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   西安鼓楼(せいあんころう) (西安鼓楼)

中国を旅したい方や歴史ある街を散策するのが好きな方にとって、西安はまさに憧れの場所ではないでしょうか。万里の長城や兵馬俑で有名なこの街ですが、実は町の中心を歩いていると、古き良き中国を肌で感じられるランドマークがたくさんあります。その中でもひときわ目を引くのが「鼓楼(ころう)」です。石畳の広場に堂々と建つその姿は、歴史を超えて現代の西安市民にも愛される存在。この記事では、鼓楼の魅力や見どころ、周辺グルメまで、おすすめポイントをギュッとまとめてご紹介します。

目次

1. 西安で鼓楼に出会う

西安ってどんな街?

西安は中国陝西省に位置する、中国史上もっとも有名な古都のひとつです。北京・南京・洛陽・杭州と並び、中国五大古都の一つにも数えられています。長い間、13もの王朝がここに都を置き、シルクロードの出発点としても栄えてきました。だから西安の街並みを歩いていると、いたるところで歴史の息吹を感じることができます。

現代の西安は、伝統文化と最新の都市文化が見事に融合した活気ある都市に生まれ変わっています。大規模なショッピングモールや高層ビルも建ち並びつつ、昔ながらの路地や古代建築がしっかり残っています。西安の雰囲気は「中国の歴史博物館そのもの!」と言いたくなるくらい。観光客にも人気ですが、地元の人々にとっても休日に家族で散歩したり、デートで訪れたりする素敵な場所がたくさんあるんです。

町の中心部を歩いてみると、南北に設けられた大通りや、今も残る城壁が目を引きます。特に「鼓楼」や「鐘楼」、「大雁塔」など、西安独自のランドマークがぎゅっと集中しているので、散策だけでワクワクしますよ。

鼓楼の基本情報

「鼓楼」は西安市街の真ん中、観光のスタート地点にもぴったりな場所にある歴史的な建造物です。創建は明代の1380年。木造の壮麗な建物が石造りの台座の上に建てられ、なんと現在まで600年以上の時を超えて存在しています。建物の高さは約34メートル、その上に上がるとここが本当に昔からの「街の中心」だったことが実感できるでしょう。

鼓楼の名前の由来は、実際に巨大な太鼓(鼓)が置かれていたから。西安の時計塔「鐘楼」とセットで訪れる人も多いです。鼓楼は「夕方を告げる太鼓」、鐘楼は「朝を告げる鐘」と、それぞれ都市の一日の始まり・終わりを知らせる役割をもっていました。現在では内部が公開されていて、太鼓の展示や伝統楽器のパフォーマンスなども楽しめます。

建物は二層の屋根構造。大きな赤い柱と緑色の瓦、精巧な彫刻やカラフルな絵付けなど、明代建築の美しさを満喫できます。夜には美しいライトアップも実施され、昼間とはまた違った姿を見せてくれるのも鼓楼の魅力です。

アクセス方法とおすすめの時間帯

鼓楼はアクセス抜群。西安市内の主要エリアに位置していて、地下鉄やバスを利用すれば迷うことはありません。地下鉄2号線「钟楼(鐘楼)」駅から徒歩5分ほど、また西安駅や空港からのアクセスも良好です。市内観光バスの多くも鼓楼前を経由しますので、西安初めての方でも安心ですよ。

おすすめの訪問時間帯は、朝早い時間か夕方以降。朝ならば観光客もまだ少なく、荘厳な雰囲気の中で静かに見学ができます。逆に、夕方からはライトアップが始まり、周囲のにぎやかな雰囲気とともにきらめく鼓楼がとてもロマンチック。ランチ後に鐘楼や回民街とセットで訪れるのもおすすめです。

また、季節によって見える景色も変わります。春や秋は涼しくて散策しやすく、空気も澄んでいるため、写真撮影にはベストシーズン。真夏や真冬は暑さ・寒さが厳しい日もあるので、体調管理に気をつけましょう。

