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   天竺山国家森林公園 (天竺山国家森林公园)

厦門と聞くと、海辺の街やおしゃれなカフェ、歴史あるコロンス島(鼓浪嶼)を思い浮かべる人も多いはず。でも、せっかく足を運んだなら、美しい自然に囲まれた癒やしの場所にも足を伸ばしてみませんか?今回ご紹介する「天竺山国家森林公園」は、ハイキング好きにも、のんびりしたい人にもぴったりなスポット。たくさんの見どころや楽しみ方、アクセス方法まで、厦門旅行に“緑の潤い”をプラスできる徹底ガイドです。

目次

1. 厦門ってどんな街?

厦門の基本情報

厦門(アモイ)は、中国福建省の南東部に位置する美しい港町です。古くからの貿易港として栄え、西洋の雰囲気が色濃く残る歴史的な建物や、海に面したリゾートのような街並みがあります。街の規模は大きすぎず、小旅行としてもちょうどいいサイズ感。市内エリアはとても洗練されていて、観光客にも新鮮な発見がある「行きやすい中国」として日本人にも人気上昇中です。

厦門の魅力は、自然と都市がバランスよく共存しているところ。駅やフェリーターミナルからすぐ海が広がり、街の至る所に緑の公園や遊歩道があって、歩いて回るのも気持ちがよい環境です。中国南部特有のにぎやかさと、おしゃれなカフェ・ショップ・グルメが混ざっているので、初めてでもどこかホッとする空気感も持っています。

また、コロンス島(鼓浪嶼)は“ピアノの島”と呼ばれるほど音楽があふれ、異国情緒たっぷり。近年は美術館や現代的な施設も増え、若い人たちにも人気。観光だけでなくグルメ、ショッピングも楽しめるので、短い滞在でも「見どころいっぱい!」と思わせてくれる場所です。

温暖な気候と過ごしやすさ

厦門は亜熱帯性気候に属し、一年を通して温暖で過ごしやすいのが特徴です。冬でも雪が降ることはまずなく、時々コートが要らないほどの陽気な日もあります。平均気温は1月が13~16度、夏は28~32度くらい。湿度はやや高めですが、海風が心地よく、思ったよりもさわやかに感じることが多いです。

春は花が咲き誇り、路地を歩くだけでも南国ムード。夏は少し蒸し暑いですが、公園や海岸沿いでは風も強く、強い日差しも帽子や日傘で十分しのげます。秋口は過ごしやすい晴れの日が多く、ハイキングやピクニック、アウトドアにぴったりのベストシーズンです。冬は日本ほど寒くないので、厚手のコートはいりませんが、風よけの羽織りものはあると安心です。

旅行の服装は基本的にラフでOK。街歩きでもシンプルなカジュアルスタイルがなじみます。サンダルや歩きやすいスニーカー、夏場は日焼け止めや帽子、春・秋は薄いアウターがあると便利。雨も時々降るので折りたたみ傘も持っておくと安心です。

おすすめのアクセス方法

日本から厦門への直行便は複数運行されていて、成田・関空からの直行便なら4~5時間ほどでアクセス可能。現在(2024年)新しい厦門翔安国際空港が整備され、以前よりもさらにアクセスしやすくなっています。空港から市内中心部までは車で30分ほど。エアポートバスやタクシー、地下鉄も使え、移動もとても便利です。

上海や香港など中国国内の大都市からも、高速鉄道や航空便が多数運行されているので、中国旅行中の組み合わせにもおすすめ。市街地もコンパクトなので、空港からホテルに移動するだけで観光地やショッピングエリアへそのまま行けるのも魅力です。また、市内は公共バスやタクシー、配車アプリ(滴滴出行など)が発達していて、言葉が多少わからなくても安心して移動できます。

厦門旅行中の交通は、バス・地下鉄・タクシーが主流。グループ旅行や荷物が多い場合はタクシーが便利ですが、一人旅やアクティブ派にはバスやシェアサイクルもおすすめ。市内をぐるっと廻る観光バスも走っているので、観光スポットを効率よく巡ることもできます。初めての中国旅行でも、厦門は旅のスタートにぴったりな安全で楽しい街です。

