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   田子坊(ティエンズファン) (田子坊)

上海で観光といえば外灘や豫園がまず頭に浮かびますが、実はローカルでちょっとディープな魅力を楽しめる場所がたくさんあります。その代表的なスポットが「田子坊(ティエンズーファン)」です。ここは、地元上海っ子も、世界各国の旅行者も、アート好きも、カフェ巡り派も、みんなに愛される小さな路地裏ワンダーランド。昔ながらの雰囲気と今っぽさが融合し、上海の日常とクリエイティブなエネルギーがギュッと詰まっています。

今回はそんな田子坊の魅力をたっぷりご紹介します。歴史は?アクセス方法は?どんな雰囲気?どんな楽しみ方ができるの?フォトスポットは?グルメは?ショッピングは?モデルコースもあわせて、田子坊を丸ごと楽しめる情報を惜しみなくお届けします!

目次

1. 田子坊ってどんな場所?

田子坊の歴史をひもとく

田子坊は、元々「泰康路(タイカンロード)」という小さな道路沿いにあった古い住宅地でした。昔は上海の一般的な住居「石庫門(シークーメン)」がギュッと並んだエリアで、ごくごく普通の庶民の暮らしが営まれていました。でも、1998年ごろ、先進的なアーティストたちが「この古い街並みが面白い」と考え、アトリエやギャラリーにし始めたことが、町の大きな変化のきっかけ。やがてカフェ、雑貨店、工房などがどんどん増えて、田子坊独自のクリエイティブな雰囲気が誕生したのです。

「田子坊」という独特な名前は、有名アーティスト・陳逸飛(チェン・イーフェイ)さんの提案だと言われています。「坊」とは中国語で昔の住宅街の一画を示す言葉。今や、この名前自体がアートやデザインの象徴に成長し、田子坊は上海中でも「オシャレな街ランキング」上位の大定番となりました。

歴史ある路地裏が再生し、アートの息吹とともに生まれ変わった田子坊。その魅力は、単なる昔の再現ではありません。そこで今も息づくのは、「古いのに新しい」、「懐かしいのにワクワクする」不思議なミックス感。歴史の面影を活かしつつ、現代アートやデザイン、地元の活気が毎日アップデートされています。

ローカルとアーティストの融合

田子坊がおもしろいのは、単に観光客向けの「オシャレな街」ではなく、実際に上海っ子が今も暮らしていること。朝、路地に洗濯物を干している住民がいれば、すぐそばのギャラリーでは最新の現代アート展。ローカルな生活とアート、観光、商業のエネルギーが混ざり合い、ここだけの「普通じゃない日常」が流れています。

この空間には、長年住むご年配の方と、若いクリエイターが当たり前のように共存。小さなアトリエやハンドメイドショップの扉を開ければ、作家本人とおしゃべりできることも珍しくありません。壁に描かれたアート作品やサイン、イベントのフライヤーなどが通りを彩り、一つひとつの店が「自分だけの小さな世界」を作り出しています。

そんな中でも、田子坊の本質は「日常の中にある非日常」。アーティストやお店の人と自然に交流できたり、地元の人と混じって食事や買い物をしたりできるのも魅力。観光スポットとローカルライフの「絶妙ミックス感」は、他の観光地ではなかなか味わえない田子坊ならではの世界です。

上海中心部でのアクセス方法

田子坊は、上海市の人気観光エリア「淮海中路(ワイハイチュンルー)」のすぐ近く。市中心部からのアクセスが抜群で、初めての上海旅行でも迷わず行ける人気スポットです。

地下鉄で行く場合は「地下鉄9号線・打浦橋(ダー・プーチャオ)駅1号出口」が最寄り。そこから徒歩3分ほどで田子坊の入口に到着します。上海中心地・人民広場からも地下鉄直通で約10分ほど、タクシーでも10〜15分程度で行けるのでかなり手軽。市バスを使う場合や、近郊ホテルからタクシーでぐるっと回るのもおすすめです。

周辺には、交通量の多い通りや大型ショッピングセンターもあるので、観光や買い物、グルメ巡りのついでにサクッと立ち寄ることができます。徒歩圏内には淮海路の高級ブランド街や、公園、昔ながらの市場もあるので、田子坊単体だけでなく、街歩き全体のアクセントとしてもぴったり。旅行初心者でも安心のアクセスです。

