MENU

   九龍坡動物園 (九龙坡动物园)

× 全画面画像

重慶と言えば、壮大な山々や夜景、美味しい火鍋が有名ですが、実は動物好きにもたまらないスポットがたくさんあります。今回ご紹介したいのが、重慶市の南西部に位置する「九龍坡動物園」。この動物園は家族連れでのんびり楽しめるだけでなく、珍しい動物とのふれあいプログラムや地元の自然にも触れられる貴重な場所です。早速、魅力いっぱいの九龍坡動物園を、初めて訪れる方にも分かりやすく、細かくご案内します!

目次

1. 入り口から始まる冒険

入場方法とチケット情報

九龍坡動物園の入り口には、旅行客にも親切なチケット販売窓口が設けられています。券売機は中国語と英語、最近では日本語表記にも対応しており、操作も簡単。紙のチケットだけでなく、スマホでQRコード入場ができるのも現代的です。入り口ゲートは迫力のある大きなパンダ像が目印になっているので、初めてでも迷うことはありません。

チケットには種類があり、一般の入場券のほかに、サファリエリア専用券や、ガイドツアーを付けられる特別パスなど様々。事前に公式サイトやWeChatなどのSNSでプロモーションや割引が出ていることもあるので、旅の計画をしながらお得なチケットを探すのがおすすめです。小学生未満の子どもは無料、大人の入場料もとてもリーズナブル。現地での支払いも、現金だけでなくAlipayやWeChat Payといった中国の電子決済に対応しています。

入場後すぐに無料の園内マップが配布されるので、最初にゲットしましょう。人気のエリアやショーの時間などが書き込まれていて、このマップがあれば見学ルートをシンプルに決められます。長い行列ができる週末や祝日は、早めに入場するのがスムーズに楽しむコツですよ。

開園時間とベストな訪問時間

九龍坡動物園は年間を通して営業しており、通常の開園時間は朝9時から夕方17時まで。夏期(5月中旬~9月)は、暑い午後を避けるために開園時間が1時間早まり、朝8時からオープンします。早朝は動物たちも活発に動いている時間なので、朝イチ入園は写真好きの方にもおすすめです。

ベストな訪問時間帯を選ぶなら、やはり午前中です。特に平日の午前は混雑が避けられ、落ち着いて園内を散策できます。人気のイベントやショーも午前に開催されることが多いので、タイミングを逃さないようにチェック。午後は大規模な団体や遠足の子どもたちが増えるので、のんびり観察したい方は朝のうちにスタートしましょう。

天候についても触れておきます。重慶は湿度が高く、真夏は蒸し暑くなる日も多いので、帽子や日焼け止め、飲み物を持参しておくと安心です。春と秋はとても快適な陽気で、動物たちも元気にお散歩している姿が見やすいので、観光にはぴったりのシーズンです。

動物園の基本施設紹介

園内レイアウトはとてもわかりやすく、入ってすぐのメイン通路沿いに総合案内所やコインロッカー、トイレ、授乳室があります。小さなお子さん連れの方にも優しい設計で、おむつ替えスペースやベビーカーレンタルも完備。園内には広い休憩所やカフェ、ファストフード系の軽食コーナーが点在しているので、ピクニック気分でゆっくり過ごせます。

動物展示エリアは大きく分けて、パンダ館、サファリエリア、爬虫類館、鳥類エリア、アフリカ動物エリア、そして子ども動物ふれあいエリアと多彩。各施設ごとにテーマ性を強調していて、まるで海外の動物園に来たかのような雰囲気です。パンダ館には涼しい休憩スペースや、ガラス越しの観覧ラウンジもあり、暑い日や雨の日でも楽に見学できます。

また動物園内には、自販機や売店も充実しています。ペットボトルやスナック、軽食が手に入るので、子どもの急な「お腹すいた!」にも対応できます。道案内の標識が中国語・英語に加え、日本語も併記されている場所が増えてきているのも、海外からの来園者にはうれしいポイントです。

2. 見どころ

ジャイアントパンダ観覧

九龍坡動物園のシンボル的存在が、やっぱり「ジャイアントパンダ」です。専用のパンダ館には、広々としたガラス張りの展示スペースがあり、パンダたちがのんびりと笹を食べたり、仲間とじゃれ合ったりしている様子を間近で観察できます。特に食事タイムは大人気で、パンダがゆっくり座ってご飯を食べている姿は写真映え抜群。ガイドスタッフが、パンダの生態や食事内容について楽しく解説してくれるので、初めての方でも飽きずに見ることができます。