2. 天竺山国家森林公園への行き方

市内からのアクセス方法

天竺山国家森林公園は、厦門市街地からやや離れた南西部・翔安区に位置しています。市中心部(厦門駅や中山路付近)からは車で1時間ほどの距離。やや郊外ですが、都市部の喧騒から離れて自然の空気を満喫したい時にぴったりの場所となっています。

主な行き方は、「タクシー」「配車アプリ」を利用するのが一番簡単。市内からタクシーに乗れば、公園正門までダイレクトに到着できます。交通費は距離によって異なりますが、片道100元(約2000円)前後が目安です。複数人で訪れるなら割り勘でリーズナブル。事前にドライバーへ「天竺山国家森林公園(Tianzhu Shan Guojia Senlin Gongyuan)」と渡すメモを用意するとスムーズです。

また、公共バス利用も可能です。市内の主要バスターミナルから「翔安」方面行きのバスに乗り、「天竺山」や「森林公園」停留所で下車しますが、本数が少なくやや分かりづらいので、初めての場合は事前に経路を調べてから出発しましょう。バス停から公園入口までは徒歩数分です。公共交通が不安なら、ホテルのフロントに相談したり、送迎車手配を頼むのも手です。

公共交通とタクシー利用のポイント

公共交通を利用する場合の最大のポイントは、バス路線によっては公園の近くまで行かないこともある点です。厦門バスターミナルで「天竺山」行きを確認しましょう。乗車時に料金を支払い(現金または電子マネー対応も増えています)、降車した後はグーグルマップや百度地図などナビアプリを使いましょう。

タクシーや配車アプリは、乗る前にスマホで行き先を入力すれば問題ありません。ただ、中国語が不安な場合は、紙に「天竺山国家森林公園」と書いて渡すのがおすすめ。配車アプリの“滴滴出行(DiDi)”なら日本語表記も一部対応しているので安心です。料金は時期や渋滞によって変動しますが、事前に見積もりを確認できる点も便利です。

また、帰りの交通手段も計画しておくと安心です。公園周辺は流しのタクシーがつかまりにくい場合があるので、配車アプリで“今すぐ呼ぶ”を利用したり、公園のスタッフにタクシーを呼んでもらいましょう。バスの場合も最終便の時刻を事前に聞いておくと、帰りがスムーズです。交通に慣れれば、厦門の郊外巡りももっと快適に楽しめますよ。

入園時間・チケット情報

天竺山国家森林公園の入園時間は朝8:00~夕方17:30まで。季節によってやや前後する場合もありますが、大体この時間帯であれば自由に園内を散策できます。混雑を避けてのんびりしたい方は朝早くの入園が狙い目。夕方は閉園時間に注意しましょう。

入園料は大人20~30元(約400~600円)、学生割引や子ども料金も設定されていることが多いです(2024年現在)。団体料金や特別イベントなどで変動する場合があるので、公式サイトまたは現地のインフォメーションでご確認ください。支払いは現金のほか、微信支付(WeChat Pay)や支付宝(Alipay)などスマホ決済にも対応していることが多いです。

また、園内には特定エリアの入場制限や一部アクティビティに別料金が必要な場合もあります。チケット購入は、入口ゲートのカウンターでスタッフに「大人一枚」と伝えればOK。現地での中国語コミュニケーションに自信がなくても安心のシンプルな対応なので、気軽に訪れることができます。

3. 見どころ

広大な竹林と静けさの「竹海」

天竺山国家森林公園のハイライトの一つが「竹海」と呼ばれる雄大な竹林です。竹の緑がどこまでも広がる景色は圧巻で、歩くだけで心がすーっと落ち着きます。時折、風に吹かれて細い竹同士がカサカサと音を立て、その心地よいBGMとともに“深呼吸する旅”が味わえます。

竹林には整備された遊歩道が張り巡らされていて、地面は柔らかい竹の葉に覆われ、クッションのような心地よさ。朝や夕方は人も少なく、しっとり静まり返った空気の中で瞑想タイムや森林浴を楽しむ地元の人も多いです。日本の竹林と違い、ダイナミックなスケール感が写真にも映えるので、竹に囲まれたインスタ映えスポットとしても人気です。

また、季節によっては竹の新芽“タケノコ”が土から顔を出す様子も見られることがあります。竹で作られた休憩小屋やベンチも点在しており、ベンチに座ってのんびり読書したり、お弁当を広げたり。都会の喧騒とは別世界、清涼な空気に包まれながら自分だけのリラックスタイムはいかがでしょうか。

