が寄り添うように埋葬されている、まさにロマン溢れる場所です。

唐高宗は長期にわたって安定した統治を行い、則天武后との二人三脚で唐朝の最盛期を築きました。二人の政治的パートナーシップや、人間としての愛情が育んだ歴史ドラマを想像しながら歩く乾陵は、ただの古代遺跡にとどまらず、一対の夫婦の物語が息づく「歴史舞台」となっています。

お墓を巡るとき、則天武后の「無字碑」(文字が刻まれていない石碑)にも注目を。生涯を通じて自分の功績は後世の評価に委ねる、という強い自信と覚悟が刻まれており、多くの訪問者に深い感動を与えています。実力で歴史を切り開いた女性の「姿」を直感的に感じられるのが、乾陵の最大の魅力です。

2.2 建造の背景と時代背景

乾陵の建設が始まったのは684年、唐高宗の死去直後に着手されました。選ばれた梁山は風水的にも「王者の地」とされ、山全体を利用した中国古代建築の傑作です。山の斜面に陵墓を設け、人工の建築物と自然景観を見事に調和させているのが乾陵の特徴です。

この頃の唐王朝は、外交や経済、文化が世界トップレベルに栄えていました。シルクロードを通じて西域や東ローマ帝国と盛んに交流し、他国の文化や科学技術も積極的に取り入れるなど、国力の絶頂期を迎えていました。乾陵はその豊かな時代の象徴として、莫大な財力と人材を投じて豪華につくられたのです。

また、則天武后自身も陵墓の設計や装飾にこだわりがあったと言われます。「男女平等」や「政治への女性の参加」など、時代を先取りした彼女らしい考え方が、陵墓のレイアウトや芸術品にも色濃く反映されている点は実に興味深いです。

2.3 世界遺産への登録とその意義

乾陵は2014年、「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されました。これは乾陵だけではなく、西安をはじめ中国各地の歴史都市や遺跡が、シルクロードの交易・文化伝播の中で果たした役割を世界的に評価された結果です。

世界遺産に登録されたことで、乾陵の保存活動も国際的なレベルに引き上げられ、いまも多くの考古学者や研究者が発掘や保護活動に取り組んでいます。保存状態が良い乾陵のおかげで、1300年前の中国の偉大さや逞さを今に伝えることができるのです。

日本から訪れる観光客にとっても、世界遺産というお墨付きは大きな安心ポイント。歴史好きのみならず、子ども連れやファミリー層にも勉強になり、思い出に残る場所になること間違いなしです。まさに「世界的な宝」だと言えるでしょう。

3. 見どころ

3.1 壮大な陵墓とその外観

乾陵の最大の見どころは、梁山のなだらかな山頂をまるごと活かした壮大な陵墓です。高さはおよそ80メートル、まるで山がそのまま王朝のシンボルとして「生きている」ような圧倒的なスケールを体感できます。入口正面から続く長い参道、周囲を取り囲む城壁、そして神殿跡など、全てが当時の技術力と規模の大きさを物語っています。

乾陵は今もなお封印が守られ、内部は発掘されていません。中に大小無数の副葬品や美術品が眠っていると推測され、「中国のピラミッド」と呼ばれることも。謎多き内部を空想しながら外観を眺めるのも、考古学好きにはたまらないロマンです。

また、季節ごとに表情を変える陵墓周辺も魅力の一つ。春や秋には花や草木が美しく、見晴らしの良い季節には遠く関中平原まで一望できます。自然と一体となった歴史遺産は、写真映えもばっちり。旅行の思い出になること間違いなしです。

3.2 石像と石刻アートの美しさ

乾陵に来たら絶対に見逃せないのが、陵墓前の道に立ち並ぶ数々の石像(石人・石獣)です。これらは唐時代の職人によって彫られた芸術品で、ライオンや馬、ラクダ、戦士、文官など、さまざまなモチーフがリアルかつ力強く表現されています。石像たちは「守護者」として、今も天子を見守り続けているかのような迫力が漂います。