九龍坡動物園のパンダ館は自然に近い飼育環境を意識して作られていて、岩や木登り用の遊具があったり、小川が流れていたりと、パンダたちが伸び伸び過ごせるつくりです。運が良ければ、子パンダが元気よく転げまわる姿も見られるかもしれません。パンダの誕生日や特別な日はイベントが開かれ、限定のお土産やグッズも販売されるので要チェックです。

また、パンダ観覧エリアには大型スクリーンやパネル展示もあり、パンダの歴史や繁殖保護活動、中国各地のパンダ保護区の紹介もされています。子どもから大人まで「へえ~!」と驚く豆知識がたくさん。見学後は、出口にあるパンダグッズ専門ショップをぜひ覗いてみてください。ぬいぐるみやキーホルダー、パンダモチーフのお菓子などが大人気です。

珍しい珍獣たち

パンダだけが九龍坡動物園の魅力じゃありません!ここでは中国国内外から集められた珍しい動物たちにも会うことができます。例えば「金絲猴(金糸猴)」、“黄金の猿”とも呼ばれる中国特有のサルで、その鮮やかな金色の毛並みとクリっとした青い顔がとても神秘的。グループでお互い毛づくろいしたり、木の上を飛び跳ねる姿にはつい目を奪われます。

さらに、世界三大珍獣の一つ「オカピ」も見逃せません。キリン科で唯一アフリカのジャングルに生息し、シマウマのような脚が特徴です。園内解説によれば、日本ではなかなか見られないこの動物を間近で観察できるスポットとして、動物カメラマンやマニアにも密かな人気なんです。他にも「ホワイトタイガー」や「レッサーパンダ」、「マントヒヒ」、「アルマジロ」など、多種多様な珍獣たちが勢ぞろいしています。

時には動物園オリジナルの動物スタンプラリーも開催しています。展示を巡りながら、動物について学びつつ、各ポイントでスタンプを集めると記念グッズがもらえる、家族や友達同士で楽しめる参加型イベントです。じっくり歩けば、写真では伝わらない動物ごとの個性をしっかり感じられますよ。

サファリエリアの冒険

動物園でスリルを味わいたいなら、絶対外せないのがサファリエリア!こちらは園内を回る専用のサファリバスに乗って、ライオンやキリン、シマウマ、ダチョウなどの大型動物たちが過ごす広大な敷地を巡るアドベンチャーツアーです。窓越しにライオンが近づいてきたり、草を食むキリンの姿をじっくり観察できるのは迫力満点。サファリバスの車内アナウンスは中国語だけでなく、英語と日本語対応版も用意されています。

ツアー中は動物たちの生息地を再現するためのリアルな自然環境が広がっており、まるでアフリカのサバンナにいるような気分。サファリエリアでは時間帯によって行動が変わる動物も多く、スタッフが「今は○○が活発ですよ!」といったアドバイスをしてくれるので、より臨場感あふれる観察が楽しめます。思わぬ近さに子どもだけでなく大人も大興奮です。

そして、運が良ければバスの停車ポイントで餌やり体験もできます。事前に受付で引換券を購入していれば、キリンやヤギなどに直接野菜を手渡しでき、忘れられない思い出になるはず。動物園ならではのリアルな「サファリ体験」を、日本ではなかなかできないスケールで満喫できるのが、九龍坡動物園ならではの魅力です。

3. 動物園の魅力的な体験

飼育員によるガイドツアー

九龍坡動物園は、動物たちのことをもっとよく知りたい方のためのガイドツアーも大充実です。現役の飼育員さんが直々に案内してくれるので、普段知ることができない飼育の裏話や、動物との心温まるエピソードがたっぷり聞けます。一つ一つの動物の性格や、飼育上の工夫など、現場でしか分からないエピソードに耳を傾けると、新しい発見がいっぱいです。

ツアーは中国語・英語で行われますが、日本語パンフレットや解説シートも用意されているので、言葉の壁が気になる方も安心です。各ツアーグループは少人数制なので、気軽に質問しながら見学できます。たとえば、パンダのごはんの準備体験や、ゾウの健康チェックのデモンストレーションなど、ここだけの体験型コンテンツが詰まっています。

ガイドツアーのスケジュールは園内ガイドボードで随時チェックできます。人気のツアーは事前予約が必要なこともあるので、到着したらまず案内所で予約することをおすすめします。ツアー終了後は、記念バッジがプレゼントされたり、プロの飼育員さんと一緒に写真が撮れたりと、忘れられない思い出ができるはずです。

子供も楽しめる教育プログラム

家族連れに大人気なのが、子供向けの教育プログラム。動物たちと楽しく学べるワークショップや、クイズゲーム、体験学習が園内のキッズエリアで日々開催されています。例えば、兎やモルモットとのふれあい体験、動物のお世話のお仕事体験、お絵かきコンテストなど、自然と動物への興味が育まれる工夫が盛りだくさんです。