展望台から望む絶景パノラマ

天竺山国家森林公園のシンボルともいえる展望台。園内の高台エリアに設置されており、竹林を見下ろす大パノラマが360度広がります。晴れた日には遠く厦門市街や海の青いライン、周辺の山並みまで遠望でき、その壮大なスケールに思わず息をのみます。

展望台へは階段または遊歩道が続いており、初めての人でも登りやすいコース設定。途中、標高を上げるごとに景色が変化し、竹林から杉林、時には季節の花々が咲き誇る一帯が広がります。途中に撮影ポイントやベンチも多く、疲れたら小休止OK。展望台は屋根付きなので、強い日差しや小雨の日でもほっと一息つける憩いの空間です。

また、早朝や夕方の展望台は特におすすめ。朝は爽やかな光とともに山々が幻想的な雲海に包まれることも。夕方にはオレンジ色のサンセットが美しく、空がグラデーションに染まります。カメラ好きな方はぜひこのタイミングを逃さずベストショットを狙ってみてください。

清流でのリフレッシュ体験

天竺山国家森林公園の園内には美しい清流が各所に流れており、水のせせらぎが心を落ち着かせてくれます。細い水路や滝のように流れ落ちるスポット、時には小さな池も点在。夏場は子どもたちが水遊びをする姿もあり、癒やしのロケーションとして親しまれています。

特に人気なのは、透明度の高い小川に足をつかる“天然足湯”体験。靴を脱いで、冷たい山水に足をひたせば、一気にリフレッシュ。公園係員が整備しているので、安心して利用できます。ピクニック休憩やハイキング途中に立ち寄るのにもぴったりです。

また、園内の一部ではカヌーや小型ボート体験ができるスポットもあり、家族連れやカップルにも人気。清流沿いには東屋やベンチ、夜にはライトアップされる小道も登場し、ひと味違う自然美を満喫できます。水と緑に包まれた空間で、日ごろのストレスもスーッと消えていきます。

四季ごとの自然と花めぐり

天竺山国家森林公園は、春夏秋冬それぞれに変化する自然の表情が大きな魅力です。春になると園内はさまざまな花が咲き誇り、梅・桜・ツツジなど日本の花も多く見ることができます。特に桜の季節は撮影スポットとして地元のカメラ愛好家も多く訪れます。

夏は竹林の深緑、そして滝や清流が最も美しい季節。陽光が竹の葉を照らし、その合間を歩くのは何とも心地よい体験です。時折、ホタルやトンボ、さまざまな昆虫たちが元気に飛び回る様子を見ることもでき、子ども連れにもぴったりです。

秋は紅葉の名所としても知られるエリアがあり、イチョウやモミジ、カエデが黄金や赤に染まります。静かな山道を歩きながら紅葉狩りを楽しむのは最高の贅沢。冬は竹林の青々しさがさらに際立ち、人も少なくなり静けさが増すので、ゆったりと自然を独り占めしたい方におすすめ。季節ごとの違いを感じながら歩く遊歩道は、何度訪れても新しい発見があります。

4. お楽しみのアクティビティ

自然散策とハイキングコース

天竺山国家森林公園では、多彩なハイキングコースや散策路が整備されていて、そのどれもが魅力的。初心者向けから健脚派におすすめのロングコースまでバリエーション豊かなので、自分のペースや目的に合わせて選べます。

短めのコースは竹林エリアを中心に、約30分~1時間ほどで回れるもの。アップダウンも少なく、家族連れや初心者にもピッタリです。ゆっくり歩きながら、鳥のさえずりや木漏れ日に包まれて、“歩く瞑想”のような時間を満喫できます。また、園内には小道の分岐ごとに案内板が立てられており、方向音痴の方でも安心して迷子にならずに歩けます。

健脚派には標高差のあるコースや、展望台・滝・清流沿いを繋ぐコースがおすすめ。途中に休憩所やピクニック台もあるので、疲れたら景色を楽しみながら一休み。道中で出会う花や昆虫、時には小動物に癒やされながら、大自然を満喫できます。お弁当や水筒を持って出発するのがベストです。