石像は経年による風化こそありますが、その姿形や表情は見事な保存状態。「こんなに古いのに、よくここまで残ったな」と感心せずにはいられません。石刻の細部を観察することで、当時の服飾や動物、その国際性まで体感できる点も乾陵観光の醍醐味です。

また、乾陵ならではの「外国使節像」やユニークなデザインにも注目。これは唐の時代、西方諸国からの外交使節を実際にモデルにしたもので、中国古代のグローバル感覚をひしひしと感じさせてくれます。歴史ファン・アート好き両方におすすめの見どころです。

3.3 墓道・神道の神秘的雰囲気

乾陵の中心部へと続く参道、通称「神道(しんどう)」は、古代中国の王者を迎えるための最も神聖な道です。この神道は、美しい石像や石碑、門柱などが左右にずらりと並び、かつての王朝の厳かな雰囲気を今も色濃く残しています。

この道を歩いていると、まるで唐の時代にタイムスリップしたかのような気分になります。中国古来の「天人合一」思想が体現された空間で、王や皇后が亡くなった後も天と人がつながり続ける、という祈りが込められているのです。

霧がかかった早朝や、夕日に包まれた神道もまた絶景。神秘的でスピリチュアルな美しさがあり、普段は味わえない非日常シャッターチャンスにあふれています。ぜひゆっくりと歩きながら、心を落ち着けて当時の空気を吸い込んでみてください。

3.4 乾陵博物館と出土品

乾陵の近くには「乾陵博物館」があり、付近の発掘調査で見つかった文化財や、唐王朝時代の生活用品、美術品などが展示されています。兵馬俑と違い、乾陵そのものはまだ開かれていませんが、周囲の陪葬墓からは膨大な宝物が出土しており、その一部をここで間近に見ることができます。

博物館には、金銀器や陶器、豪華な装飾品など、当時のハイセンスな生活の片鱗が満載。特に、女性と馬を組み合わせた「胡人女騎像」など唐代の国際性あふれる芸術作品、仏教美術などは見応え十分です。解説も分かりやすく、唐の文化史全体を一気に体験できるのも嬉しいポイント。

また、ガイドツアーやオーディオ解説を利用すれば、器物や装飾品の背景にある「人のドラマ」まで感じ取れるはずです。歴史を気軽に学べて、写真OKのエリアも多いので、家族連れやカップルにもぴったりの施設です。

3.5 近隣の陪葬墓・永泰公主墓も必見

乾陵の周囲には、皇族や高官たちの「陪葬墓(はいそうぼ)」と呼ばれる副墓がいくつも点在しています。中でも有名なのが、悲劇のヒロインとして知られる永泰公主の墓。天皇の孫娘だった彼女は、わずか17歳の若さで亡くなったと言われ、その美しい壁画や地下宮殿に多くの観光客が足を運びます。

永泰公主墓は、地下の墳墓内部が一般公開されており、美しい唐時代の壁画や生活風景が描かれたフレスコ画、当時のファッションや習慣を生き生きと伝える貴重な歴史資料が残っています。こちらも世界遺産の一部です。

乾陵の本墓だけでなく、こうした副墓も巡ることで「一族や時代のストーリー」がより立体的に見えてきます。乾陵エリアは一日では回りきれないほど見どころ満載なので、時間に余裕があればじっくりと探索してみましょう。

4. 乾陵をより楽しむために

4.1 おすすめの季節と服装

乾陵観光は、春と秋が圧倒的におすすめです。春は咲き誇る花々と新緑、秋は黄金色に染まる景色がとても美しく、爽やかな風とともに歩く乾陵は格別な体験となります。夏場は気温が高く、また乾陵一帯は日陰が少ないため、日焼けや熱中症対策が必須です。

服装は、歩きやすい靴と動きやすい服がおすすめ。神道や陵墓の周囲はかなり広く、アップダウンがあるので、スニーカーやトレッキングシューズが大活躍します。春や秋でも朝晩は冷え込むことがあるので、脱ぎ着しやすい薄手の上着があると便利です。

