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   長沙動物園 (长沙动物园)

長沙と言えば、近代中国の歴史やグルメの街として有名ですが、実は家族連れやカップル、友達同士でも楽しめる素敵なスポットがたくさんあります。その中でも、自然と動物たちに囲まれて、のんびり過ごせる「長沙動物園」は、地元の人々にも観光客にも大人気。都市の喧騒を忘れて、かわいい動物たちとのんびりした一日を過ごしてみませんか?パンダをはじめとする中国固有の動物から、世界中のユニークな生き物たちまで、迫力と癒しがぎゅっと詰まった長沙動物園の魅力をご紹介します!

目次

1. 長沙動物園ってどんな場所?

動物園の概要と歴史

長沙動物園は、湖南省の省都・長沙市の市街地に近い場所に位置する、広大な敷地を持つ大型動物園です。1956年に設立されて以来、地元の子どもたちの遠足先や、観光スポットとして親しまれてきました。動物園全体は約34ヘクタール(東京ドーム7個分!)という広さで、現在は200種類以上、約2000頭以上の動物を飼育しています。

歴史をひもとくと、もともと長沙動物園は「西湖公園」の一部として開設され、その後独立した動物園として発展してきました。年月を重ねるごとに新しい施設やエリアも増え続け、今では中国国内でも有数の規模と飼育数を誇る存在となっています。また、近年は飼育環境の改善や動物福祉への取り組みも進んでおり、徐々に欧米型の“見るだけ”から“体験型”へのリニューアルも進んでいるんですよ。

驚くのは、中国の希少種を保護するための活動にも力を入れているところ。人気のパンダやレッサーパンダをはじめとして、現地の希少動物の繁殖・保護研究にも取り組んでいます。単なる観光地だけでなく、動物と人間が共生し、未来へバトンを渡す役割も果たしている場所なんです。

アクセスと立地の便利さ

長沙動物園の魅力のひとつは、なんと言ってもアクセスの良さ。長沙市の中心部から車やタクシーで約15分ほどですし、地下鉄やバスを使っても簡単に行くことができます。最寄りの地下鉄駅に着いたら、徒歩10分ほどで入口に到着できるので、観光やショッピングのついでにふらっと立ち寄るのにもとても便利です。

車で訪れる場合は、動物園の周辺に専用駐車場がいくつも整備されているので、混雑する週末や祝日も比較的安心。バスを利用する場合も、市内の主要なターミナル駅から、動物園行きの路線が複数出ており、移動の負担が少ないのが嬉しいポイントです。

また、動物園の周囲にはレストランやコンビニエンスストアも揃っているので、外で軽く食事をしてから入園したり、ちょっとした買い出しも問題ありません。観光の拠点としてはもちろん、現地の人々の憩いの場としても人気の立地です。

観光シーズンと開園時間

長沙動物園は、1年を通して営業しており、四季折々で違った楽しみ方ができるスポットです。特に春と秋は気候が穏やかで、動物も活発に動くため一番のベストシーズン。園内の木々や草地が生い茂る新緑や紅葉の時期には、のんびり散策するだけでもとっても気持ちいいですよ。

夏は長沙らしい暑さがありますが、園内の木陰やミストスポット、休憩所も充実しているため、暑い日でも比較的快適に過ごすことができます。逆に冬は動物たちが丸くなってのんびりしている姿を見るのもまたほっこりします。季節ごとに様々な動物イベントや特設展も開かれるので、何度訪れても違った楽しみがあります。

開園時間は通常8:30から17:00までですが、シーズンや特別イベント時には多少前後することもあります。休日や中国の祝日は混み合うため、早めの時間から行動するのがおすすめです。最新情報は公式サイトや現地案内板で事前にチェックしておきましょう。

2. 見どころたっぷりの人気スポット

レッサーパンダやパンダ館

長沙動物園に来たら絶対に外せないのが、パンダ館です!中国の国宝と呼ばれるジャイアントパンダがのんびりと過ごす広い専用施設で、年間を通じて多くの来園者がそのかわいらしい姿を見に訪れます。パンダは温度管理された快適な館内で、木に登ったり、笹をむしゃむしゃ食べたりと、日常のリラックスした姿が間近で観察できます。

さらに、パンダ館には「レッサーパンダ」のコーナーもあり、こちらも大人気。丸い顔と大きな尻尾、愛らしい動きをするレッサーパンダは、思わず写真を撮りたくなるほどの可愛さ。飼育スペースも自然の森のように演出されていて、木の上をチョロチョロと動き回る姿に癒されます。