2. 街歩きが楽しい雰囲気

独特な路地裏の世界

田子坊の最大の魅力は、なんといっても「細くてちょっと迷路っぽい路地裏」。その一歩先に何があるのか分からないワクワク感がたまりません。急に細い小道が現れたり、突き当たりに小さなカフェが隠れていたり、冒険心をくすぐられます。中には「これ、本当に入っていいの?」と思うほどローカルな道も。でも大丈夫!どこの道も気軽に歩いてOKです。

このエリアは、石庫門式の古い建物がジグザグに並び、所々でレンガ造りの外壁、アーチ型の玄関、昔の装飾や木製の窓枠などが残っています。レトロな雰囲気が漂う一方で、「突然現れる謎の壁画」や、「ポップな看板」、「カラフルな飾り付け」もたくさん。まるで大きなアートギャラリーの中を自由に歩いているような気分です。

路地を曲がるたびにまったく雰囲気が変わり、レトロな温もりと同時に今っぽいエネルギーが感じられます。友達と一緒なら「次はどっちに進む?」と相談しながら、ひとり旅なら地図も持たずにフラフラと、自由気ままに探検するのが最高。田子坊の街歩きは、まさに「大人の自由研究」です。

レトロとモダンのミックス

田子坊の街並みを歩いて感じるのは「昔と今」の絶妙なハーモニー。例えば、100年前のレンガ造りの住宅のすぐそばに、最新インテリアで彩られたカフェやアートスタジオがあったりします。「あれ?この場所は昭和の上海?それとも21世紀のトレンド発信地?」なんて不思議な感覚になることでしょう。

古いレンガ塀にはカスレた漢字の看板がかかっていたり、ノスタルジックなアイアンの窓枠からは子どもの声や音楽が漏れてきたり。一方、その足元には斬新で洗練されたショップやギャラリー、インスタ映え必至のお洒落カフェなど、新しい要素が今どきのセンスで溶けこんでいます。田子坊の魅力は「どっちか」じゃなく「両方が共存」してる点です。

このミックス感は、実は世界中の観光都市でもなかなか味わえません。特に、雑貨や小物、ファッションなどに興味のある方には、「上海デザインの今」を体感できるライブな現場。昔を感じる旅も、今を切り取る旅も、一度に楽しめてしまう田子坊。家へ帰った後も、写真を見るたびによみがえる印象的な体験になるはずです。

フォトスポット満載の小道

田子坊のもう一つの「名物」といえば、個性派ぞろいのフォトスポット。路地裏のどこもかしこも、思わずシャッターを切りたくなる場所ばかりです。壁一面に描かれたアートなグラフィティ、カラフルに飾られたドア、小さな看板やユニークな彫刻、隠れカフェのエントランスなど、インスタグラムやSNSで話題になるのも納得です。

特に人気のスポットは、レンガ造りの壁とレトロなランタンが並ぶ路地、田子坊ロゴの前で記念撮影する旅行者が絶えない定番の場所、大きな絵が描かれた壁や、季節ごとのポップアップ装飾。いずれも、普段の自分とは少し違う気分で写真を撮れる特別な空間です。

また、昼と夜では表情がガラッと変わるのも田子坊の面白いところ。昼はカラフルで明るく、夜はライトアップされて幻想的に。カップルでロマンチックに、友達同士で賑やかに、ひとり旅でアーティスティックに…写真好きなら何度でも楽しめるスポットなので、カメラやスマホを片手に、とことん歩き回ってみてください!

3. 見どころ

アートギャラリーや工房めぐり

田子坊はアートの発信地として有名。大小さまざまなアートギャラリーや、実際に作家が作業する小さな工房がたくさん点在しています。「ギャラリー=敷居が高い」イメージがあるかもしれませんが、田子坊のアート施設はとてもカジュアルで身近。ふらりと立ち寄って、気になる作品をじっくり眺めたり、作家本人とおしゃべりできることも多いのです。

