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   吉祥大廈 (吉祥大廈)

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厦門は中国南部の海沿いに位置し、洗練された都市でありながら南国らしいのんびり感も感じられる、大人気の観光地。そんな厦門の中でもひときわ存在感を放っているのが「吉祥大廈(ジーシャンダシャ)」です。今回は、厦門という街の魅力や、吉祥大廈の楽しみ方、さらに周辺のおすすめスポットまで、たっぷりとご紹介します!


目次

1. 厦門ってどんな街?

厦門の基本情報

厦門(アモイ)は福建省に位置し、台湾海峡を向いて広がる港町です。中国本土の他都市に比べて歴史的に外国文化が入ってきやすかったので、街の雰囲気は国際色豊か。中心部や観光ランドマークもコンパクトにまとまっていて、とてもまわりやすい街なんです。

経済的にも発展していて、多くの外資系企業が進出し、空港や高速鉄道のアクセスも良好。綺麗なビーチや公園、緑豊かなエリアが多く、住んでよし、遊んでよしのバランスの取れた都市として中国国内外から支持を集めています。特に都市の南側はリゾート的風景が広がり、のどかな雰囲気に癒やされます。

人口は2023年時点で約500万人。福建省の中でも特に生活水準が高い都市として知られています。日本語が話せる人も比較的多く、日本からの直行便もあるため旅行者にとても人気の街です。

歴史と文化のひとこま

厦門はもともと漁村として始まりましたが、19世紀には外国人居留地としても発展。そのため、ヨーロッパ風のおしゃれな建物や教会、お寺が混在した、ちょっと不思議な風景が楽しめます。特に鼓浪嶼(グーランユー)は世界遺産にも登録されており、異国情緒たっぷり。

また、福建省独特の「閩南文化」も色濃く残っており、伝統的な音楽・演劇や食文化が今でも暮らしの中に息づいています。旧市街エリアを歩けば、お茶を楽しむ人々や道端で将棋を指すおじさんたち…そんな生活感もたっぷり味わえます。

近代以降は、海運・貿易の要として更に成長し、今では中国の中でも観光と経済が共存するモデル都市の一つとなりました。学生が多いので、カフェや本屋、アートスペースも点在し、活気に溢れています。

気候とベストシーズン

厦門の気候は亜熱帯モンスーン気候で、1年を通して温暖なのが魅力。夏(6~9月)は気温が高く、湿気も強めですが、海風が心地よく吹くため、日にちを選べば十分快適です。冬でも気温は10度前後で、中国の北部とは違い、寒さが厳しい日はほとんどありません。

ベストシーズンをあげるなら、やっぱり春(3~5月)と秋(9~11月)。晴天が続き、気温も20度前後で過ごしやすい時期です。特に春の厦門は花々が美しく、街歩きにはぴったり。

台風シーズン(主に7〜9月)は突然の大雨に注意が必要ですが、観光客が少なめなので、のんびり過ごしたい人には逆におすすめかもしれません。旅行の際は天気予報をしっかり確認すると安心ですね。


2. 吉祥大廈ってどんなところ?

建物の概要とその特徴

吉祥大廈(ジーシャンダシャ)は、厦門の中心地にそびえ立つランドマーク的存在の超高層ビルです。斬新でモダンなデザインが特徴で、昼間はガラス張りの外観が太陽の光に輝き、夜には美しいライトアップが厦門の夜景を彩ります。建物自体は2000年代初頭に完成し、その後も何度かリノベーションを重ねてきました。

この大厦(=高層ビル)は地上50階近くあり、展望台やレストラン、様々なショップが一つの建物に集まっています。1階には吹き抜けのエントランスが広がり、ラグジュアリー感あふれる大理石の床やシャンデリアが訪れる人を出迎えます。高層階には展望ラウンジがあり、厦門全体のパノラマビューが楽しめます。

また、吉祥大廈はビジネスとエンターテイメントの複合施設としても進化し続けています。ビル内には中華をはじめとする多国籍レストラン、ブランドショップ、さらにはアート展示スペースなども充実しており、観光の拠点としても使いやすくなっています。

アクセスと立地

吉祥大廈の位置は厦門の中心エリアである思明区(スーミン区)にあります。空港からはタクシーで約20分、市内各所からもバスや地下鉄が頻繁に運行されており、アクセスはとても良好です。観光客にとっては、立地が良いので周辺観光とも組み合わせやすいのが魅力です。

