広州でタクシーを利用するときの注意点は？

タクシーの利用方法

広州でタクシーを利用する際、まず理解しておくべきなのは、広州のタクシーは非常に便利で手軽な移動手段であるということです。広州には多くのタクシーがあり、街中で見ることができます。通常、タクシーは明るい緑色の車両が目立っており、乗る際には手を挙げて止めるだけで大丈夫です。また、タクシーの表示灯が点灯しているときは、乗ることができます。

料金システム

料金は初乗り料金があり、その後、運行距離に応じて加算されます。広州では、初乗りが約14元、以後は1kmごとに約2.5元加算されます。深夜（通常は22時から翌日の6時まで）には加算料金が適用されるため、注意が必要です。また、交通渋滞や時間帯によっては、タクシーが思いのほか高額になることもあるため、事前に目的地までの距離や料金を調べておくと安心です。

地元の習慣

広州のタクシーの運転手は、基本的には親切ですが、英語が通じないケースが多いです。英語が通じない場合でも、地図アプリやスマートフォンに目的地の住所を中国語で表示しておくと、スムーズに会話ができます。また、紙に行き先を書いて見せるのも良い方法です。広州の主要な観光地やレストランの住所をあらかじめメモしておくことをお勧めします。

予約アプリの利用

近年では、Didi（滴滴出行）などのライドシェアアプリも人気です。このアプリを使うことで、タクシーを事前に予約することができ、迎車の時間も短縮できます。アプリでは、行き先を入力すると運賃が表示され、運転手の情報も確認できるため、安心して利用できるでしょう。アプリは多数の言語に対応しているため、ある程度の日本語でも利用可能な場合があります。

注意すべきポイント

広州のタクシーを利用するにあたり、以下のポイントを覚えておくと良いでしょう。

領収書の取得：タクシーを利用した際は、必ず領収書をもらうようにしましょう。何かトラブルがあった場合、証拠として使えます。また、外国籍の観光客に対しては、領収書を発行する義務があります。
混雑時の注意：特に通勤時間帯や祝日には、タクシーが非常に混雑します。そのため、時間に余裕を持って出発することが重要です。
無賃乗車のリスク：稀に値切る運転手も存在しますが、事前に決められた料金を無視して割引を求めるのはトラブルの元なので避けましょう。必ずメーターを利用するようにしましょう。
スキャムの回避：観光地などで見かける「不正なタクシー」には注意が必要です。運転手が名刺や口頭で特別な料金を説明してきた場合は、拒否しましょう。信号や交通ルールを守らないタクシーには乗らないようにしましょう。