特に小学生向けには「ミニ動物博士」プログラムが人気。スタッフが分かりやすい日本語のガイドブックを用意してくれるので、初めてでも安心して参加できます。例えば「この動物は何を食べる?」「どうやって仲間とコミュニケーションするの?」など、身近な疑問に現役飼育員が答えてくれる質疑応答コーナーもあるんです。

教育プログラムは親御さんが一緒に参加できるものも多く、家族の思い出作りにもピッタリ。子どもたちが考えた動物園のマスコットを実際にグッズ化するイベントや、夏休み限定の夜の動物園探検など、年間を通してテーマの違うプログラムが開催されています。動物園の勉強は子供だけでなく、大人もつい本気で楽しんでしまう魅力があります。

インタラクティブなショーの魅力

九龍坡動物園には、動物たちが日々披露してくれるインタラクティブなショーも豊富です。例えば、賢いイルカによるジャンプパフォーマンスショーや、アシカが音楽に合わせて踊る可愛らしいアトラクションは、いつも多くのお客さんでにぎわっています。動物たちの能力を存分に生かしたショーは、単なる芸ではなく、日常のトレーニング成果やスタッフとの信頼関係が感じられ、感動すること間違いなしです。

人気番組のひとつ「鳥のフライトショー」では、フクロウやワシ、インコなど多彩な鳥たちが観客の頭上を華麗に飛び交います。解説員が鳥たちの特殊能力や自然界での生きざまを分かりやすく説明してくれて、動物への理解がぐっと深まります。小さな子どもからご年配まで、大人も思わず夢中になるショーが開催されています。

さらに、ショー終了後には一部の動物たちとふれあい写真撮影ができる時間もあります。動物園の公式カメラマンによる記念写真サービスもあり、特別な想い出を持ち帰ることができます。イベント情報やショーのスケジュールは入口付近の電子掲示板や公式サイトで毎日更新されているので、入園時に要チェックです。

4. 動物園周辺のおすすめスポット

九龍坡の美しい公園

動物園だけでなく、周りの自然も楽しめるのが九龍坡エリアの魅力。動物園のすぐ隣には「九龍公園」という大きな市民公園があり、地元の人たちが散歩や体操、ピクニックを楽しんでいます。大きな池には鴨やアヒルがゆったり泳いでいて、ベンチに座って景色を眺めるだけで心が癒される空間です。

季節によっては桜や梅、紅葉が美しく、公園内には可愛らしい花壇や遊具もたくさん。子どもたちがのびのび遊んだり、地元のお年寄りが太極拳に励む姿が見られる、地域に開かれた憩いの場所です。朝の清々しい時間帯や夕日の時間は特におすすめの散策スポット。動物園帰りにのんびり寄り道すれば、リフレッシュできること間違いなしです。

公園内には小ぶりな茶館や、地元のスナックスタンドも点在しているので、緑を見ながらひと休みするのも楽しみの一つ。桜の季節になると期間限定のイベントも開催されたり、週末には地元アーティストのミニライブ企画もあり、観光客にも人気の散策スポットとなっています。

地元ならではのフードストリート

九龍坡動物園の周辺には、地元の味を楽しめるフードストリートもたくさんあります。例えば動物園の北出口を出てすぐの「油灌巷」は、重慶スタイルの屋台グルメが立ち並ぶ名物ストリート。定番の「重慶小麺」や「麻辣串串」、「石灰焼鴨」など、ここでしか味わえないグルメがずらり。夕方になると、香ばしい匂いがストリート全体に漂い、地元の人たちでにぎわいます。

屋台や小さなお店では、日本人旅行者にも分かりやすい写真付きメニューがあることも多く、中国語が苦手でも安心。現地の人に人気の「豆花(豆腐スイーツ)」や「凉粉(涼しい春雨料理)」は、ヘルシーで暑い日にもぴったり。地元の食文化に触れながら、気軽にいろんな小皿料理にトライしてみましょう。

また、ストリートフードを食べ歩くだけでなく、地元のカフェやデザートショップ巡りもおすすめです。重慶発祥の珍珠奶茶(タピオカミルクティー)や、マンゴープリンなど、少し休憩したい時にぴったりのスイーツも豊富。ガイドブックに載っていない、小さな名店を見つけるのも、この街ならではの楽しみ方です。

お土産におすすめのショッピングエリア

動物園や公園で遊んだ後は、やっぱり思い出に残るお土産探し!動物園すぐ近くの「九龍商業センターエリア」には、重慶名物やキュートな動物グッズがたくさん並んでいます。ご当地限定のパンダグッズはもちろん、赤ちゃん用の動物モチーフタオルや、動物イラスト入りのTシャツ、陶器など雑貨も豊富です。