2. 鼓楼の歴史にふれてみよう

建設の起源とその時代背景

鼓楼は明朝・洪武帝の時代に、西安の都市統治の中心として建てられました。この時代の中国は、元朝から明朝に政権が変わった直後で、社会秩序の安定や都市の再建が急務とされていた時期です。当時の西安は長安という名前で、すでに千年以上の歴史を持つ大都市でしたが、新しい王朝にふさわしいシンボルとして鼓楼が登場しました。

鼓楼建設の背景には、都市の時を正確に告げるためという実用的な理由もありました。昔は時計がなかったため、鐘や太鼓を使って「朝」と「夕方」の合図を全市民に知らせていたのです。鼓楼は西安の人々の生活リズムをつかさどる中心であり、まさに都市の「心臓部」だったのです。

鼓楼の建設には、建築技術や装飾の面でも当時最先端の知恵と工芸が注がれました。巨大な木造建築を安定して立てる技術、そして華やかな漆塗りや彫刻、色鮮やかな屋根瓦の施工など、明代文化の粋が集められています。現代の私たちが眺める鼓楼は、当時の人々の知恵や芸術魂を感じさせてくれます。

歴史的役割と変遷

鼓楼の歴史的な役割は、最初は「時間を知らせる」ことに特化していました。毎日決まった時間になると、太鼓がドンドンと高らかに打ち鳴らされ、それが西安市民にとって一日の終わりや門限を知らせる合図になっていました。昔の中国では、都市の出入り口となる城門の開閉もこの音で制御されていたため、鼓楼の役割はとても重要だったのです。

しかし歴史が進むにつれ、鼓楼の意味合いも変わってきます。清朝やその後の時代でも、鼓楼は引き続き使われていましたが、近代化が進む中で「時間を告げる」役割は次第に薄れました。それでも、地元のイベントや祭りの会場、本格的な太鼓のショーの舞台として活躍し続けてきました。

20世紀以降、中国の都市開発で数多くの歴史建造物が失われましたが、西安の鼓楼はそのままの姿を残し、修復を重ねてきました。現在では観光スポットとしてその存在感を発揮し、西安全体の「古都らしさ」を体現するシンボルになっています。地元の人々の誇りともいえる建物なんです。

有名な伝説やエピソード

鼓楼にはいくつか有名な伝説やエピソードが語り継がれています。中でも有名なのは「金鶏報暁(きんけいほうぎょう)」の話。昔、ある年に西安で大きな地震が起こり、人々が不安におびえていました。その夜、鼓楼の上に突然、金色の鶏が現れて空に大きな声で鳴き、夜明けとともに災害が終わったと言い伝えられています。そのため今でも、「鼓楼は人々を守る幸運のお守り」として愛されています。

また、太鼓職人にまつわる逸話も有名です。鼓楼の太鼓は非常に大きく、職人が命をかけて作ったと言われています。中でも、ある職人は自らの工芸技術に命を懸け、大きな鼓を完成させた後、その技術を他人に盗まれないよう、夜のうちに鼓楼から姿を消したという話が残っています。

こうした伝説やエピソードは、鼓楼が単なる建物としてだけでなく、人々の心のよりどころ、信仰のシンボルでもあることを証明しています。旅先で現地の人にこうしたお話を聞くのも、観光の大きな楽しみのひとつですよね。

3. 見どころ:鼓楼のハイライト

美しい建築デザインと装飾

鼓楼の外観は圧巻です。赤く塗られた大きな柱と、重厚な屋根の組み合わせが遠くからでも目立ちます。二重屋根の端には躍動感のある龍や鳳凰などの伝説上の生き物があしらわれ、まさに中国の伝統建築の美しさを凝縮しています。昼間の空に映える姿も素晴らしいですが、細部をじっくり眺めていると、その精巧な彫刻や色使いの芸術性に驚かされます。

木造部分にはさまざまな紋様やデザインが施され、特に窓ガラスや欄干に描かれた模様は、明代ならではの細やかな職人技を感じさせます。軒下のカラフルな装飾や、瓦の色合いも注目ポイント。写真好きの方にはたまりません。内部はさらに豪華で、天井部分の装飾や大太鼓の展示も見逃せません。