このパンダ館やレッサーパンダのエリアは、動物だけを見るだけでなく、パネル展示や動画解説などの学びの要素も充実。特に子ども連れや動物好きの大人にとっては、パンダたちの保護活動や生態について知識を深めるチャンスです。限定グッズの販売もあり、ここでしか手に入らないお土産も見逃せません。

キリン・ゾウなど大型動物エリア

動物園ならではの大きな感動が味わえるのが、キリンやゾウなどの大型動物エリア。広大な敷地にゆったりと暮らすこれらの動物たちは、まさに圧巻の迫力。特に小さな子どもは、その大きさにびっくりすること間違いなしです。

キリンエリアでは、首の長いキリンが群れで歩き回る自然な姿を見ることができ、まるでサバンナにいるかのような感覚に。エサやりイベントも時々行われ、キリンとの距離がぐっと縮まる貴重な体験も楽しめます。

ゾウエリアも大人気で、のんびりと土浴びをしたり、水浴びをするゾウたちは、見ているだけで癒されます。時には飼育員がエサを与えたり、水遊びをさせたりする様子も公開されているので、動物たちの日常の表情やしぐさをじっくり観察できます。

珍しい中国固有種のコーナー

長沙動物園の“ならでは”を体感できるのが、中国特有の希少動物を集めたコーナーです。ここには、絶滅危惧種を含む、中国でも限られた地域にしか生息しない動物たちが展示されています。ユキヒョウや金糸猴(キンシコウ)、朱鷺(トキ)などは、まさに“ここでしか見られない”存在感があります。

キンシコウは、金色の毛並みに大きな瞳、ちょっとおとぼけな顔がとても愛らしいお猿さん。中国のジャングルにしか生息しない希少種で、保護活動の最前線にもなっています。施設にはその生態を学べる展示やパネルも用意されており、大人も子どもも「こんな動物がいるんだ!」と感心すること間違いなしです。

また、トキや中国固有の珍しい鳥類の展示も見応え十分。自然の渓流や森林を再現した美しい展示施設で、色とりどりの鳥たちが羽を伸ばす様子にうっとり。長沙動物園では、観察だけでなく、希少種保護のメッセージにも触れられる貴重な機会となっています。

3. 子どもも大人も楽しめる体験アクティビティ

動物ショー観覧

長沙動物園では、ワクワクドキドキの動物ショーが随時開催されています。特に人気なのは、アシカやオウム、サルたちによる芸達者なパフォーマンス。音楽に合わせて技を披露する様子に、子どもたちはもちろん、大人も思わず笑顔になります。

アシカショーでは、水の中をスイスイ泳いだり、ボールを鼻でバランスさせたりと、見事な技の数々。観客の子どもたちが舞台に招かれ、一緒に簡単なパフォーマンスに挑戦するコーナーもあり、会場は大盛り上がりです。オウムのショーもちょっと珍しく、カラフルな羽を広げて観客の頭上を飛ぶ姿は、迫力満点!

観覧席には屋根付きや日陰のスペースも用意されているので、雨の日や真夏日でも安心。他にも、動物の生態やトレーニング方法をスタッフが解説してくれるミニトークショーも見逃せません。ショーの開催スケジュールは当日入口や公式アプリでチェックできます。

エサやり体験

動物たちとの距離がぐっと縮まる人気イベントが、「エサやり体験」です。ゾウやキリン、ヤギやウサギなど、動物によって参加時間や体験方法はさまざま。普段なかなか味わえない“直接ふれあう”感覚に、大人も子どもも大興奮です。

例えばキリンのエサやりでは、専用のデッキに上って、長い首のキリンが手から葉っぱを食べてくれるという感動体験ができます。笑顔でじっとこちらを見るキリンの目と大きな舌に、思わず「かわいい!」と叫びたくなること間違いなしです。

小動物コーナーでは、ウサギやモルモット、ヤギなどへのエサやり体験ができ、特に小さなお子様に人気です。スタッフのサポート付きなので、初めての子どもでも安心してチャレンジできます。動物たちがどんなエサを食べているのか、どんなしぐさをするのかを間近で観察できる貴重な体験ですよ。

小動物とふれあいコーナー

「小動物とふれあいコーナー」は、家族連れにとって特におすすめのスポット。ウサギやモルモット、ヒヨコといった小さな動物たちを、実際に触って撫でたり、おひざに乗せたりできるのが魅力です。柔らかな毛並みや、ぬくもりを感じるだけで、癒し効果抜群!