また、乾陵は標高がやや高いため、夏でも朝早くは涼しく、逆に冬はかなり寒くなります。防寒具や帽子、日焼け止めなどをしっかり準備して、天候に合わせて快適に観光を楽しみましょう。

4.2 観光時の注意ポイント

乾陵観光は基本的に屋外が中心になるため、天気と体力管理が大切です。広大な敷地を歩くことが多いので、飲み物や軽食なども携帯して、こまめに休憩を取るのがおすすめです。

乾陵では歴史遺産や石像に触らない、登らないことがルールです。他の遺跡も同じですが、保存のために触れてはいけない場所や写真撮影禁止エリアがありますので、現地の指示や案内板をしっかり確認しましょう。特に陪葬墓では、フラッシュ撮影や大声は禁止されている場合が多いです。

また、乾陵周辺は空気が乾燥しやすいので、特に冬場はリップクリームやハンドクリームがあると便利です。トイレや売店は限られているので、事前に確認して計画的に回るのが安心です。

4.3 ガイドツアーや解説サービス

乾陵は歴史的背景やストーリーがとても奥深いため、ガイドツアーや音声ガイドを活用すると観光の満足度がさらにアップします。現地のガイドさんは、中国の歴史や陵墓の謎、則天武后の逸話など、プロの視点で分かりやすく説明してくれます。

日本語ガイドや日本語解説パンフレットを扱っている旅行代理店やツアーも増えてきているので、語学が心配な方でも安心です。また、スマホアプリなどで音声解説サービスが用意されていることもあります。事前に情報を集めておくと、現地で戸惑うことなく、深い理解を得ることができるでしょう。

自分だけでは見逃しがちな裏話や隠れた名スポットも、ガイドが一緒ならしっかりチェックできます。旅行の記憶にしっかり残したい方は、ガイド付きツアーをぜひ検討してみてください。

5. 乾陵周辺の観光情報

5.1 ほかの西安歴史スポット

乾陵から戻ったら、西安市内の歴史スポットをぜひ巡ってみてください。有名な「兵馬俑(びょうばよう)」はもちろん、西安城壁、大雁塔、小雁塔、鐘楼、鼓楼など、「中国古代王朝の本拠地」としての西安の魅力が詰まった場所が目白押しです。

兵馬俑は乾陵とはまたひと味違う秦代のスケールを体感できるスポット。城壁も全長13kmあり、レンタサイクルで一周するアクティビティは観光客に大人気です。仏教建築が好きなら大雁塔や小雁塔もぜひ一度訪れてみてください。

西安は博物館も充実しており、「陝西歴史博物館」は中国各地からの観光客で賑わっています。ここでは唐や秦、漢など各王朝の文物を体系的に学ぶことができますので、乾陵観光と組み合わせれば「中国史オールスター」を一気に体験できます。

5.2 ローカルグルメの楽しみ方

西安といえば、「食の都」としても有名です!乾陵観光の後は、ぜひ西安市内や乾県のローカルグルメに挑戦してみましょう。代表的なのは羊肉のクミン焼き(羊肉串)、西安風ビャンビャン麺、凉皮(リャンピー)、肉夾饃(ロージャーモー・中国風バーガー)など、どれも日本ではなかなか味わえない一品ばかり。

乾陵のある乾県でもローカルレストランが何軒かあり、街の食堂や屋台で中国独特の家庭料理が楽しめます。量が多くてリーズナブルなので、旅の仲間とシェアしながらいろんな味にチャレンジしてみてください。中華の基本「餃子」や「火鍋」も、地元風にアレンジされていて新鮮な美味しさがあります。

グルメを満喫したい方は西安市街地の「回民街(ムスリムストリート)」にも足を延ばしてみましょう。地元住民で賑わうこの通りは、スパイス香る料理や華やかな甘味、お土産ショップも充実していて、夜遅くまで活気があふれています。