建物の中に一歩入り、グルリと内部を歩いていると、まるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。現代の建築とはまったく違う温かみやダイナミックさ。それでいて、約600年を経た今も美しく保たれているのは、西安の誇るべき文化遺産の証です。

鼓楼から眺める絶景ポイント

鼓楼の見逃せないポイントの一つは、上階から眺める西安の景色です。建物の二階部分のバルコニーに上がると、東西南北360度、街のパノラマが広がります。特に夕暮れやライトアップ直前の時間帯は、街全体がオレンジ色に染まり、とてもロマンチック。また、近くにある「鐘楼」をはじめ、西安城壁や周囲の歴史ある建物もよく見渡せます。

観光客で混雑しやすい日中を避けて、朝イチや平日の午前中に訪れると、のんびりと静かに風景を独占できます。地元の方もウォーキングがてらこの景色を楽しみに来ているそう。遠くに目を向ければ、現代的な高層ビルや古い城門が共存するという、他の都市ではなかなか見られない絶妙なコントラストに思わず見とれてしまうでしょう。

特に写真好きの方は、夕暮れどきの「マジックアワー」がおすすめです。鼓楼自体のシルエットと、沈みゆく太陽、西安の街並みが一度に撮れる絶好の撮影タイミング。インスタ映え間違いなしの写真が撮れますよ!

毎日行われる太鼓のパフォーマンス

西安鼓楼のもう一つの魅力は、毎日行われる本格的な「太鼓ショー」です。建物内部の中央ホールに歴史的な巨大太鼓が鎮座し、地元の太鼓奏者たちによる生演奏ステージが日に数回開催されます。その迫力はまさに圧巻!観光客だけでなく、地元の子どもたちも夢中になります。

パフォーマンスは伝統的な衣装とともに披露され、力強いリズムと美しい身のこなしが見どころです。演奏者の解説や掛け声がにぎやかで、見ているだけで元気になれるイベントです。また、観客を巻き込んだ体験型のコーナーも用意されることがあり、観客自身が太鼓を叩く体験ができることも。思い出作りにもぴったりですね。

このショーを見逃さずに楽しむためにも、入場時に当日のタイムスケジュールをチェックしておくのがオススメです。パフォーマンスによって少しずつ内容も違うので、何度見ても新鮮な気持ちで味わえますよ。

周辺の歴史的建造物とのセット観光

鼓楼の周りには、西安の歴史を体感できる名所や建物がたくさんあります。まず欠かせないのは、ほんの数分歩くだけで隣に行ける「鐘楼」。これも明代から残る名建築で、鼓楼とペアで訪れる観光スタイルが大人気です。鐘楼も美しい装飾や時計塔としての役割があり、内部に入って鐘を見学したり、市街地の見晴らしを楽しむことができます。

さらに、西安を取り囲む「西安城壁」は全長13.7キロにも及び、市街地をぐるっと囲んでいます。レンタサイクルで城壁の上を走ることもでき、鼓楼観光の前後にプチ冒険気分で体験できます。西安市内の歴史的ストリートや、古民家を改装したカフェなども増えており、散策そのものが楽しいエリアです。

他にも「書院門」や「碑林博物館」など、鼓楼を拠点にいろいろな歴史スポットが徒歩圏内にあります。1日じっくり時間を取って、西安の古都エリアを満喫するのがおすすめですよ。

4. 体験してみたい!鼓楼周辺の楽しみ方

西安のグルメストリート「回民街」へ

鼓楼観光の後は、すぐ隣の「回民街」で西安グルメを味わいましょう。回民街はイスラム教徒の暮らすエリアに広がる食べ歩きストリートで、鼓楼から徒歩3分ほどの場所にあります。ここでは西安らしい肉の串焼きや、羊のスープ、もちもち冷麺などが所狭しと屋台にならんでいるのが特徴です。