このエリアは、動物たちのストレスに配慮しつつ、来場者が安心してふれあえるよう工夫されています。スタッフが常に見守ってくれているので、初めての小さな子どもでも安全に楽しめます。動物の扱い方やふれあい方のレクチャーも受けられるので、動物好きな子どもたちにとって新しい学びにもなります。

また、記念撮影スポットも完備。かわいい小動物と一緒に写真を撮れば、大切な長沙旅行の思い出になります。「写真映えスポット」としてSNSで話題になっていることもあり、大人の来場者にもじわじわ人気が広がっています。

4. グルメ&休憩スポットも充実

図内のカフェ・軽食ショップ

長沙動物園の楽しみのひとつは、園内に点在するカフェや軽食ショップで味わえるグルメ。メインゲート近くには明るく開放的なカフェがあり、コーヒーやお茶、軽食などが提供されています。散策の合間にちょっと休憩したい時にぴったりです。

また、動物モチーフのマフィンやクッキー、カラフルなソフトクリームなど、子どもから大人まで楽しめるユニークなメニューも用意されています。暑い日には冷たいドリンクやスイーツもおすすめ。特製パンダまんや、長沙名物の小吃も揃っているので、地元の味を楽しみたい旅行者にも好評です。

園内の各エリアには、小さなワゴンや売店も点在しており、かわいいパンダ型パンや、動物シェイプのフィンガーフードも販売されています。手軽に片手で食べられるため、園内を歩きながら小腹を満たせるのが嬉しいポイントです。

ピクニックエリアの活用法

長沙動物園では、自分で持ち込んだお弁当やスナックを広げられる「ピクニックエリア」も複数設けられています。緑の木陰やベンチに座って、家族や友達と一緒にのんびり食事するのは日本の動物園でもお馴染みの風景ですよね。長沙動物園でもこのスタイルが大人気なんです。

特に、天気のいい春や秋には、心地よい風を感じながらピクニックが最高!事前にコンビニや近くの飲食店でテイクアウトしたお惣菜や点心を持参すれば、手軽でリーズナブルなランチタイムを過ごせます。

ピクニックエリアは園内にいくつかあり、きれいに整備されています。ゴミは必ず持ち帰るなどマナーを守って利用しましょう。混雑するお昼時は早めの時間や、ちょっと外れた場所を狙うとゆっくり席を確保できます。

お土産選びも楽しみ

動物園の楽しみといえば、やっぱりお土産選びも外せません!長沙動物園のショップには、パンダやレッサーパンダなど動物をモチーフにしたグッズが豊富に揃います。ぬいぐるみやマグカップ、キーホルダーなどは、子どもから大人までSNS映え間違いなしのかわいさ。

特に、限定デザインのTシャツやエコバッグ、パンダのイラスト入りのステーショナリーも人気です。動物園でしか手に入らないコラボアイテムも多く、ちょっとしたプレゼントや自分用のお土産に喜ばれます。

地元湖南省の名産品や、動物をテーマにしたお菓子も取り扱っているので、観光のお土産としてもおすすめです。中国ならではのユニークなお土産を探して、旅の思い出と一緒に持ち帰りましょう。

5. 長沙観光と組み合わせて楽しもう

周辺の人気観光地

動物園だけじゃもったいない!長沙には他にも魅力的な観光地がたくさんあります。例えば、歴史好きには外せないのが「岳麓山」。山全体が公園として整備されており、ケーブルカーもあるので気軽に絶景を楽しめます。春は桜やツツジ、秋は紅葉で多くの観光客が訪れています。

また、長沙と言えば「橘子洲頭(ジュズシュウトウ)」も有名。広い川沿いをのんびり散策できる人気スポットで、毛沢東の青年時代の像や、夜にはライトアップされた美しい景色が楽しめます。動物園からのアクセスも良いので、午前中に動物園、午後は橘子洲頭でリラックス…という組み合わせもおすすめです。

他にも湖南省博物館や歴史的な天心閣(天心閣公園)など、1日じゃ回りきれないほど見所がたくさん。動物園をきっかけに、長沙のウェルネスと歴史に触れる旅を計画してみてくださいね。

交通アクセスのコツ

長沙観光を効率よく回るなら、交通の便利さを活用しましょう。動物園は地下鉄やバス、タクシーでのアクセスが抜群なので、朝は動物園、午後は市内観光…と欲張りなスケジュールも立てやすいです。

地下鉄を利用する場合は、最寄りの駅から徒歩圏内なので、渋滞知らずで快適。タクシーは中国各地でアプリ配車(DiDiなど)が主流になっており、簡単に呼ぶことができます。旅慣れていない方は大通り沿いで流しのタクシーを拾うと安心です。