最寄りの地下鉄駅(例えば「湖浜駅」や「文化宮駅」など)から徒歩数分と、公共交通機関を使っても気軽に訪れることができます。ビルの周りは道路も整備されており、タクシーの乗降やバス利用も便利。特に初めての旅行者や家族連れには安心の立地です。

市内の主要ホテルからも近いので、朝食後にそのまま立ち寄ったり、夕方のショッピングや夜景鑑賞にもぴったり。周囲にはカフェやベーカリー、ちょっとした休憩スポットも多いので、観光の拠点に最適です。

周辺の雰囲気

吉祥大廈の周辺は、都会の賑わいと緑の多い落ち着いた雰囲気が融合したエリアです。通りを一本入ると歴史ある洋館やカジュアルなカフェ、オシャレなショップが並び、若者から年配の観光客まで幅広い層が楽しめます。

繁華街としての顔もあり、昼間はショッピング客で賑わい、夕方以降は仕事帰りの地元の人々や観光客で一層活気づきます。ビルの周りの広場には噴水やベンチが配置され、休憩や待ち合わせにも便利。大道芸や小規模なアートイベントが常時開かれていることも。

また、少し足を伸ばせばローカルな朝市や夜市など、地元ならではの雰囲気も感じることができます。吉祥大廈を拠点に、厦門の「都市の顔」と「ローカルの魅力」のどちらも体験できるのがポイントです。


3. 見どころ

近未来的な建築デザイン

吉祥大廈の一番の見どころは何と言ってもその建築デザイン。高層ビルならではのスリムなフォルムに、曲線を生かしたファサードは、どこか未来都市を思わせます。ガラスと金属を巧みに組み合わせた外観は、時間帯によって表情を変え、特に夕暮れ時に柔らかいオレンジ色に染まる様子はとても美しいです。

横から見ると、上部が少しねじれたような独特な形状をしているのが特徴で、建築好きの方ならきっと興味津々。夜にはLEDライトによるイルミネーションが施され、特別なイベント時にはテーマカラーでのライトアップも。遠くから見てもすぐに分かるランドマークになっています。

ビルのロビーや共用部分にも、近未来感やアート要素がちりばめられていて、フォトスポットが満載。デジタルサイネージやインタラクティブな展示物、アートピースが至る所にあり、ただのビルを超えた体験型の「都市のオアシス」です。

展望スポット—厦門を一望

高層ビルの最上階近くには、展望ラウンジやカフェがあり、そこからの厦門市内の眺望はまさに圧巻!晴れた日なら対岸の台湾海峡までくっきり見渡すことができ、夜景もキラキラと輝いています。写真好きなら絶対に見逃せません。

360度のパノラマビューポイントも設けられていて、厦門のシンボル「鼓浪嶼」や美麗島ホテルなども一望できます。日中はもちろん、夕暮れ時から夜にかけてのグラデーションが美しい時間帯もおすすめです。ガラス張りの窓から広がる景色をバックに、インスタ映え確実の一枚を狙いましょう。

展望スペースでは望遠鏡を使ったり、館内に設置されたミニ博物館で厦門の歴史パネルを見たりと、ただ眺めるだけでなく学びの要素もあります。混雑を避けるなら、午前中や平日が狙い目です。

ショッピングとグルメの楽しみ

ビルの低層階から中層階には、人気ブランドのセレクトショップから地元ならではの食材を扱う専門店、さらにはオリジナル雑貨店まで多種多様なお店が入っています。旅の途中でショッピング欲がうずく人にもぴったりの場所です!

特に、地元福建省の特産品や工芸品を扱うショップが人気で、お土産選びにも困りません。グルメスポットも充実していて、広東料理や台湾料理など中華料理を堪能できるレストラン、中華スイーツ専門店、カジュアルなカフェもずらり。

さらに注目は多国籍グルメや地元でしか食べられない創作フュージョン料理まで。おしゃれなオープンテラス席から、ローカルっぽい屋台テイストのフードコートまでバリエーション豊か。胃袋も満足間違いなしのグルメ体験が待っています。

イベント・文化体験

吉祥大廈では季節ごとに様々なイベントや文化体験が開催されています。中国伝統の節句や祝日には、ロビーで獅子舞や楽器演奏のパフォーマンスがあったり、アート展とコラボした期間限定展示が催されたりします。中国文化を身近に感じられるチャンスです。