回民街は、昼間も夜もにぎやかで屋台の香りが立ちこめています。肉と香辛料の香ばしいにおいは、西安のエネルギーそのもの。西安名物「羊肉泡馍(ヤンロウパオモー)」や「胡辣湯(フーラータン)」、「肉夹馍(ロージャーモー)」といった伝統料理をリーズナブルな価格で楽しめます。地元の人に混じってぶらぶら食べ歩きをするのも、西安ならではの体験です。

また、回民街は食だけでなく、カラフルなランプや民族衣装、ユニークなお土産雑貨のお店もいっぱいです。賑やかな声に包まれながら、観光気分をさらに盛り上げましょう。お腹も心も満たされるスポットです!

伝統工芸のお土産探し

西安は長い歴史を持つ都市だけに、伝統工芸品も多彩。鼓楼周辺にはお土産ショップや小さな工房が点在しており、旅の記念になるアイテム選びにもぴったりです。ペーパーカットや切り絵、刺繍、青花磁器など中国らしいデザインのものがたくさん。

特に「皮影人形」(影絵劇に使う革細工の人形)は西安名物で、鮮やかな色と細かいカットが特徴。手作りの印鑑や伝統的な扇子、書道関係のアイテムも人気です。値段もリーズナブルで、交渉して買い物を楽しむのも旅の醍醐味。

鼓楼付近には工芸体験ができるワークショップもあり、自分だけのオリジナルグッズを作ることもできます。西安の歴史と伝統を感じるお土産を探しに、ぜひ立ち寄ってみてください。

夜のライトアップとフォトスポット

西安鼓楼は夜になると美しいライトアップが始まります。赤や金色の照明が鼓楼全体をやさしく照らし出し、昼間とはひと味違った幻想的な雰囲気に。写真好きの方にとっても外せない、絶好のフォトスポットとなっています。

ライトアップは通常、日没から夜遅くまで続くので、ディナー後の散歩がてら立ち寄るのもおすすめです。鼓楼正面からは迫力ある写真が撮れるほか、通りを挟んだ回民街や南北に伸びる歩行者道路からも美しい構図で撮影できます。季節ごとにライトアップの色味や演出が変わることもあり、何度訪れても新しい発見があります。

夜の鼓楼は地元市民や観光客で大賑わい。鼓楼の明かりを背景に記念撮影したり、近くのカフェでのんびりおしゃべりしながら夜景を楽しむのも西安の醍醐味です。旅の締めくくりにもぴったりの時間を過ごしてみてください。

5. 楽しむためのヒントと旅のアドバイス

観光のベストシーズン

西安の気候は四季がはっきりしており、観光のベストシーズンは春(3〜5月)と秋(9〜11月)です。この時期は気温も20度前後で湿度も低く、過ごしやすくて散策に最適。特に春は桜や花々が街を彩り、秋は金色の銀杏並木が映えます。

夏場(6〜8月)は非常に暑く、35度を越える日も少なくありません。ただし夏祭りや夜市など、賑やかな夜のイベントが多いのが特徴。暑さ対策をしっかりすれば、昼間の観光を避けて夜の涼しい時間に楽しむこともできます。

冬場(12〜2月)は寒さが厳しいですが、観光客も少なめで観光スポットはゆっくり見て回れます。夜のライトアップや冬限定のお祭りも開催され、また違った西安の表情が見られます。季節選びは自分の旅スタイルに合わせて選びましょう。

チケットや所要時間について

鼓楼の入場には専用のチケットが必要です。価格は大人30元前後ですが、鐘楼とセットになったお得な共通券も販売されています。観光のコースに合わせてセット券を選ぶと、効率よく周辺の名所を回れます。チケットはネット予約も可能ですが、現地の窓口でサクッと購入もできるので安心です。

見学にかかる所要時間は、およそ1時間ほど。内部の太鼓展示やパフォーマンス、展望台からの景色をじっくり見る場合もう少し余裕をもたせても良いでしょう。周辺グルメやショッピングストリートとセットにすると、半日〜1日たっぷり楽しめます。