ピクニックとアウトドアの楽しみ方

天竺山国家森林公園には、広々とした芝生広場や竹で作られた東屋、休憩ベンチが点在していて、ピクニックやアウトドアランチに最適なポイントがたくさんあります。竹林の中のベンチや、池のほとり、展望台付近の小広場など、お気に入りの場所を探してのんびり過ごすのも素敵です。

特に休日や小旅行のシーズンには、地元の家族連れや友人グループがレジャーシートを広げてお弁当を楽しんでいます。公園入口近くには売店や軽食屋台もあるので、現地の軽食「肉まん」「竹笋烧」、「 福建粽(ちまき)」などをテイクアウトしてピクニック気分を満喫できます。

また、自然の中でアクティブに楽しみたい方には、フリスビーやバドミントン、シャボン玉などの簡単なアウトドアグッズもおすすめ。広い芝生広場では自由に遊ぶことができ、青空の下で身体を動かしながら厦門郊外の時間を堪能できます。ゴミは必ず持ち帰るエチケットも忘れずに!

写真映えスポット集め

天竺山国家森林公園には、思わずカメラを持って歩きたくなる“写真映え”スポットが盛りだくさん。青々とした竹林の中でポーズをとったり、展望台から絶景をバックに記念撮影したり。光と緑があふれる背景は中国ならではの非日常感たっぷりです。

特に人気なのは、春の花咲く小道や秋の紅葉エリア。花や紅葉、朝夕の光の具合でまるで絵本の挿絵のような一枚が狙えます。清流や池、季節ごとに表情を変える自然と一緒に、家族や友人、カップルでシャッターを切れば一生の思い出になること間違いなし。

また、園内には竹で作られたアートオブジェやフォトフレーム型ベンチなど、SNSで人気の撮影ポイントも用意されています。各所に撮影案内板が設置されているので、写真好きの方はぜひ“フォトマップ”を片手にベストスポット集めにチャレンジしてみてください。

5. 周辺で立ち寄りたいスポット

地元グルメを堪能できるエリア

天竺山国家森林公園へ来たら、ぜひ近隣の“ご当地グルメ”も味わってみてください。公園から車で15分圏内には田舎町ならではの家庭的なレストランや、竹を使った料理が楽しめるお店が点在しています。中でも「竹笋(タケノコ)」料理は新鮮な竹の香りがたまらない一品です。

また、福建地方は海産物が豊富。川や池で獲れる淡水魚、アサリやエビ、地元野菜を使った素朴なスープや蒸し料理は、日本人にも親しみやすい味わい。人気店では、具だくさんの「福建粥」や、卵焼きをのせた「沙茶麺」なども味わえます。

少し足を伸ばせば、厦門市内のグルメ街「中山路」や「厦大(厦門大学)」前の小吃(シャオチ―)屋台群もおすすめ。“海鮮餡餅”や“花生湯”など、ご当地おやつを片手に街歩きも楽しいですよ。旅の疲れをおいしいごはんで癒やしましょう!

厦門の人気観光スポットとの合わせ技

天竺山国家森林公園の訪問を、他の厦門人気観光地とセットで楽しむのもおすすめです。まずはやはり「コロンス島(鼓浪嶼)」が外せません。フェリーで10分ほどの離島には西洋建築と南国植物が融合した世界遺産の街並みが広がり、ゆったりした島時間が過ごせます。

また、廈門大学は“中国一美しい大学”とも呼ばれ、海に面した開放的なキャンパス内を散策するのが大人気。おしゃれなカフェやショップ、美術館も多数点在しているので、学生の活気あふれる空間と一緒に楽しめます。

海沿い散歩なら「胡里山炮台」や「白城海浜公園」も注目スポット。美しい砂浜や開放的な遊歩道、夜のライトアップなど見どころ満載です。自然+都市+歴史の3つどもえで、“厦門満喫コース”が完成します。

文化や歴史も感じられる場所

天竺山国家森林公園のある厦門・翔安エリア周辺には、地元の文化や歴史を感じるスポットもちらほら。たとえば「集美学村」は教育と文化をテーマにした空間で、近代中国教育の父・陳嘉庚(ちん かこう)記念館など中国近代史を学べる場所も。

また、厦門の伝統的な街並みやお寺めぐりに興味がある方は、「南普陀寺」や「海滩老街」もおすすめ。南普陀寺は中国仏教の名刹として有名で、広い境内をのんびり歩くことで心もリフレッシュ。近くにある素敵な茶館で中国茶体験も満喫できます。