観光地によっては週末や祝日に混雑することもあるため、開園時間直後から動くのがおすすめ。混雑を避けて、時間を有意義に使うコツは、「少し早めに移動する」「午後のピークタイムに別の場所へ移る」ことです。

一日モデルコースの提案

「1日たっぷり長沙満喫モデルコース」をご紹介します。午前中は動物園でゆったり動物たちとふれあい、園内でピクニックやカフェタイム。午後は橘子洲頭に移動してリバーサイドの散策と写真撮影。そのまま岳麓山登頂や博物館巡りなど、時間と興味に合わせてプランを調整できます。

朝、長沙動物園に開園と同時に到着し、人気のパンダやキリンのエリアを中心に回ります。エサやり体験や動物ショー観覧などで1〜2時間はあっという間。お昼は園内カフェやピクニックエリアでゆっくり食事をとりましょう。

午後は地下鉄やタクシーで橘子洲頭へ。水辺の風を感じてリラックスしたら、さらに市内中心部のショッピングモールや博物館にもチャレンジ。体力と相談しながら、効率よく長沙の自然と文化を体感できる理想の1日です。

6. 旅行者へのアドバイス

チケット購入のポイント

長沙動物園の入場チケットは、現地の窓口だけでなく、公式ウェブサイトやスマホアプリ(中国の旅行アプリ「美团」や「携程」など)からも事前購入できます。週末や祝日は特に混雑が予想され、現地で長蛇の列ができることもしばしば。事前にオンライン予約しておけば、スムーズに入園できて時間の無駄も省けます。

家族連れや団体で訪れる場合は、グループ割引や子ども・シニア料金もチェック。パスポートを忘れずに持参し、入場時に提示が必要なこともあるので注意しましょう。特別イベントや一部体験アクティビティは追加料金が必要な場合があるので、ホームページであらかじめ調べておくと安心です。

なお、中国では一部の国際クレジットカードが利用できないこともあるため、現金や中国の電子マネー(支付宝、微信支付)が使えるように準備しておくのがおすすめ。外国人観光客の場合は、WeChat PayやAlipayの簡単な登録をガイドと共に済ませていくと、より快適です。

混雑を避けるコツ

長沙動物園は地元の家族連れに大人気のため、特に土日や春節、国慶節など中国の大型連休には非常に混雑します。混雑を避けるには、平日の午前中、開園直後の時間帯をねらうのがおすすめです。逆に午後になると人出が多くなり、人気スポットでは写真や体験の順番待ちが発生しやすくなります。

また、雨が予報されている日や真夏の暑い日は比較的混雑が緩和される傾向もあるので、あえてそういった日を狙ってゆっくり回るのもひとつの方法。園内の動線は広く、ゆったり歩けるように設計されているので、時間に余裕を持って行動すれば人混みに疲れず過ごせます。

入口付近やパンダ館など「限定の人気エリア」は朝一番に向かうのが鉄則です。途中で他のエリアに移動したり、園内マップを活用して混み具合を見ながら回ると、よりストレスなく楽しめます。

雨の日・夏の日の過ごし方

長沙の夏はとにかく蒸し暑い!でも、園内には木陰や屋内型施設、涼しいカフェスペースなどが充実しているので、休憩を挟みながら無理せず回るのがおすすめです。日焼け対策や帽子、水分補給はお忘れなく。動物たちも日中は涼しい場所で休んでいることが多いので、午前中や夕方の涼しい時間帯が狙い目です。

雨の日には、屋根付きの動物展示やパンダ館、売店・カフェなど、屋内エリアを中心に回りましょう。傘やレインコートを貸し出してくれるサービスもあるので、小雨程度なら十分に楽しめます。ベンチや待合スペースも多く設けられているため、お天気に左右されずに動物園散策が楽しめるのは嬉しいポイントです。

暑さ対策や濡れ対策だけでなく、スニーカーなど歩きやすい靴を選ぶのも快適な動物園めぐりのコツ。急な天候変化にも柔軟に対応できるよう、簡単な着替えやタオルも持って行くと安心ですよ。

終わりに

長沙動物園は、都会の中で動物たちと出会える癒しの空間。パンダをはじめとした中国ならではの希少動物との出会いはもちろん、家族や仲間と過ごす体験型イベントも満載です。グルメも充実し、快適な休憩スペースや充実のお土産ショップも揃っているので、一日たっぷり楽しむことができます。

市内観光と組み合わせることで、長沙の新しい魅力を再発見できること間違いなし。アクセスも良く、旅の初心者からリピーターまで幅広くおすすめできるスポットです。次の旅行先に長沙、そして長沙動物園を加えてみてはいかがでしょうか?

楽しい発見と素敵な思い出が、きっと待っています!

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