鼓楼は人気スポットのため、特に週末や大型連休は混雑しやすいです。朝早い時間や平日なら、比較的のんびりと観光できます。スケジュールに余裕を持って、焦らずゆったりした旅を楽しみましょう。

周辺のおすすめ宿泊エリア

西安で観光を思いっきり満喫したいなら、鼓楼周辺のエリアに宿泊するのが断然おすすめです。このエリアは市内中心部に位置し、鐘楼、回民街、城壁など主要スポットが徒歩圏内。清潔なホテルやデザイン性の高いブティックホテル、コスト重視のゲストハウスまで選択肢が豊富です。

また、交通アクセスも抜群で、地下鉄や空港リムジンバス、市内バスの便も良好。夜遅くまで賑わうエリアなので、夜の散歩やライトアップ鑑賞にも便利です。飲食店やコンビニも揃っていて、初めての西安旅行でも不便はありません。

ゆったり過ごすなら、古民家を改装したようなおしゃれな宿や、家族連れに人気の大型ホテルも充実しています。宿泊予約サイトでは日本語対応のところも多いので、事前にレビューを見て自分に合った宿を選ぶと良いでしょう。

6. まとめと西安鼓楼の魅力再発見

鼓楼で感じる中国の歴史と現在

西安鼓楼は、600年以上も西安の変わらないシンボルとして人々の心に根付いています。鼓楼に一歩足を踏み入れると、明代の職人たちの技術や、都市の時を刻む厳かな空気、そして今を生きる西安市民や観光客のにぎわいが不思議と混ざり合って感じられます。

古代中国の首都・長安時代の栄光や、シルクロードに思いを馳せながら、現代のカフェやグルメを楽しむ――その重層的な時間の流れをリアルに体感できるのが鼓楼の最大の魅力です。伝説やエピソードにも触れ、鼓楼が持つ物語の豊かさもぜひ感じてほしいポイントです。

「ただの古い建物」として見過ごすにはあまりにももったいない、エネルギーと歴史がギュッと詰まった場所。それが西安鼓楼です。

観光後に味わってほしい余韻

鼓楼の観光を終えた後は、ぜひ余韻を心ゆくまで楽しんでほしいです。例えばライトアップされた鼓楼を眺めながら、近くのカフェやレストランで一休み。地元の名物料理やスイーツを味わいながら、昼間見た景色や写真を振り返れば、旅がより深い思い出に変わるはずです。

回民街のナイトマーケットで地元のグルメを楽しむのもオススメ。にぎやかな声や美味しい匂いに包まれて歩いていると、西安の「明るく元気な今」を全身で感じることができます。鼓楼を中心に、旅の思い出はどんどん広がっていきます。

また自分へのお土産や、大切な人に買った伝統工芸品を眺めながら「また西安に来たいな」と思う――鼓楼にはそんな力があると思います。旅の物語は、ここからもっと広がっていくのかもしれません。

次に訪れたい西安のスポット紹介

鼓楼を満喫したあとは、西安のほかの名所にも足を延ばしてみてはいかがでしょう?「大雁塔」や「青龍寺」、「西安碑林博物館」など、歴史や文化をより深く味わえるスポットが市内にたくさんあります。

また、世界遺産である「兵馬俑」は郊外にあるものの、西安駅から電車やバスでアクセスできる人気必見スポットです。その他、城壁上の自転車体験、現地の茶館や書院通りのカフェめぐりもおすすめです。

西安という街は、ひとつひとつの観光地がつながり、訪れるたびに新たな発見があります。鼓楼を起点に、より深く、多彩に西安の魅力を体験してみてください。


終わりに  
西安の鼓楼は、ただの観光名所ではなく、歴史と人々の暮らしが溶け合う特別な場所です。古代から変わらない荘厳さと、今のにぎわい。訪れればきっと、あなた自身の「西安物語」が始まることでしょう。次の旅先リストに、西安鼓楼をぜひ加えてみてくださいね。

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