5.3 お土産&ショッピング情報

乾陵周辺や西安市内では、中国ならではのお土産もたくさん手に入ります。唐代風の陶器や石像のミニチュア、繊細な銀細工や刺繍グッズなど、歴史気分が盛り上がるアイテムが勢揃い。乾陵博物館内の売店は、歴史関連グッズや解説書、レプリカなどが充実しているので、お土産選びにもぴったりです。

西安といえば「西安剪紙(切り絵)」や「絹製品」、「陝西特産のお茶」も人気です。漢方薬やドライフルーツ、唐代風のアクセサリーなどは、日本ではあまり見かけられない珍しい品が多いので、ぜひチェックしてみてください。

ムスリムストリートや市内の大型ショッピングモールでは現代的な雑貨やファッションも買えるので、観光&グルメ&ショッピングを一日で満喫しましょう。値段交渉が必要な露店もあるので、旅の思い出づくりにチャレンジしてみると楽しいですよ!

6. まとめと旅のアドバイス

6.1 初めての乾陵訪問のヒント

初めて乾陵を訪れる方は、まず「時間に余裕を持つこと」がポイントです。乾陵は見学エリアが広いため、思ったより時間がかかります。できれば朝早く出発し、途中休憩やランチタイムも含めて半日から一日を予定すると安心です。

歴史背景を事前にちょっとでも勉強しておくと、現地での感動が倍増します。日本語の資料やガイドブックも今は豊富に揃っているので、簡単に目を通して行くだけでも乾陵での体験がよりリアルに。乾陵博物館から見学スタートして、周囲の副墓や神道をめぐる順路が分かりやすくておすすめです。

また、公共交通機関や現地ツアー利用の場合は乗り換えや集合時間などに注意しましょう。乾陵は天候や時期によって混雑する日もあるので、余裕を持ったプランで動くと安心です。

6.2 リピーターにおすすめの楽しみ方

2回目以降の乾陵訪問なら、よりディープな楽しみ方に挑戦してみましょう。たとえば、乾陵周辺の農村エリアをサイクリングする、特定の石像や石碑、アートに焦点を当てて探訪する、朝方や夕焼けの時間帯に訪れて違う雰囲気を味わうなど、さまざまな角度から乾陵の魅力を再発見できます。

また、近隣の陪葬墓をじっくりめぐり、永泰公主墓に隠されたストーリーや、唐代の壁画・副葬品の細やかさに注目するのもおすすめです。現地のガイドや研究者のトークイベントに参加できるツアー、特別展などがあれば、ぜひ参加してみてください。

さらに、乾陵と合わせて西安郊外のほかの古墳群や田園観光地を組み合わせれば、中国古代史を「実体験」として深く味わうことができます。季節によって表情の違う乾陵を味わい尽くしてください。

6.3 西安旅の思い出作り

西安・乾陵の旅は、1300年前のロマンと現代中国のパワーを同時に味わえる、不思議で豊かな体験です。乾陵の壮大な景色や石像に圧倒されたあの時間、博物館で古代の工芸品に感動したワクワク感、乾県や西安市内のローカルグルメに舌鼓を打った「お腹いっぱいの思い出」まで、旅のすべてがあなたを成長させるはず。

歴史遺産を歩くことで、ただ観るだけではわからない中国文化の奥深さに自然と触れることができます。そして、その感動をたくさんの写真や小さなお土産に詰め込めば、旅の余韻は何年もあなたの心に残り続けるはずです。

自分だけの「お気に入りの西安」「人生の一冊のページ」を見つけに、ぜひ魅力満載の乾陵へ出かけてみてください。新しい発見と感動がきっと、あなたを待っています。


終わりに

乾陵は、日本人観光客にも徐々に知られ始めている西安の歴史スポットですが、実際に訪れてみると、当時のロマンやスケールの大きさが想像以上です。シンプルな日帰り旅行でも、歴史への愛や中国文化への理解が深まり、人生に残る貴重な体験となるでしょう。

西安旅行を計画中の方は、ぜひ次の旅先リストに「乾陵」を追加してみてください。現地で出会う歴史、人、自然、食、そして思いがけない発見が、きっとあなたの旅をさらに充実させてくれることでしょう。

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