ローカル感たっぷりの昔ながらの市場や、町家のアートギャラリー、伝統的な工芸品ショップなども充実。自然を満喫した後は、ちょっと寄り道して地元の暮らしやカルチャーにふれるのも旅の楽しみの一つです。

6. 旅行がもっと快適になるヒント

ベストシーズンと持ち物アドバイス

天竺山国家森林公園観光のベストシーズンは、ずばり春と秋。春(3~5月)は桜やツツジなど花々が咲き乱れ、散策に気持ちよい爽やかな気候。秋(9~11月)は紅葉が始まり、湿度も下がって快適に過ごせます。夏も緑あふれる竹林が涼しく、雨季を除けば意外と過ごしやすい穴場シーズンです。

持ち物でとくに大切なのは、歩きやすいスニーカーや帽子、日焼け止め、飲み水。春・秋は薄手の羽織りものやカーディガンがあると朝晩の気温差にも対応できて安心です。夏は虫よけスプレーや汗拭きシート、冬は軽めのウィンドブレーカーなどがあると快適です。

また、園内は自販機の数が限られるので、あらかじめコンビニやスーパーで飲み物・軽食を用意しておくのがおすすめ。スマホの地図アプリ(百度地図やグーグルマップ)は事前にダウンロードしておきましょう。スマホ決済が苦手な方は、現金も少し持っておくと便利です。

現地で役立つミニ中国語フレーズ

天竺山国家森林公園でも簡単な中国語フレーズを覚えておくと、旅がもっと楽しくなります。例えば、入口で「一张门票(イージャン メンピャオ)」=「入場券一枚ください」、売店で「谢谢(シエシエ)」=「ありがとう」、トイレの場所を聞く時は「洗手间在哪里?(シィショウジエン ザイ ナーリ)」=「トイレはどこですか?」が役立ちます。

タクシーに乗るときは「请到天竺山国家森林公园(チンダオ ティエンジュシャン グオジアスンリンゴンユエン)」=「天竺山国家森林公園までお願いします」と伝えるとスムーズ。公共交通のバス停では「到天竺山吗?(ダオ ティエンジュシャン マ)」=「天竺山に行きますか?」と聞いて確認できます。

その他、「多少钱?(ドゥオシャオチエン)」=「いくらですか?」、「可以拍照吗?(クーイーパイジャオマ)」=「写真を撮ってもいいですか?」、「出口はどこですか?(出口在哪里?)」なども覚えておくと便利です。発音が不安でも、声に出してチャレンジすると地元の人も笑顔で応じてくれることが多いですよ。

安心・安全に旅を楽しむコツ

厦門は中国でも治安が比較的良好な観光地。とはいえ、海外旅行には基本的な注意が必要です。貴重品やパスポートはホテルのセーフティボックスに預け、持ち歩きは最低限にしましょう。混雑したバスや売店ではスリに注意し、リュックやバッグは前に抱えて歩くのが安心です。

タクシーや配車アプリを利用する際は、事前に目的地をきちんと確認しておきましょう。もし迷った場合は、公園のインフォメーションスタッフや警備員に声をかけると親切に対応してくれることが多いです。また、園内には救護所も設置されているので、急な体調不良やケガの時も安心です。

食事や水はなるべくボトル入りのミネラルウォーターを選びましょう。公園でのアウトドアレジャーやハイキングでは熱中症や怪我に注意し、晴れた日の紫外線対策も忘れずに。無理をせず、自分のペースで厦門自然旅を楽しんでくださいね。

終わりに

天竺山国家森林公園は、厦門旅行に“癒やし”と“アドベンチャー”をプラスできるハイブリッドなスポット。壮大な竹林や美しい展望台、四季折々の花や清流のせせらぎが、心と身体をリセットしてくれます。思い思いの楽しみ方ができるので、家族旅行にも、一人旅にも、カップル旅行にもおすすめ。

厦門市内の賑やかな観光と一緒に、少し郊外の大自然や地元グルメにも触れてみてください。人混みの少ない、ゆったり贅沢な「中国時間」に浸れること間違いなし。ぜひ次の厦門旅行では、天竺山国家森林公園で日常のストレスをリセットしましょう。すてきな旅を!

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