特に多いのは、現代アートや写真アート、雑貨アート系のギャラリー。上海の若いアーティストが直接運営していることも多く、その場でクリエイティブな制作風景を見られることも。展示作品は時期によって入れ替わるので、何度行っても新しい出合いが期待できます。芸術好きなら一つひとつじっくり巡って、自分のお気に入りのアーティストを見つけ出すのも楽しいですよ。

また、手作りガラスや陶芸、レザー加工、刺繍アートなど、実演を見られる工房も必見。「あなただけのオリジナル体験」として、簡単なアート制作ワークショップに参加できる店も増えています。世界に一つだけのアート作品を上海の思い出に持ち帰るのも、田子坊で味わえる特別な体験です。

伝統的な上海の石庫門建築

田子坊の路地を歩いていると、すぐに目に飛び込んでくるのが「石庫門(シークーメン)」と呼ばれる伝統的な上海住宅。このスタイルは、20世紀初頭から上海市内に広まり、レンガと木造が絶妙に組み合わさった、どこか西洋ぽいけど中国らしい豪華さもある建築です。

石庫門建築の独特なアーチや装飾は、外から見ても美しいだけでなく、隠れ家的な小さな中庭や、多層構造のつくりなど、内部もとても凝っています。一見、古びた住宅のようですが、中は意外にお洒落なショップやカフェ、工房などにリノベーションされていて、新旧のミックス感を楽しめます。

ぜひ注目してほしいのは、建物の細かな彫刻や、昔の住民の生活を感じさせるディテール。上海の「今」と「昔」が一体化した空間は、ほかの観光地では味わえない田子坊独特の情緒です。建築好き、歴史好きの方なら絶対見逃せません!

センス抜群のカフェ&ショップ

田子坊といえばカフェや雑貨屋の数がとにかく豊富。上海には星の数ほどのカフェがありますが、田子坊のカフェはとびきり個性的なものばかり。店ごとにコンセプトが異なり、レトロなインテリア、ポップな装飾、アーティスティックな空間など、どれも「ここでしか味わえない体験」ができます。

カフェ以外にも、洋服屋さん、アクセサリーショップ、書店、古道具屋など、小さな店が路地裏にギュギュッと集まっています。特に雑貨や文房具、手作りアクセなど、「田子坊限定」のオリジナルアイテムが多いのがポイント。ショッピング好きは一軒一軒ゆっくり覗き込むのが吉!

ちょっと休憩したい時には、窓辺席のあるカフェやテイクアウトのスイーツ店もおすすめ。おしゃれな空間で地元の若者や観光客と混ざった「上海の今」を感じるのは、田子坊ならではの贅沢です。

芸術関連イベントやライブパフォーマンス

田子坊では定期的に、アートイベントやワークショップ、ライブパフォーマンスなどが開催されています。音楽やダンス、演劇、絵画、写真展、新作発表会など内容はバラエティ豊か。タイミングが合えば、ちょっとしたお祭り気分や地元カルチャーにリアルに触れることができます。

イベント情報は、田子坊の公式SNSや現地のポスター、カフェやギャラリー店頭でチェック。特に週末や祝日は、ストリートライブやパフォーマンスを見かけることが多いです。「たまたま通りかかったら面白いことやってた!」というラッキー体験も田子坊ならよくあること。

また、クラフトのワークショップに参加して、陶芸やペイント体験をしてみるのもおすすめ。「旅の思い出+実際に手を動かす贅沢」は格別。言葉の壁に不安がある方でも、スタッフが丁寧にサポートしてくれるので気軽にチャレンジできます。滞在中にイベントがあるかぜひ探してみてください。

4. グルメも楽しもう

上海小吃が味わえるレストラン

田子坊の路地裏には、レトロで気取らないレストランからおしゃれな創作中華レストランまで、いろいろな飲食店が並んでいます。旅の楽しみの一つ「おいしい上海小吃(シャオチー)」を、ここでぜひ味わってみましょう!