また、重慶ならではの「火鍋調味料」や「ピリ辛お菓子」など、地元感たっぷりの食品系土産も人気です。日持ちがするので、友人や会社へのお土産にする人も多いです。おしゃれなパッケージ入りの「辣椒油(ラー油)」や、カラフルなゼリー菓子も女性に大好評。

もし時間があれば、「重慶万象城」など大型ショッピングモールへ足を伸ばしてみるのもおすすめです。観光客向けのお店だけでなく、地元ファッションや最新コスメショップも並びます。品揃えも充実しているので、ショッピング好きの方はぜひチェックしてみてください。

5. 旅行計画のヒント

交通手段とアクセス方法

九龍坡動物園へは、重慶市街地からのアクセスもとても便利です。地下鉄1号線の「動物園駅」で下車すれば、出口から徒歩5分で正門に到着!地下鉄の駅には日本語表記もあり、初心者でも迷いません。市内中心部からはタクシーでも約20分とアクセス抜群。中国の配車アプリ「DiDi」を使うと、地図で目的地を指定できるので簡単です。

市バスを利用するなら、「動物園」停留所で下車が便利。バスは本数も多く、料金もリーズナブル。園の入口には大きな標識や案内所があるため、言葉が分からなくても心配ありません。また、週末や祝日は混雑が予想されるため、朝早めの移動がおすすめです。

空港から直接行く場合は、市内までエアポートリムジンや地下鉄で移動し、その後タクシーや地下鉄に乗り換えるのが一般的。重慶は坂や階段が多い街なので、大きな荷物を持って行く場合は、公共交通の駅をなるべく利用するルートが楽ですよ。

周辺の宿泊施設情報

九龍坡動物園の近くには、ファミリー向けから手軽なビジネスホテルまで、いろいろな宿泊施設が点在しています。一番近いのは「重慶九龍ホテル」や「如家快捷酒店」などの中型ホテル。駅近なので、観光・移動ともに便利です。どのホテルも清潔&フレンドリーなサービスが特徴で、日本人の口コミ評価も高めです。

もう少しだけ贅沢したい方には、温泉付きのホテルやスパリゾートを選んでみるのもアリ。朝食付きや、部屋からの夜景が美しいホテルも増えています。また、動物園周辺にはゲストハウスや民宿タイプの宿もあり、気軽に長期滞在や地元民とのふれあいを楽しめます。

予約は中国の大手サイト「Ctrip(携程)」や「Agoda」から簡単にできます。日本語メニューもあり、カード決済もOK。週末・連休は混み合うことも多いので、早めの予約がおすすめです。動物園観光の後、夜は街のグルメを楽しんで、そのままホテルでゆっくり休む――これが重慶スタイルです。

効率的な見学プランの提案

九龍坡動物園はとても広いので、事前にある程度計画を立てて回ると時間を有効活用できます。朝一番に入園したら、まずは人気のパンダ館を目指しましょう。午前中は動物たちが活発で、混雑も少なくじっくり観察できます。そのあとはサファリエリアを巡り、インタラクティブショーやガイドツアーを体験する流れがベストです。

午後は園内で昼食や休憩タイムを挟みつつ、子ども動物ふれあいエリアや鳥のエリアをのんびり巡ります。動物園出口付近には売店やお土産ショップも点在しているので、最後に立ち寄ってお気に入りのグッズをゲットするのも忘れずに。時間があれば九龍公園やフードストリートへ足を延ばし、一日中飽きずに楽しめます。

もし短時間でサクッと見学したい場合は、公式HPで混雑状況やショーの時間をチェックし、効率よく回るルートを考えておくのがおすすめ。園内にはレンタル自転車も用意されているので、楽しく時短観光もできます。家族連れもカップルも、友達同士でも、それぞれの「楽しみ方」が広がるスポットです。

終わりに

九龍坡動物園は、重慶の自然や動物たちとじっくりふれあえる、地元でも愛される大人気スポットです。訪れるたびに新しい発見があり、動物の可愛さと共に中国文化も身近に感じられる場所。アクセスも便利で、グルメやショッピング、自然まで一緒に楽しめるので、重慶に来たらぜひ一度足を運んでほしい場所です。

旅の計画も、園内の歩き方も、家族・友達・カップル、それぞれにぴったりな楽しさがきっと見つかります。パンダに癒された後は、地元グルメに舌鼓を打ち、美しい公園でのんびり過ごして、特別なお土産探し――そんな一日を九龍坡動物園で満喫してくださいね。

動物たちと、人々の笑顔があふれる九龍坡動物園。あなたの重慶旅行が、もっと素敵なものになりますように!

  • URLをコピーしました!

コメントする

目次