旅行者向けのワークショップも人気です。例えば、書道や切り絵、中国茶のテイスティング会など、どれも気軽に参加できて、体験型のお土産作りにもぴったり。旅の思い出に、自分だけの作品を持ち帰ることができます。

ベビー向けのプレイルームや、学生向けの夏休みプログラムなど家族連れや子どもたちも楽しめる内容になっているのも吉祥大廈の魅力。雨の日や暑い日でも室内でたっぷり楽しめるので、旅の行先リストには是非加えてみてください。


4. 周辺のおすすめスポット

有名な観光地との距離感

吉祥大廈は市の中心地に位置するため、有名観光地とのアクセスが抜群です。例えば、世界遺産に登録された鼓浪嶼(グーランユー)まではフェリーターミナルまでタクシーで10分ほど。鼓浪嶼の異国情緒漂う街並みや有名なピアノ博物館、洋館群が気軽に楽しめます。

また、厦門大学や南普陀寺といった伝統と学問の香りがするスポットも近く、市バスやタクシーで20分以内の距離。時短旅行派にも長期滞在派にも嬉しい立地です。

近くには湖里山炮台や厦門博物館など、歴史に触れられる施設も点在。少し時間が空いた時にふらっと立ち寄ることもできます。吉祥大廈を拠点にすれば、まさに「厦門の見どころオールインワン」な旅が叶います。

カフェやローカルレストラン

周辺には個性的なカフェやローカルレストランがたくさんあるのもポイント。高級ホテルのラウンジから、地元の若者に人気のカフェ、おしゃれなベーカリー、夜遅くまで営業しているダイナーなど、選び放題です。

福建省名物の「沙茶麺」や「花生湯」などローカルグルメのお店も多く、地元の食文化体験が気軽にできます。朝はベーカリーで焼きたてパンを、昼はローカル食堂でランチ、午後はおしゃれカフェでのんびり…と、様々なスタイルで食を楽しめます。

また、夜はライトアップされた街並みを眺めながら屋台グルメや路地裏レストランでほろ酔いも。旅好き・グルメ好きにはたまらないスポットが勢ぞろいしています。

散策が楽しいエリア紹介

吉祥大廈のすぐ近くには、歩いて楽しい雰囲気のいいエリアがあります。例えば、古い街並みと新しさが同居する中山路(ジョンシャンルー)は、ショッピングや食べ歩き好きにぴったり。夜市も開かれており、現地の生活が垣間見える場所です。

少し足を伸ばせば、緑豊かな「廈門園林植物園」や、運河沿いの遊歩道など、自然散策にもうってつけ。日常の賑やかさから一歩離れて、のんびりと南国ムードを満喫できます。

さらに、地元アーティストの作品が並ぶ小さなギャラリーや、アンティークショップが点在しているストリートも。ぶらぶら歩きながら、自分だけのお気に入りスポットを発見してみてはいかがでしょうか。


5. 旅のヒントと楽しみ方

おすすめの過ごし方モデルプラン

朝はホテルでのんびり朝食を済ませたら、吉祥大廈へ向かいましょう。まずは1階のショップやカフェを散策し、地元のおしゃれな雑貨や名物スイーツをチェック。少し早めのランチは館内の人気レストランで福建風の点心や中華を味わうのがおすすめです。

お昼過ぎは高層階の展望ラウンジへ。厦門市内や海を一望しながら、ゆったりした時間を過ごしましょう。午後は吉祥大廈内や周辺エリアのワークショップイベントやアート展示を楽しむのも素敵です。気になるお土産はここでまとめて購入できます。

その後は中山路商店街や近隣のカフェを巡りつつ、夕方から夜にかけては、再び吉祥大廈でライトアップされた夜景を鑑賞。最後は夜市や地元のバーで旅の締めくくりを楽しめば、充実の一日が完成です。

便利な交通手段

厦門の交通はとても便利。市内移動には地下鉄やバスが網の目のように走っているほか、タクシーや配車アプリが充実していて迷うことはありません。吉祥大廈の最寄り地下鉄駅は徒歩3〜5分程度で、主要観光地への乗り換えもスムーズです。