特におすすめは、小龍包(ショウロンポウ)や焼売(シュウマイ)、生煎包(シェンジェンバオ)など、上海伝統の点心やおかず系スナックを出す店。庶民的な食堂では、現地の家族連れやサラリーマンも多く、「地元の味」との出会いが楽しめます。英語や日本語メニューを用意しているお店も増えているので、気軽に注文できますよ。

また、一品料理を少しずつシェアしながら味わえるのも上海流。例えば、「紅焼肉(ホンシャオロウ/豚の角煮)」や「青菜炒め」、季節のスープなど、上海ならではの甘辛い味付けや、素材の旨みが感じられるメニューが豊富です。迷ったときは、店員さんに「おすすめは?」と聞いてみるのも旅の醍醐味です。

おしゃれなカフェとスイーツ

田子坊には、インスタ映え必至のおしゃれカフェやスイーツショップもずらり。コーヒー好き、甘いもの好きには天国のような街です。店ごとに雰囲気がまったく異なるため、「今日はどのカフェに入ろうか」と迷うのもまた楽しい!

特に人気なのは、上海風のデザートや中国茶が味わえるカフェ。手作りケーキや季節限定のパフェを提供するお店、レトロな家具やかわいい雑貨に囲まれた癒やしカフェもあります。ドリンクはコーヒーやラテ以外に、中国茶やフルーツジュースを揃えているところも多いので、いろいろ試してみたくなりますね。

休憩タイムにおすすめなのが、窓際の席で路地を眺めながらほっと一息つくこと。テラス席でのんびり過ごすのも気持ちいいですよ。地元ならではのパティスリーで気軽にテイクアウトして、街歩きしながら食べるのも田子坊流の楽しみ方です。

地元の人にも人気のバー

おしゃれな街というとカフェやランチのイメージが強いですが、田子坊は実は夜も楽しいエリア。地元の若者や大人たちにも人気のバーや、音楽を楽しめるパブが点在しています。

ビールやカクテル、ワインを気軽に楽しめるバーは、路地裏の小さな空間や、テラス席を設けた店舗が多め。上海のナイトカルチャーを体験したい方にはピッタリです。日本では見かけない中国産クラフトビールや、上海特産のカクテルなど、ここでしか味わえないお酒とおつまみの組み合わせも豊富。

時には、アートギャラリーとバーが一体化したユニークな店や、ライブミュージックが聴けるパブもあり、夜遅くまでにぎわっています。地元の常連さんや世界各国の旅行者と、カジュアルに交流できる雰囲気が田子坊の魅力。夕方からちょっと大人な上海時間を楽しみたい方はぜひ足を運んでみてください。

5. ショッピングの楽しみ

オリジナル雑貨ショップ

田子坊といえば、オリジナリティあふれる雑貨ショップが大人気。ものづくり好きやセンスの良いお土産を探している方にはまさに天国。路地裏の小さなお店に入れば、そこはまるで魔法の宝箱のよう。店主が手作りした小物や、上海の若手デザイナーによる限定アイテムなど「ここでしか買えない一品」が見つかること間違いなしです。

ショップの種類もバラエティ豊かで、アート雑貨や紙モノ、手作りアクセサリー、陶芸作品、ぬいぐるみ、レトロな雑誌やポスターなど、ジャンルは実に様々。店ごとにテーマやカラーが違うので、あちこち巡るのが楽しい!商品のほとんどが少量生産や一点物なので、「他の人とかぶらない」プレゼントやお土産探しにも最適です。

店主やデザイナーと話せることも多いので、アイテムの制作秘話を聞いたり、自分だけのオーダー雑貨を注文してみるのもおすすめ。「この雑貨、どこで買ったの?」と日本に帰ってから注目されること間違いなしです。

アートグッズやアクセサリー

田子坊では、ここ発のオリジナルアートグッズやオシャレなアクセサリーも豊富に揃っています。現役アーティストによる手作りブローチ、独特なデザインのピアスやネックレス、一点もののバッグなど、「ここでしか手に入らない」オリジナル作品が勢ぞろい。

特に、中国や上海の伝統モチーフ(パンダ、龍、上海の街並み)の現代風アレンジグッズは、外国人観光客にも大人気。普段使いできるかわいいボールペンやノート、アートなポストカードもチェックしておきたいアイテムです。

もしアーティスト本人が店頭にいれば、制作秘話やおすすめオーダーの相談をしてみてください。ちょっとした中国語や英語でも気軽に対応してくれる店舗が多いので、言葉の壁を気にしすぎずチャレンジを。きっと心に残る思い出になります。