日本語対応の路線図や案内アプリも増えてきているので、旅が初めてでも訪れやすい環境です。厦門空港や高速鉄道の厦門駅から吉祥大廈までも移動が簡単で、荷物が多くても安心。

また、自転車シェアリング(モバイクなど)や観光用の電動キックボードも街中で利用可能。気軽に移動しながら街並みを身近に感じてみるのもおすすめです。

地元の人との交流ポイント

吉祥大廈内や周辺には、地元の人々が集うカフェや読書スペース、ワークショップ会場など、旅行者でも気軽に参加できる交流の場がたくさんあります。店員さんにおすすめのグルメや観光地を聞いてみると、思いがけないローカル情報が手に入るかもしれません。

また、時折開かれる地元向けのアート展やマルシェ、音楽イベントに参加すれば、厦門の人々と一緒に楽しい時間を過ごせます。言葉に不安があっても、スマホの翻訳アプリなどを活用すれば大丈夫。フレンドリーな人が多いので、ちょっとした会話から交流が広がります。

もし中国語に自信があれば「你好!(ニイハオ)」と挨拶してみてください。日本の話をすると喜んでくれる人も多いので、旅の醍醐味である現地コミュニケーションをぜひ楽しんでくださいね。


6. おみやげ&旅の思い出

吉祥大廈で買えるトップみやげ

吉祥大廈では、厦門や福建省らしいお土産が勢揃いしています。まず鉄板なのが「福建ウーロン茶」。おしゃれな缶入りやギフトボックスも豊富で、日本への手土産にぴったりです。ほかにも、お菓子やドライフルーツといったグルメ系も高品質で人気。

アート系のお土産も豊富で、厦門出身の若手アーティストによるポストカードやイラスト、雑貨なども揃います。旅の記念に自分用として購入するのもおすすめ。伝統工芸品のミニチュア置物や、かわいらしいチャイナドレス小物なんかも好評です。

また、吉祥大廈オリジナルグッズや限定アイテムも見逃せません。館内のショップではここでしか手に入らない限定パッケージのお茶セットや、オリジナルロゴ入りグッズが並んでいます。記念やお友達へのギフトにもぜひどうぞ。

思い出に残るフォトスポット

吉祥大廈内外には、写真映え間違いなしのスポットがたくさん!まず1階ロビーの豪華な吹き抜けやシャンデリア前は王道の記念撮影ポイント。建物の外観はどの角度から撮っても迫力満点なので、屋外からビル全体をバックに撮るのもおすすめです。

高層階の展望エリアはガラス越しに厦門市街や海を一望でき、特に夕暮れや夜景タイムはロマンティックムード満載。カップルでの旅行写真や家族ショットがとっても映えます。

また、館内に展示されているモダンアートや季節ごとのデコレーション、デジタルインタラクティブな展示物もフォトスポットとして人気です。SNS用に色々な表情で撮影を楽しんでみてください。

SNS映え間違いなしの場所

流行りのインスタ映えを狙うなら、やっぱり吉祥大廈の建築や展望台は外せないポイント。さらに、照明やアートオブジェを使ったクリエイティブな写真も大人気。夜になるとネオンサインやLEDイルミネーションが点灯し、一気に雰囲気が変わります。

展望カフェで美味しいデザートと厦門の景色を組み合わせて「#厦門絶景カフェ」なんてタグもおすすめ。建物全体を使ったプロジェクションマッピングイベントもたまに開催されていて、幻想的な写真が撮れます。

また、周辺エリアのストリートアートやローカル市場の賑わい風景、異国情緒あふれる鼓浪嶼方面を入れたショットも人気。旅の思い出をSNSでシェアすれば、きっと「ここに行きたい!」と反響を呼ぶはず。


終わりに

厦門・吉祥大廈は、近未来デザインと伝統文化が調和した、まさに“厦門らしさ”が感じられるスポットです。展望台やショッピング、グルメ、イベント…ひとつのビルにこれだけの楽しみが詰まっている場所は中国でもなかなかありません。さらに、便利なアクセスや周辺観光地への行きやすさも大きな魅力。

旅行者一人ひとりのスタイルで自由に過ごせる吉祥大廈は、厦門の楽しみ方を何倍にも広げてくれます。あなたもぜひ、自分らしい「厦門・吉祥大廈」体験を楽しんで、素敵な旅の思い出を作ってください!

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