お土産におすすめの一品

「上海ならではのお土産を買って帰りたい!」という方に、田子坊で見つけるべきモノはたくさんあります。たとえば、上海の伝統を現代的にデザインした陶器や茶器、中国モチーフの雑貨、地元アーティスト作のアクセサリーなど、どれもセンス抜群で日本で使っても映える品ばかり。

女子旅ならみんなでお揃いのピアスや小物を選んでみたり、家族や友達には田子坊限定のアート雑貨、オリジナルコースター、ポストカードがおすすめ。パッケージや包装もおしゃれなので、「もらった瞬間に気分が上がる」プレゼントになること間違いなしです。

また、「食べ物系のお土産を買いたい!」という方には、現地の紅茶や中国茶、オシャレなパッケージのスイーツなども人気。田子坊でなら、他の観光地では手に入らない、クリエイティブなお土産がきっと見つかります。

6. おすすめのモデルコース

午前はアート巡り&ランチ

田子坊を1日たっぷり楽しみたいなら、午前中は「アート巡り」からスタートがおすすめです。朝の田子坊はまだ人通りも少なめで、落ち着いた空気が流れています。まずは気になっていたギャラリーや工房を何軒かまわって、上海アートの今を感じてみましょう。途中でアーティストや店主に話しかけてみるのも、朝ならではの贅沢。

一回りしたあとは、田子坊名物の細道を歩いて、フォトスポット探し。人が少ない朝なら、静かな路地裏や素敵なカフェ前で思い思いの写真を撮れます。旅の記録にもSNSにも映える一枚が狙えますよ。

昼には、お目当ての小吃レストランで本場の上海グルメを堪能しましょう。小龍包やワンタン、点心をつまみながら、ローカルのワイワイしたムードに浸るのも田子坊ならではの体験です。

午後はショッピング&カフェ休憩

お腹がいっぱいになったら、午後はじっくりショッピングタイム。田子坊の小さなショップや工房をひとつひとつ覗いて、あなただけのお土産やお気に入りの雑貨を見つけてください。ハンドメイド作品やアートグッズなど、見ているだけでもワクワクします。

ショッピングに夢中になったら、ちょっとカフェで一休みするのもおすすめ。陽当たりのいいテラス席や、独特なインテリアの店でまったりした時間を過ごしましょう。地元のケーキや中国茶を味わいながら、ゆっくり流れる午後の田子坊を満喫できます。

時間に余裕があれば、途中で開催されているワークショップに飛び入り参加して、ものづくり体験にチャレンジするのもおすすめです。思い出の「自作アイテム」が増えれば、旅の楽しさもひとしおです。

夕方から夜はローカルバーで一息

田子坊の一日は、日が暮れてからが本番!夕方になると路地裏に灯りがともり、昼間と違ったロマンチックな雰囲気に。お店の看板や壁の落書き、ランタンなどがライトアップされて、幻想的な夜の田子坊が始まります。

夜はぜひ、地元で人気のバーやパブに足を運んでみてください。クラフトビールやカクテルを味わいながら、音楽やライブパフォーマンス、地元っ子たちのおしゃべりや、旅人同士の交流も楽しめます。観光客だけでなく、上海の若者や常連さんに混ざって、ちょっと大人の夜を満喫できますよ。

夜遅くまで開いているお店も多いので、「飲み足りない、話し足りない」方は、いくつかバーをはしごしても楽しいです。田子坊の夜景を見ながら、非日常へ迷い込んだ特別な上海の思い出を、ぜひ体験してみてください。

まとめ

いかがでしたか?上海の田子坊は、レトロとモダン、アートと生活、観光客とローカルのエネルギーが絶妙に交差する、本当に特別な空間です。迷路のような路地を歩けば、昔の上海の香りと今のクリエイティビティが入り混じって、どんなスタイルの旅人もきっと満足できる場所。グルメやショッピングも、普通の観光地とはひと味もふた味も違う「ここだけの楽しみ」がいっぱいです。

アクセスしやすく、初めての上海旅行でもふらりと立ち寄れる田子坊。友達とわいわい、おひとりでじっくり、家族でのんびり、どんな形でも心に残る旅になること間違いなしです。ぜひ、あなたの次の上海旅のプランに田子坊を組み込んで、特別な一日を過ごしてみてください。楽しい発見と出会いが、きっと待っていますよ!

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